後宮の検屍女官(3) の商品レビュー
「親心」 自害していないが。 不運が重なってしまった結果だったとしても、大切に思っているからこそ死因を偽ることにしたのかもな。 「蝶々」 逃げ去った先には。 何故なのか知りたいのは当たり前だが、咎めるように聞くのでなく寄り添ってあげてたら違っただろうな。 「偽り」 違和感のあ...
「親心」 自害していないが。 不運が重なってしまった結果だったとしても、大切に思っているからこそ死因を偽ることにしたのかもな。 「蝶々」 逃げ去った先には。 何故なのか知りたいのは当たり前だが、咎めるように聞くのでなく寄り添ってあげてたら違っただろうな。 「偽り」 違和感のある発言。 容疑者から外れるためとはいえ、余計なことを口にしなければ少しぐらい見つかるのが遅かっただろうな
Posted by
おぉ!遂に!遂にタイトル回収された! あと本編とは関係ないけどこの巻の表紙イラスト凄く綺麗! という訳で検屍女官の3巻目です。 前巻読んでから少し間か空いていたので細かい所を覚えきれておらずちょこちょこ読み直しながら読んでたら時間がかかってしまいました。 今作は「親子」がキー...
おぉ!遂に!遂にタイトル回収された! あと本編とは関係ないけどこの巻の表紙イラスト凄く綺麗! という訳で検屍女官の3巻目です。 前巻読んでから少し間か空いていたので細かい所を覚えきれておらずちょこちょこ読み直しながら読んでたら時間がかかってしまいました。 今作は「親子」がキーポイントになっていたのだと思うのだけど、いつの時代も親子はなかなか難しいものなのだなぁと。 しかもこの時代、普通の親子関係だけではないのでその辺も含めて色々と大変なのだなぁと……ただ寵愛されるだけでも、ただ賢いだけでも、ただ愛するだけでも駄目という、女性はこれは相当に生きにくい世の中だったのだろうなと思わずにはいられない表現が多いんですよね。 才里のよく言う「後宮に入ったら女は終わり」という言葉だって、後宮に入ることの出来ない女性だって沢山いるわけで……とちょっと引っかかっちゃったりしたり。後宮以外は恐らくもっと苦しくて辛いよなぁ、でも後宮も辛いよなぁ、これは比べたらいけないのかもしれないけど。 そして事件も次から次に起こるし桃花の検屍術も徐々に披露の場が増えてくるという。 本当に検屍に関しては桃花は絶対に信頼がおける人物だなぁと思うしそりゃあ延明があぁなっちゃうのも頷けるというか。 そして食事のシーンが多いのも死の対極にあるからなのですかね? 食べることは生きることですもんね。 そんなこんなでやっと延明が自分の目標を桃花に語り、2人の目標が重なった(?)所で今まで以上にとんでもない事件が後宮を襲って次巻に続くという、もうね、引き方が完璧すぎる! 今まで張り巡らされていた伏線とかも全部次で分かるのかなーまさかあの辺の事件まで絡んでくると思わなくて割と驚いてるんですよ。 この話、本当に中華系話としても法医学ミステリーとしても面白すぎて困る。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3巻目読了。 今回もすごく楽しめました。 ミステリー部分が面白いのはもちろん、親子の愛について考えさせられましたね。 桃花と延明の関係も少しずつ進んできました。と、同時に桃花と亮の関係にも変化が見られます。今後が楽しみです。 最後にとんでもない爆弾が投下されて終わったのですが…4巻は今まで以上に波乱になりそう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今までの事件がそれぞれ絡み始めて…?? 帰蝶公主はツライ人生だったな…。生きている人間が一番アレだというお話でした。そして衝撃のラスト。皇后一派…、無事でいて!!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内容はとてもおもしろいし、2人がこれからどうなるかとても気になるけど、公主さまが死んでしまったりと、辛すぎる内容だった あんなに小さいのに… このシリーズ読むと、愛って大事だなとしみじみ思う
Posted by
シリーズ第3弾。 「親心」「蝶々」「偽り」の3篇。 後宮という煌びやかに見えて、超閉鎖空間では 女官から婢女(ハシタメ)まで噂と嫉妬と見栄が濃縮され 流れが悪くなった血液のごとくドロドロ。 それには最初から原因がり、黒幕がいるはず! と臭わせる描き方がドキドキ。 立て続けに事...
シリーズ第3弾。 「親心」「蝶々」「偽り」の3篇。 後宮という煌びやかに見えて、超閉鎖空間では 女官から婢女(ハシタメ)まで噂と嫉妬と見栄が濃縮され 流れが悪くなった血液のごとくドロドロ。 それには最初から原因がり、黒幕がいるはず! と臭わせる描き方がドキドキ。 立て続けに事件が起こるなか、桃花の協力で 延明は検屍の状況を記録し続け、それを書物にまとめ、 国中に広めることで冤罪を無くしたいのだと言う。 また、女であることに無力さを感じていた桃花に、 あなたは立派な後宮の検屍女官だと告げる。 二人が前に進もうと決意をしたと思っていたのに あの最後のページは何だ?? あの4行はどういうこと?? 恐ろしい予告です。
Posted by
#読了 この巻で公主たちが初登場、だよね?登場したかと思えば、あまりにもつらい悲劇が待ち受けていて辛い。子供がしんどい目にあわされるのはフィクションでもきっついね。 とはいえ、この物語の後宮は妃嬪同士の諍いや宦官の腐敗具合がすさまじいし、拷問や虐待の内容もえげつない。だからこそ、...
#読了 この巻で公主たちが初登場、だよね?登場したかと思えば、あまりにもつらい悲劇が待ち受けていて辛い。子供がしんどい目にあわされるのはフィクションでもきっついね。 とはいえ、この物語の後宮は妃嬪同士の諍いや宦官の腐敗具合がすさまじいし、拷問や虐待の内容もえげつない。だからこそ、巻末の数行のインパクトがすごい。続きが気になるー!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ホント魔の三区にされてる 子供同士の嫉妬もあるのね〜 まぁ~それを止めもしない侍女も侍女だけど 二桁いかないで蝶となるとは しかし、延明の壮大な思い凄い それには桃花の知識、桃花の祖父の知識が必要不可欠 ってなったところで皇后と共に投獄とは 何処まで梅の力は強いのか
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったけど、帰蝶公主がかわいそうすぎた。 あれ、もしコミカライズで描写するとしたら、かなりなトラウマ画像になってしまいそう…。 そして最後の巻でまさかの梅婕妤死亡、そして延明投獄とは…。
Posted by
桃花と延明2人のやり取りが好きです。 お互いの運命に憐れんだり、同情するわけでなく、 認め合い、時にさりげなく励まし労りながらの関係が素敵です。 ちょっとシニカルな桃花のセリフも♥️ ただ、最後これで終わっちゃうの! 4巻を早く読まなくては…。
Posted by