孤独の哲学 の商品レビュー
『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』はぶれずに美しく生きる哲人が語る形式で物語的に綺麗に構成されていたけど、現実の生活への落とし所が掴めず、同じ著者の本を読んでみようと思いました。この本を読んだ最初の感想は、心に浮かんだことを取り留めもなく書いただけじゃんでした。しかし、ぶれない...
『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』はぶれずに美しく生きる哲人が語る形式で物語的に綺麗に構成されていたけど、現実の生活への落とし所が掴めず、同じ著者の本を読んでみようと思いました。この本を読んだ最初の感想は、心に浮かんだことを取り留めもなく書いただけじゃんでした。しかし、ぶれない哲人なんてものは存在せず、個別の事象に対して、どのように自分の中で捉え、行動するのか、何がベストなのか自分で考えるしかないんだなぁと腑に落ちました。
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孤独からの脱却は他者への信頼関係を築くこと。 人間関係の安定が孤独感を和らげてくれるのだろう。 孤独な人生でも職場など周りの人間関係は円満にしていきたいものである。 自分の不幸を嘆くのではなく受け入れていこうと思える一冊。
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アドラー心理学で有名な岸見一郎氏の孤独についての本。 書きすじが人柄が伺えるようで、孤独をテーマとしているが重すぎず比較しながら読める。 孤独の種類については、夏祭りの後のような孤独も有れば…と、当然のように老人の孤独と思っていたので引き込まれていくものがあった。 哲学者の...
アドラー心理学で有名な岸見一郎氏の孤独についての本。 書きすじが人柄が伺えるようで、孤独をテーマとしているが重すぎず比較しながら読める。 孤独の種類については、夏祭りの後のような孤独も有れば…と、当然のように老人の孤独と思っていたので引き込まれていくものがあった。 哲学者の言葉も引用してありなるほどと思うものが多かった。
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古来さまざまな哲学者によって語られてきた孤独の受け止め方から、コロナ禍以降の現代の孤独をどう乗り越えていくか、そしていつか必ずやってくる絶対的な孤独・死をどう見つめるか… 日本のアドラー研究の第一人者であり、「嫌われる勇気」がベストセラーとなった岸見一郎さんの、2022年版アッ...
古来さまざまな哲学者によって語られてきた孤独の受け止め方から、コロナ禍以降の現代の孤独をどう乗り越えていくか、そしていつか必ずやってくる絶対的な孤独・死をどう見つめるか… 日本のアドラー研究の第一人者であり、「嫌われる勇気」がベストセラーとなった岸見一郎さんの、2022年版アップデートされた孤独論です。三木清の著作から多く引用されています。 自分軸をもちながら、傷つくことを恐れず、仲間だと感じられる人と関係を気づいていくこと。未来も死も、「先のことはわからない」という点で同じであるならば、やはり今にスポットを当てて生きなければならないこと。好きでやりたいことがあり、やらなければ気が済まないことならば、他人の評価を気にせずやること等、あらためて大事だと感じられるメッセージがあります。 とくに頭にのこったのは、岸見さんと彼の父親とのエピソード。最初はうまくいってなかった関係が、介護を通じて向き合いながら、お互いに作用しあって信頼し合えるようになるまでの模様が淡々とリアルに描かれています。この岸見さんと父親との関係で一冊エッセイ書いてくれると嬉しいなあ。
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人から認められることは生きていく中で大切で、認められることで孤独から抜けられると思います。でも、一歩その枠の外に出てしまうと認められることや好かれることは全く意味のないものだと思います。声を上げたときに味方になってくれる人がいると理解するには自分にはまだ遠いことだと思いますが、少...
人から認められることは生きていく中で大切で、認められることで孤独から抜けられると思います。でも、一歩その枠の外に出てしまうと認められることや好かれることは全く意味のないものだと思います。声を上げたときに味方になってくれる人がいると理解するには自分にはまだ遠いことだと思いますが、少なくとも親族の中ではそう思うことができています。もっと自分を信じて繫がらないことを恐れない心をもちたいとこの本を読んで思いました。
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第1章 コロナ禍のソーシャル・ディスタンス 強いられた孤独 孤高に生きる 自粛警察 第2章 対人関係の中での孤独―友人、職場、家族 1人の時間を過ごす 1人で生きること 第3章 SNSは人を孤独から救うか 第4章 長生きと孤独 読書する人は孤独ではない・能動的 親も自分の人生を...
第1章 コロナ禍のソーシャル・ディスタンス 強いられた孤独 孤高に生きる 自粛警察 第2章 対人関係の中での孤独―友人、職場、家族 1人の時間を過ごす 1人で生きること 第3章 SNSは人を孤独から救うか 第4章 長生きと孤独 読書する人は孤独ではない・能動的 親も自分の人生を生きる 第5章 死と孤独 人は1人で死んでいく 死別と喪失感と孤独 今ここを生きる 第6章 あらためて孤独とは何か―三木清の人生論に学ぶ 孤独と孤独感 依存は孤独を解消しない 間にあるものとしての孤独 仲間の存在 第7章 孤独を克服する 譲れぬ自分 仏教でいう分別
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どうすれば孤独を克服できるのか? アドラー心理学やNHK「100分de名著」で著者が紹介した三木清らをヒントにする
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