ただいま神様当番 の商品レビュー

青山美智子(著者)

2025/03/20

1番初めのお話が自身の境遇に重なる部分があり、今読んでよかったと思えた。
自分の生活の中で今あるものに感謝したり、新しいことをやってみる気持ちを持ち続けたいなと感じまた

2025/03/19

なんとなくうまくいかない毎日の根底にある、自分の見たくない、気づいてない気持ちに、ふとした事で腕に住みついた？神様が気づかせてくれる。
時には意に反する強引な行動も「神様の仕業」として受け入れざるを得ず、それが自分の気持ちに向き合うきっかけになり、物語が急展開する。

日本語が堪能なイギリス人教師に課された神様からのミッションは「美しい言葉でお話がしたい」ということ。
今どきの若者言葉に悩まされた後、美しい言葉の本当の意味に気づいた瞬間の「話とはスピークではなくトークだ」という一文がとても良かった。
模範解答を語るのではなく、相手と心のこもった言葉を交わすこと。
世代や性別、人種を超えてコミュニケーションをとれるヒントに清々しい気持ちになりました。

2025/03/17

毎朝並ぶバス停で落とし物を見つけた。それは登場人物が欲しいと思っていた物だったが、朝目覚めると腕には「神様当番」の文字が。そして自らを「神」と名乗る小柄な老人の要望を叶えるべく日々を過ごしていく。神は一人ひとりの「本当にしたいこと」を叶え、固まっていた考えを柔軟にさせる。

1 水原咲良（OL）
2 松坂地歩（小学生）
3 新島直樹（高校生）
4 リチャード・ブランソン（大学非常勤講師）
5 福永武志（零細企業社長）

の五本立て。
どの話も面白かったが、新島直樹（高校生）の話は理想の高校生活すぎて胸が締め付けられた。

2025/03/12

初めて青山さんの小説を読みました。物語に青山さんの暖かい人柄が表れているように思えました。次の作品も楽しみ。

自分の素直な声に耳を傾ける必要があると感じる作品。

2025/03/11

.2025.2冊目
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おもしろかった★
友人に薦める★
本音、心の声のお話★
スラスラ読めた★
また読みたい☆
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ただいま青山美智子先生にはまり中。

こちらもとても面白かった。

毎朝同じバス停からバスに乗る5人。
その5人が順番に『神様当番』に任命されます。

最初、落とし物を拾う？盗む？ところから始まるから
少し驚きつつ
それが神様当番のスイッチだとしたら
自分だったら神様には出会えないかもしれないなぁ、
なんて思いつつ

読み始めたら一気読みでした。

いろんな人が同じ世界で繋がってるの大好きだから
今回も大満足。

OLさん、小学生、高校生、外国人教師、サラリーマン

それぞれの内なる声を神様が代弁してくれて
神様の為と思って仕方なしに行動してるうちに
実は自分が最も求めてる自分を実現していっちゃう感じ。

OLさんのパッとしない退屈さに共感。
小学生のウサギ小屋のところは泣けた。
高校生の恋愛ドキドキも良かった。
外国人教師さんの葛藤、悩みには驚いた。
社長さんのところは事務員さんと奥様最高。
ストリッパーさんも良かった。
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2025/03/04

「お当番さん、わしを楽しませて」
幸せになる順番を待つのに疲れている印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気入らないワンマン社長。

奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか主人公たちの悩みも解決していて……。
笑えて泣けるエンタメ小説です。

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なんとも、ほっこり和ませてくれるお話が5話。
神様のキャラクターがとてもいい。
わがままな神様が、ターゲットにした人間がその人だけでは絶対にやれない
話せないことを強引に行動させる。そうしてその人の新しい未来が開けてくるという話。ユーモアたっぷりで、でも温かい気持ちにさせられる良書でした。

2025/03/03

青山美智子さんの本にハマり、3冊目。
神様当番？一体どんなお話なんだろう？って想像している時間も楽しいなと思いました。
何かを始めたり、続けたり、仕事をする上もしくは生きる上で本当に大事なものってなんだろうって考えさせらる内容でした。普段は意識してなかったけど、本当にやりたかったことってなんだったっけ？どんな気持ちで始めたっけ？なんて振り返ることができました。どんなことも初心忘るべからずですね。
最後のミニチュア写真家　田中達也さんとの対談も非常に魅力的な内容でした！

2025/03/02

青山美智子さんのお馴染みの問題解決シリーズ。軽快で気負わず読める。
毎朝同じバス停で待つ5人は、社会人女性、小学生、高校生、外国人、社長と立場は違えどそれぞれなんだかな〜という思いを抱えている。そこへ自称神様が現れて自分の要求を伝える。それに応えようとするといつのまにか成りたかった自分になってたりする。
彼らのモヤモヤがいかにもありそうで普遍的なので、共感できる。読後感はスッキリ。軽い小説が読みたい人におすすめ。

2025/03/02

青山さんの小説はいつもほっこりするので大好きです。
謎の神様が出現して、色々な人の人生を明るいものにしていく。
短編集なので、読みやすく一気に読んでしまいました。
また違う著書も読みたいです。

2025/03/01

出てくる登場人物、全員に共感したけど
特に最初のOL主人公、
自分のこと書かれてるのかと思うくらい
ほぼ同じで共感すぎた！

小学生の女の子の回では涙出てきた。

大事なことを気付かせてくれる素敵な本だった！
読んで良かった！

これが709円なの安すぎる。

『世の中は誰かのおとしものでできてる』
『あこがれて真似して、そのうち自分も誰かの前になにかを落としている』
ってセリフでハッとした！

優しいこと、親切なことしてもらったら
自分も他の人に返したり、巡り巡って
また誰かに助けられたりするんだなって
見返り求めてやらないけど、みんなが
こうなったらもっと世界が平和になって
優しい世界になるかもって思った！

無理して親切なことしなくていいけど
自分に余裕があったり、
余裕なくても親切にすると自分天才！優しい♥
って自分が自分のこともっと好きになれて
嫌なことするよりも全然良いなって改めて思った！

前に読んだ『木曜日にはココアを』と
同じ作者の人だって後から知った！

今まで、表紙ほぼ気にしたことなかったけど
表紙にもこだわってたり、本の内容と作者のイメージを視覚的に伝える唯一の手段で、表紙には大事な役割があるんだなって学んだ！