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会社員、夢を追う の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2024/07/24
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神井航樹 隆星大学経済学部。就職のため、単位が足りていたにも関わらず、教授に頼んで留年する。紙の専門商社の株式会社銀栄紙商事に就職し、仕入部第三課に配属。星崎製紙担当。 菅原 株式会社銀栄紙商事の人事部。 原健人 ハラケン→パラちゃん。航樹とは千葉の県立高校時代からの友人。「第二すずかけそう」二〇一号室の住人。 安達由紀彦 ダッチ。航樹とは千葉の県立高校時代からの友人。新宿の編集プロダクションで働いている。 坂巻蓮 航樹とは千葉の県立高校時代からの友人。 国枝 仕入部。係長に昇進。 青野 航樹と同期入社。銀縁メガネをかけた、おかっぱ頭。係数室に配属。 由里南 航樹と同期入社。仕入部第三課、星崎製紙担当。 野尻 航樹と同期入社。父親が銀栄の取引先の会社にいる関係でコネで入社。仕入部。太陽製紙担当。 緒方 航樹と同期入社。業務部に配属。 樋渡恭平 航樹と同期入社。仕入部の帝国製紙担当。 上水流 仕入部第三課で航樹の先輩社員。 長谷川 仕入部第三課課長。副部長兼務。陰で“ヘイゾウ”と呼ばれている。 小沢 卸商営業部。三十代。オールバック。 結城 星崎製紙モニター室のリーダー。 春山 卸商営業部。一番のベテラン女性。 大石 仕入部部長。 根来 卸商営業部部長。 黒川 印刷営業部部長。 堂島 出版営業部部長。 馬場 勝どき倉庫。 清家 出版営業部、出版第一課。課長に昇進。 間宮 総合紙通商仕入部。 室町 銀栄紙商事仕入部第二課の謎の人物。係長。社内では教授と呼ばれている。 恩田 星崎製紙モニター室。 星野 星崎製紙モニター室。 東山 星崎製紙営業部、スターエイジ担当。 赤松 星崎製紙業務部。中堅社員。 藤岡 星崎製紙業務部。ベテラン。 志村 卸商営業部。 鬼越薫 株式会社鬼越商店取締役仕入部長。 宇田川 同業代理店、亀福商会のベテラン仕入担当者。 梨木文恵 航樹が中学時代同じクラスだった初恋の人。 板東 星崎製紙営業部。 大友 元学級委員長。 ユッコ おしゃべり好きな子。 高岡君恵 出版営業部。 武藤大介 冬風新社総務部長。 吉澤 冬風新社営業部部長。 坂口 冬風新社営業部。 山本 冬風新社営業部。

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2024/05/21

満足度の高いお仕事小説。 紙卸の会社が舞台なので専門用語も登場するが それを理解していくことも主人公とともに 自分も成長していってる感じがする。 新入社員や本好きにおすすめしたいお仕事小説。

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2024/02/29

02月-15。3.0点。 バブル期、出版業界に入れず紙の商社に入社した主人公の物語。 読みやすい。単なる成長物語ではなく、苦悩しながら進んでいく同僚や友人たちとのお話し。

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2023/10/29
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途中で積読状態になりながらも、ようやく読了! 読み応えありました〜 就活では志望する出版社に入れなかったが、本は紙でできているということを胸に、紙の代理店で奮闘する昭和の新卒(〜3年目)男子のお話がメイン。 本が好きな主人公、銀座という土地、メーカーや種類によって違う紙の細かな特徴、同僚や上司、取引先との付き合い、男友達の近況、忘れられない初恋の相手… 色々な要素が詰め込まれていて、読んでいる途中は追うのが大変でしたが、最後は納得いく形で綺麗にまとまっていて、爽やかな読了感でした! 最後の方で、書店員さんからもらった名刺がスターエイジだったシーンがお気に入りです。

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2023/10/07

いやぁ大作でした。読み応えあるのはいい事、3日でした、でも改めてプロフィール読むと 自伝だな〜と、出版社ではなく紙の商社と聞きなれない場所で、なるほど実際に勤めてたということですね、実際出て来る専門用語は覚えられませんがA 4 B4と身近にある言葉が出てるんだと、※が次の展開する...

