ハト派の嘘 の商品レビュー
私は「反安倍」を許さない!
2022年8月読了。 参院選の最中、7月に安倍元総理が暗殺された。 初めは「民主主義への挑戦」だの何だのと言っていたが、犯人の動機に某宗教団体が絡んでいると分かった途端、大半のメディアはこの約20年以上、自分達が放ったらかしにしていたネタを、初めて知ったかの様な振舞いで取...
2022年8月読了。 参院選の最中、7月に安倍元総理が暗殺された。 初めは「民主主義への挑戦」だの何だのと言っていたが、犯人の動機に某宗教団体が絡んでいると分かった途端、大半のメディアはこの約20年以上、自分達が放ったらかしにしていたネタを、初めて知ったかの様な振舞いで取り上げ、不発に終わった「モリカケ桜」の次のネタとして与党攻撃に利用するため故人を冒涜し、憲法上認められている事も知りながら「政治と宗教の癒着」等と日夜騒ぎ立てている。 ウクライナの戦争すら終わっていないのに、与党攻撃をすれば改憲阻止が出来るとでも思っているのだろう。 何がハト派だ!どこにタカ派が居る?! 日本ほど牧歌的に悠長な平和ボケした国で、「タカ派」等と言うのは片腹痛い。 独立国家が当たり前の事として世界中で行っている「自国の安全保障を高める事」を、「危険な思想」等とほざいているのは日本だけだと云う世界的にも否定できない事実を、本書を読んで確認していただきたい。 そして、死者への冒涜は永遠に許されない事も。 日本国を護ると云う気概の有る政治家は、もうこの国には現れないのだろうか…?
左衛門佐
保守派の論客である櫻井よしこさんと、保守派政治家の星、高市早苗さんの対談をまとめた一冊。ロシアが、ウクライナを侵略した前後に行われた対談になる。 高市さんは自民党総裁選に敗れたものの、政調会長に抜擢され、党として保守的な意見を取り纏め、政府に提案するために奔走していた時期である...
保守派の論客である櫻井よしこさんと、保守派政治家の星、高市早苗さんの対談をまとめた一冊。ロシアが、ウクライナを侵略した前後に行われた対談になる。 高市さんは自民党総裁選に敗れたものの、政調会長に抜擢され、党として保守的な意見を取り纏め、政府に提案するために奔走していた時期である。 櫻井さんは当然としても、やはり高市さんも非常に勉強されていらっしゃる。対談の高度な内容に、感服する。 敗戦によって日本国としての精神性を断ち切られ、アメリカに憲法を押し付けられ、 自虐史観に基づいたリベラル教育を行ってきた日本。 それを本来の国としての在り方に戻すべく、現在の世界情勢、国連の正体、国防、自衛隊、非核三原則、専守防衛等縦横無尽に論じている。 この本で初めて、自民党の立党宣言を読んだ。67年前とは思えない程鮮烈で瑞々しく、美しい。断然保守的である。 現代の政治家は、肌感覚が鈍っているように思われる。 このような素晴らしい宣言をしていた自民党は、先達に今の日本を、政治を、胸を張って報告できるのだろうか?今一度立党宣言に立ち返り、本当に日本を良くして欲しい。そういう思いを改めて痛感させられた一冊だった。
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全般的には、櫻井よしこさんが高市早苗さんに教育してる雰囲気が感じられたw。「ハト派の嘘」、2022.5発行。ロシアの暴挙から学ぶことが多すぎます。今の自衛隊法では日本を守れない。また、アメリカ頼みでは国は守れない。日本の周りはすべて核保有の専制独裁国家。核に対しては核で向き合うしかない。保有するか、共有するかは別として。第二次世界大戦、日本とソ連の関係で言うと、侵略したのは100%ソ連であることを忘れてはならない。
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高市さんの本ということで、購入しました。まず、防衛について、日本は、ロシア、中国、北朝鮮と対峙しており、日本を守るために、防衛力を増強する必要があると述べています。その一方で、核共有については議論の必要はあるが、非核三原則については、「持ち込ませず」を見直す必要はあるが、他の見直...
高市さんの本ということで、購入しました。まず、防衛について、日本は、ロシア、中国、北朝鮮と対峙しており、日本を守るために、防衛力を増強する必要があると述べています。その一方で、核共有については議論の必要はあるが、非核三原則については、「持ち込ませず」を見直す必要はあるが、他の見直しには慎重な立場を表明しています。思考停止することなく、核について冷静に議論する姿勢は評価できます。ただ、私は、核兵器の地上配備や原潜保有などまで議論が必要だと考えます。軍事に敏感な国民性に配慮しているのか、非核2原則でも日本を守れるという公算があるのか、釈然としない部分もありました。また、経済については、効果的な財政出動、成長戦略を行うことで、雇用を生み、所得を上げ、消費マインドをよくする、そして、危機管理投資を行うという主張は納得できます。その一方で、アベノミクスでさまざまな経済指標が向上したことは理解できるものの、末端の低所得層まで恩恵が広がっていないことも事実であり、物足りなさも感じました。それでも、高市さんは、「領土領海領空、資源を守り抜く」「国家の主権と名誉を守り抜く」「国民の生命と財産を守り抜く」のが国の究極の使命と言い切っており、信頼できる国会議員の一人だと考えます。国防、経済について考えるきっかけを得たい人におすすめです。
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