鎮魂 の商品レビュー

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60件のお客様レビュー

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2024/02/15

Amazonオーディブルで聴いた。 途中までは面白かったけど、1人のカタギが連続殺人を決行して上手くいくのが嘘くさくて、後半はちょっとしらけてしまったよ。 あと、勘違いした正義感の強い、本筋に関わらないキャラに終始イライラさせられた。 最後まで勘違いしたままで、なんなんだあのキ...

Amazonオーディブルで聴いた。 途中までは面白かったけど、1人のカタギが連続殺人を決行して上手くいくのが嘘くさくて、後半はちょっとしらけてしまったよ。 あと、勘違いした正義感の強い、本筋に関わらないキャラに終始イライラさせられた。 最後まで勘違いしたままで、なんなんだあのキャラ。 お前は何様だ、と思ってしまう。 学生時代の友達が被害を受けただけで(と言ってはナンだけど)あそこまで凶徒聯合を憎んで、主人公の真意を履き違えて、何あれ? 半グレのトップの人、なかなか面白いキャラなのに、いまいち掘り下げが足りず残念。 その妹は大変気の毒だった。 主人公も気の毒だった。

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2024/02/15

凶徒聯合という半グレ集団が1人づつ殺されていきます。この集団まぁ、悪いなんてもんじゃない。 過去に酷いめに合わされた犯人、犯人の(元)彼女でありなにか過去がありそうな京子、長い間凶徒聯合と関わりのある警察官の古賀、と視点が変わり、 夢中でのめり込んでしまいました。 気がつけば、い...

凶徒聯合という半グレ集団が1人づつ殺されていきます。この集団まぁ、悪いなんてもんじゃない。 過去に酷いめに合わされた犯人、犯人の(元)彼女でありなにか過去がありそうな京子、長い間凶徒聯合と関わりのある警察官の古賀、と視点が変わり、 夢中でのめり込んでしまいました。 気がつけば、いっけなーい!遅刻!遅刻!な状況に。危ない危ない。

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2024/02/13

「正体」に続き、染井為人さんの自分にとって2作品目の作品。 「正体」で作者の作品をもっと読んでみようと思いこちらの「鎮魂」を購読。 非常に面白い作品だった。 凶徒聯合というかつての暴走族上がりの凶悪半グレ集団の幹部達が何者かに次々と殺されていくという物語。 凶徒聯合の幹部達は皆...

「正体」に続き、染井為人さんの自分にとって2作品目の作品。 「正体」で作者の作品をもっと読んでみようと思いこちらの「鎮魂」を購読。 非常に面白い作品だった。 凶徒聯合というかつての暴走族上がりの凶悪半グレ集団の幹部達が何者かに次々と殺されていくという物語。 凶徒聯合の幹部達は皆が40代前後となっており、その当時の面影は残しつつも各々が事業や人脈や家族や価値観等も当時とは違う物も手に入れている。その中で巻き起こる復讐劇。 設定と背景が抜群に素晴らしい。 この復讐劇を「鎮魂」という言葉にのせて表現されている。その辺りも自分には凄くしっくりときた。 この物語の大きな面白さは 加害者、被害者、警察の三者の有り様に思う。 当然復習劇なので被害者が加害者なる。 発端となった渋谷襲撃事件では凶徒聯合は悪の加害者だったのに、幹部が殺されていくにつれどんどん被害者になっていく。圧倒的加害者軍団の味わったことのない疑心暗鬼、己達の弱さ、脆さがみて伺える。そこにSNSを通じて一般論や世論等も交えながらの展開。 警察も注目で、特に組対は悪名高い凶徒聯合に長年にかけて手を焼かされてきたにも関わらず、その彼らを被害者の面々へと趣を変えて事件の真相究明に注いでいく。 この物語の醍醐味だと感じた。 最後、最終的に石神はどうなったのか? 京子は?水賀谷は? 読者の想像でということなのか? 闇の中で起こる、軽い気持ちで人を食い物にして悪事をはたらく輩は大勢いる。 自分達にルールがあり、自分達中心で物事を捉えて正統性等があるのだろうが、当然他の人にもその人達なりのルールがあり、そこを自分達のルールで他の人達に迷惑をかけていいわけがない。 その辺りをしっかりと理解してもらいたいと思う。

