鎮魂 の商品レビュー
好きな作家さんなので今回も読みました 暴力とか好きではないですが 小説の中なら楽しめました 復讐理由が悲しく、悪いことだとは 思いますが同情してしまいました 若い時にはこういう世界に憧れる人もいると思いますが 個人的には出来ることならこのまま暴力 には縁のない日々を過ごしたいと思...
好きな作家さんなので今回も読みました 暴力とか好きではないですが 小説の中なら楽しめました 復讐理由が悲しく、悪いことだとは 思いますが同情してしまいました 若い時にはこういう世界に憧れる人もいると思いますが 個人的には出来ることならこのまま暴力 には縁のない日々を過ごしたいと思いました
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面白かったー!! 犯人の正体は明かされるまで全く気付かなかったので、つくづく自分は鈍感だなぁと思った(笑)正体が明かされてからは怒涛のクライマックス。面白くてニヤニヤしながら読んだ。ほんとに。それくらい面白かった!
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最強の半グレ集団の幹部が殺害された。 当初は反対するグループの犯行と思われていたが、実際は無実の弟を殺害された兄の仕業だった。 兄の正体を最後まで隠していたことは巧妙だった。半グレ集団を最後まで倒して欲しいとまで思ってしまった。
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英介は弟の陽介を半グレ集団「凶徒聯合」(きょうとれんごう)に襲撃された。 人違いだったのに半身不随になるほど叩きのめされた弟の鎮魂のための復讐と、徐々に凶徒聯合から距離を置こうとする主要メンバーたちが描かれる。 凶徒聯合のリーダー、石神の行為のおぞましさになかなか読み進められず。 英介と陽介、丈一郎と京子、藤間孔一と孔二。 血縁ってなんだろうと考えた。 そして、刑事物の本にはよくある、仕事でなくプライベートで、とわざわざ伝えた上で、上司や同僚の内通に気づいたと告げる、あの感情は、なんだろうとも思う。血縁ではないが同僚以上の、同志としての気持ち、それあってこそ、過酷な任務を完遂できるのかもしれない、そう思った。
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「正体」で、染井さんの話をもっと読みたいと思い、こちらを読みました。 半グレの話はあまり好きじゃないんですが… それが気にならないくらい、それぞれのキャラクターの人間味やそれぞれの感情に引き込まれて読み終えることができました。 正義ってなんだろう。復讐って… 辛くて重かったで...
「正体」で、染井さんの話をもっと読みたいと思い、こちらを読みました。 半グレの話はあまり好きじゃないんですが… それが気にならないくらい、それぞれのキャラクターの人間味やそれぞれの感情に引き込まれて読み終えることができました。 正義ってなんだろう。復讐って… 辛くて重かったです。考えさせられる話は、大好きです。 犯人が誰か、考えるのも楽しみつつ、それぞれのキャラクターの選択、言動、気持ちの動きが生き生きと感じられました。明るい意味ではないけど… 考えさせられる、という意味では読んでよかったです。
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#読了 2024/5/22 鎮魂/染井為人 さすがの一言。犯人の正体もさることながら、その周囲の書き方も素晴らしい。終わり方も余韻と言うか、これで終わりでは無い感じがひしひしと感じられて良かった。この後この人達がどうなってしまうのかをつい考えてしまう。
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世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合」のメンバーが殺された。 警察は暴力団や半グレ同士の抗争と見て捜査をはじめるが、それを嘲笑うかのように次々にメンバーが殺害されていく。 疑心暗鬼になっていくメンバーたち。 そして、犯人を持ち上げるSNSの住民たち。 『正体』で注目を集める著者...
世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合」のメンバーが殺された。 警察は暴力団や半グレ同士の抗争と見て捜査をはじめるが、それを嘲笑うかのように次々にメンバーが殺害されていく。 疑心暗鬼になっていくメンバーたち。 そして、犯人を持ち上げるSNSの住民たち。 『正体』で注目を集める著者が放つ社会派サスペンス。 序盤に犯人は分かっていたのに、何者なのか深く考えていなくて、すっかり騙されました。 何が正義で何が悪なのか。 強過ぎる正義感が一歩間違えば暴走しそうな危うさ。 履き違えた正義のまま突き進む怖さ。 クズ過ぎる奴らの中には幸せな家庭を築いたやつもいて、すっかり毒気が抜けてきたタイミングでの復讐。 その家族に罪はないのか、そんなクズと家族になった時点で自業自得なのか。 そこそこ長いが、テーマもてんこ盛りで、読み終わった時余韻に浸れる作品。
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いやぁ、すっかり騙されてしまいました。作者に騙す意図があったのかはわかりませんが,犯人を知った時には思わずびっくり、そしてニヤリとしてしまいました。 それにしてもなんとも切ない物語。ただただやるせない思いでいっぱいです。 半グレ集団の凶徒聯合が解散するという噂が出回り、...
いやぁ、すっかり騙されてしまいました。作者に騙す意図があったのかはわかりませんが,犯人を知った時には思わずびっくり、そしてニヤリとしてしまいました。 それにしてもなんとも切ない物語。ただただやるせない思いでいっぱいです。 半グレ集団の凶徒聯合が解散するという噂が出回り、時期を同じくして主要メンバーが1人、また1人と殺されていく。犯人がわからないまま物語は進んでいき、そんな中、海外に逃亡中のリーダー、石神が一時帰国することになり、そこから物語は一気に加速していき・・・。 いやぁ、面白かった!まさに一気読み。どうしようもないクズで、ムカつくけれど、リーダーの石神はどこか魅力的。内容もさることながら、それぞれのキャラも立っていて楽しく読ませていただきました。
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