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経済の維新と殖産興業 の商品レビュー

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2022/07/04

序 章 二つの時代を生きた人々の殖産興業(鈴木 淳) 第I部 官業の担い手 第一章 武田昌次と明治初年の農政(上西晴也) 1 幕府の外交官塚原昌義と、明治の農政官僚武田昌次 2 幕臣塚原昌義の栄光と挫折 3 農政官僚武田昌次の「物産繁殖」 4 塚原昌義と武田昌次――「彼に失...

序 章 二つの時代を生きた人々の殖産興業(鈴木 淳) 第I部 官業の担い手 第一章 武田昌次と明治初年の農政(上西晴也) 1 幕府の外交官塚原昌義と、明治の農政官僚武田昌次 2 幕臣塚原昌義の栄光と挫折 3 農政官僚武田昌次の「物産繁殖」 4 塚原昌義と武田昌次――「彼に失するもここに得るあり」の人生 第二章 咸臨丸機関長肥田浜五郎の明治(鈴木 淳) 1 肥田浜五郎の生い立ちと伝記 2 幕府海軍での活躍 3 維新期の活動 4 横須賀造船所の回収 5 華族と皇室の財産形成 第三章 平岡通義と工部省――洋行経験なき長州藩出身者の官僚人生(柏原宏紀) 1 平岡通義と明治維新 2 長州藩士から工部省官僚へ 3 製作頭の任務と実態 4 営繕部門の統轄 5 平岡通義の一生から見えるもの 第四章 得能良介と印刷・金融行政の近代(小林延人) 1 幕末維新期の得能良介と印刷・金融行政 2 金融調整に関わる政策提言――明治七年一月~同一〇年一月紙幣頭時代 3 現業部門の統括――明治一〇年一月~明治一六年一二月紙幣局長および印刷局長時代 第II部 地域の近代をもたらした人々 第五章 三島億二郎と地域の近代化(佐藤大悟) 1 敗戦の後 2 戊辰戦争後の長岡藩 3 長岡の近代化を担って 4 北海道開拓へ 5 「人に交わること厚く」 第六章 飼育技術の改良からみる養蚕農民の近代――群馬県の養蚕家・松下政右衛門と井草太郎右衛門(土金師子) 1 明治期の養蚕業の課題 2 松下政右衛門の養蚕普及活動 3 井草太郎右衛門の蚕業普及活動 4 養蚕農民にとっての近代 第七章 報徳仕法と北海道「開拓」――大友亀太郎の御手作場経営をめぐって(満薗 勇) 1 大友亀太郎の事績をめぐって 2 亀太郎と報徳仕法 3 幕末の蝦夷地と「開拓」政策 4 幕末のイシカリと御手作場計画 5 イシカリ御手作場の実績と評価 6 亀太郎にとっての明治時代 第八章 杉浦誠の北海道開拓(谷川みらい) 1 箱館奉行になるまで 2 箱館奉行時代 3 開拓使時代 4 函館を去る 第III部 維新の経済制度を考えた人々 第九章 木下助之と経世済民(池田勇太) 1 木下助之とは何者か 2 就学と武芸 3 藩政期における経済活動 4 維新期の藩政改革 5 地租改正と士族授産 6 経世済民としての経済 第十章 「牧民官」籠手田安定と地租・市場経済――地租米納論の比較か(中西啓太) 1 地方官・地租・米価 2 明治九年の米納論――米価低落期 3 明治一三年の米納論――米価高騰時 4 地租米納論から見た「牧民官」 第十一章 五代友厚の事業展開と市場経済(崎島達矢) 1 五代友厚の明治維新 2 幕末洋行 3 金銀分析所の贋金回収と分析 4 製藍事業の理想と現実 5 大阪商法会議所と五代友厚 第十二章 明治一四年政変前夜における大隈重信の準備金回収政策――広業商会から横浜正金銀行へ(福田真人) 1 大隈重信の生涯と明治一四年の政変 2 経済政策における準備金 3 広業商会から横浜正金銀行へ 4 政治家としての大隈と大隈の経済政策論

Posted byブクログ