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2024/01/11

疑心暗鬼になっていく半グレたち。そして犯人を英雄視するSNSの住民たち。意外すぎる犯人と絡まり合う人間関係が驚愕を誘う社会派サスペンス。 Audibleで聴く読書。正義に絶対はなく、それぞれが置かれた立場で互いに正義を主張することはできる。半グレたちが次々と制裁を受けることは痛快...

疑心暗鬼になっていく半グレたち。そして犯人を英雄視するSNSの住民たち。意外すぎる犯人と絡まり合う人間関係が驚愕を誘う社会派サスペンス。 Audibleで聴く読書。正義に絶対はなく、それぞれが置かれた立場で互いに正義を主張することはできる。半グレたちが次々と制裁を受けることは痛快でもあるが、何か違和感も感じさせるのも作者のテクニックか。

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2024/01/11

個人的に、凄く好きな作品となった。 有りそうで、無さそうで、有りそう・・・でも有って欲しく無い内容。 悪は許せないので、どんどん入り込んでいった。 でも、進むにつれて、疑問が生まれ、その瞬間一気に回収されていく。 同時に、読み物だから出来る演出ってのがあることを認識できた。 色...

個人的に、凄く好きな作品となった。 有りそうで、無さそうで、有りそう・・・でも有って欲しく無い内容。 悪は許せないので、どんどん入り込んでいった。 でも、進むにつれて、疑問が生まれ、その瞬間一気に回収されていく。 同時に、読み物だから出来る演出ってのがあることを認識できた。 色んな意味で深いラスト。 映像は無くとも、最後のセリフの後に、無音の世界が一瞬見えた気がした。 正義感の強さによっては、感じ方が全く違う作品だとも思います。

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2024/01/09

うん! 痛いシーンが嫌いな私にはちょっとそこは辛いけど、なんかリアルでありそうで。でも遠い世界で。週刊誌を読んでいる感じになりました。

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2023/12/01

半グレ集団「凶徒聯合」の悪者メンバーが次々と殺されていく。 犯人を血眼になって探す警察と「凶徒聯合」のメンバーたち。 犯人は…すぐに分かるように構成されているが、まさかの展開にもう一度読み返した。 そして圧巻のラストへ。 映像化は難しいでしょうが…ラストも絵になる。 少しいじり過...

半グレ集団「凶徒聯合」の悪者メンバーが次々と殺されていく。 犯人を血眼になって探す警察と「凶徒聯合」のメンバーたち。 犯人は…すぐに分かるように構成されているが、まさかの展開にもう一度読み返した。 そして圧巻のラストへ。 映像化は難しいでしょうが…ラストも絵になる。 少しいじり過ぎてる⁈って感もあるけど、一気読み出来る面白さです。

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2023/11/28

11月-17。3.5点。 半グレ集団、幹部メンバーが次々に拷問され殺害される。軍団抗争か、復讐か。。。 犯人はあっけなく判明するし、犯行も詳細に記述。ただ犯人の正体が後半までわからない。なかなか上手い構成だった。

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2023/11/08

オーディブルで読了。 きょうとれんごう、って漢字でそう書くのか。 なんか東京リベンジャーズっぽいぞ!と思いながら聴いていた。 良いノワールでした。

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2023/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

続けざまに染井作品五冊目 想像を超えてくる面白さ。 伏線からの自分の推理が当たった時の喜びもあるけれど、それが誘導であり騙されたときのやられた感が素晴らしくいい。 半グレ集団への復讐 大切なひとが被害に会った家族たち そして残酷な行為をしていた者たちも今は大切な家族がいる

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