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川端康成異相短篇集 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2022/07/13

「死体紹介人」が典型だが、明らかに変な話をつらつらと、当たり前のことのように語るので、そうなのかなと読んでる間は騙されるのだが、ふとしたはずみに正気に返って、呆れるような話が多い。迂生は川端氏のよい読者ではないけれど、何冊か読んだ長編の記憶を呼び起こすと、「古都」とかもそうだった...

「死体紹介人」が典型だが、明らかに変な話をつらつらと、当たり前のことのように語るので、そうなのかなと読んでる間は騙されるのだが、ふとしたはずみに正気に返って、呆れるような話が多い。迂生は川端氏のよい読者ではないけれど、何冊か読んだ長編の記憶を呼び起こすと、「古都」とかもそうだったかな。この不思議な感じは何なんだろうね。

Posted byブクログ

2022/06/07

現世界への通常の認識からはいくらかずれた「異相」。初期の掌篇『心中』をはじめ、小説十六篇、随筆三篇により、川端文学の特異な魅力を一望できる作品選。

Posted byブクログ