パビリオン・トウキョウ2021 の商品レビュー
東京オリンピックで展示されたパビリオンの作品集。 東京オリンピックを目の前に日本文化や芸術的価値観を広めるため、世界で活躍する建築家とアーティスト2名のパビリオンが新国立場を中心とする半径3km圏内に設置された。会期は2ヶ月という短い期間で行われ、多分オリンピック終了に合わせ...
東京オリンピックで展示されたパビリオンの作品集。 東京オリンピックを目の前に日本文化や芸術的価値観を広めるため、世界で活躍する建築家とアーティスト2名のパビリオンが新国立場を中心とする半径3km圏内に設置された。会期は2ヶ月という短い期間で行われ、多分オリンピック終了に合わせ撤去されたのだろう、撤去された後どうなったのかが気になる。 率直に言うとこの作品の保存をして欲しいと思った。中には恒久展示して欲しいと思うよな作品もあり、撤去で終わらせるのは非常に勿体ない事だなと思う。東京オリンピックに合わせ、日本文化を広める為に作られたという事実を写真と文書だけで残すというのは、その場しのぎの物だったのかと思われてしまわないだろうか、確かに保存が難しい作品も中にある為、無理難題かも知れないが、もっと保存について考えるべきだったのではと思う。 僕自身見に行けなかったという立場の人間だからそのように思うのかもしれない、見に行けた人にとっては保存に関しては写真と文章で良いという考えなのだろうか。 僕が特に気になったのが藤森照信 の『茶室「五庵」』と石上純也の『木陰雲』この2つを見に行けなかったという悔しさが残る。
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