いやぁ大作でした。読み応えあるのはいい事、3日でした、でも改めてプロフィール読むと 自伝だな〜と、出版社ではなく紙の商社と聞きなれない場所で、なるほど実際に勤めてたということですね、実際出て来る専門用語は覚えられませんがA 4 B4と身近にある言葉が出てるんだと、※が次の展開するので慣れたかなあと でも3年なんだね、入社して3か月で上水流さんやめてしまうとは 引き継ぎも何も6億円の仕事をするんだから。由里さんとも最後まで平行線、梨木さんはみに染みるな自分にもあったよ、いつ息子の話になると思いきや。

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2023/07/29
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1986年秋の就職活動の場面から始まる、昭和末期のお仕事小説。読んでいて色々力が入りました。 男女雇用機会均等法が出来たのが1985年。主人公が不本意ながらも滑り込んだ会社でも男女同数の新入社員が入る。希望に満ち溢れていたであろう主人公と同じ課に配属になった女性社員が一度も使ったことがない自分の名刺を虚ろに眺める姿に胸が塞がれる。 スマホどころか携帯電話もインターネットもない時代。世の中随分変わったけど、人は変わらず悩み、苦しみ、羽ばたいていた。

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2023/03/09

23.03.03~03.08 「本は紙でできている」当たり前のこと過ぎて、考えてもみなかった。 最近は、デジタルも多くなってきたけど、私は、やはり紙の本が好きだ。 あの、ページをめくる瞬間、紙の感触、におい。 本っていいよね、と改めて教えてくれた本。

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2022/12/19

久々の長編。でもすぐにストーリーに取り込まれあっという間に読了。 面白かった! 夢に現実の仕事に右往左往しながら奮闘する航樹が自分の人生と向き合おうとする姿に魅了されてしまった。 読書は断然紙派。 ページを巡って先に進む…読み終えまた意味なくパラパラと巡る…そんな作業が好きで積...

久々の長編。でもすぐにストーリーに取り込まれあっという間に読了。 面白かった! 夢に現実の仕事に右往左往しながら奮闘する航樹が自分の人生と向き合おうとする姿に魅了されてしまった。 読書は断然紙派。 ページを巡って先に進む…読み終えまた意味なくパラパラと巡る…そんな作業が好きで積読本や読了本に部屋の空間を占拠されながらもやっぱり紙派! でも紙派のもう一つの理由は紙なんです。 紙の勉強はしたことがないので詳しい事はわからないけれどパラパラと巡った時の紙の匂いが好きです。 金銭的にも手に取るのはいつも文庫。 出版社によって紙の厚みや色、匂い…なんなら文庫のサイズも違ったりする。 その紙によって印刷される文字の大きさやフォント、濃さ…全てがその紙や文字を最大限活かして本の内容の良さを引き出す為に無数の種類から選び抜かれこの組み合わせになっている。 紙にも文字にもちゃんと意味がある…そんな事を感じながらいつも本を読んでいる。 そんな事を感じたいから本は紙派! だから紙派の自分には「本は紙でできている」という言葉がしっくりくるし、なんだか嬉しくなる。 航樹の人生を追いながら紙業界の仕事を知れたのも楽しかった! そしてやはり本は紙!と再確認できた事、本に今迄以上に愛着が湧いた事、図書館で借りる事も多いけれどやはり出来るなら自身で購入したい…改めて本の魅力に取り憑かれた一冊だった。

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2022/11/16

初めてこの作者の作品を読んだが、とても面白く、厚めの本ですが、後半は一気に読めました。 入社から日が浅い会社員向けだと思いますが、ベテランが読んでも全然OKでした。

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2022/10/28
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紙はダメだ!と言われる事が多い時代ですが、やっぱり紙だよなーっていう気持ちが強くなりました。 昭和の時代で、今では想像もつかないような描写もたくさんありましたが、現代とは違う、昔の良さがたくさん溢れていたと思いました。 主人公が置かれた場所で精一杯頑張りながらも、自分の夢を諦めない姿に夢中になって読んでしまいました。 私は、最後にスッキリしたい派なので、ぼんやり終わってしまったのは残念でした、、、

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