目的ドリブンの思考法 の商品レビュー
目的をつねに意識の主軸に置けば、仕事は成功する。 何に ではなく、何のために から始める。 成果創出のつながりは [目的-目標-手段] という三層ピラミッド構造によって成り立っている。
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※このレビューにはネタバレを含みます
目的-目標-手段で考えるフレームワークと それを実現するための5つの基本動作 ⇒予測、認知、判断、行動、学習 これらが一つ一つ方法論まで具体的に書かれていて分かりやすかった。論理的に問題を解決する方法がインプットできた。 また、個人的に新しい示唆だったのは5つの基本動作の中での「学習」である。 未知の領域に対して、既存の情報を活用するアナロジーの考え方が、普段の業務にも使えるなと勉強になった。
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「バックミラー思考」から「バックキャスト思考」へ 「バックキャスト思考」=望む未来像から現在に立ち返り、その実現に必要な手段を見つけること 目的を突き止めるには「もし、その仕事がなくなったらどうなるか?」という裏からのアプローチも大事 目標設定を5つの視点で確認する ①具...
「バックミラー思考」から「バックキャスト思考」へ 「バックキャスト思考」=望む未来像から現在に立ち返り、その実現に必要な手段を見つけること 目的を突き止めるには「もし、その仕事がなくなったらどうなるか?」という裏からのアプローチも大事 目標設定を5つの視点で確認する ①具体的であるか ②測定可能か ③達成可能か ④目的と整合してるか ⑤期限が明確か 仕事の成果を出すための基本動作 ①認知=解くべき問題を発見する「イシューの見極め」 ②判断=複数の選択肢の仮説立案、判断軸の設定 ③行動 ④予測 ⑤学習 「問題」とは「現状」と「目標」のギャップ 「何が問題なのか?」は問題設定にはよくない。 問うべきなのは「我々は何を目指しているのか?」 「目指す先と現状のギャップは何か?」をとうこと 「方針・実行・成果」を俯瞰的に見るコーザリティチェーン(因果連鎖)を作るとわかりやすい 最上位の「成果」層には「定性的・定量的成果」が置かれる。イコール「顧客への価値提供」 第二の「実行」層は、「誰が(人材)、何を(業務、制度)、どのように行なっているか(IT・ツール)」という実行のあり方を包括的に捉えている 第三の「方針」層は「何のためにそう動くのか」、「どういった方向性で動くのか」の方向づけ リーダーは判断をし、その判断を伝えることが大事 判断とは「すること」と「しないこと」を分かつこと
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・Kindleにて ・ビジネスにおいて目的なきタスクは意味がない →裏を返すと目的を捉えて行動することが大事 ・OKRの考えとリンクすることが多い
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よくまとまっている。入門書の部類。何のためにこと仕事をしているかから入るアプローチは適切。リーダーを任された時に読むとよさそう。
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目的に戦略を持たせる方法が、わかりやすく説明されています。自身の目的設定にも使えるが、部下の指導にも使えます。ビジネスパーソンは読んで損はない一冊でした。
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仕事で成果を出すために、どうすればよいかのアプローチの考察である どうやったら成果をあげることができるか、それはずばり、「何のためにその仕事をやっているのか」を考えること 問題は、”何を”やっているのか ではなく、”何のために”やっているのか である。 << キモは2つ >>...
仕事で成果を出すために、どうすればよいかのアプローチの考察である どうやったら成果をあげることができるか、それはずばり、「何のためにその仕事をやっているのか」を考えること 問題は、”何を”やっているのか ではなく、”何のために”やっているのか である。 << キモは2つ >> 、 その1:目標⇒目的⇒手段 という3層のピラミッドで考えること その2:予測⇒認知⇒判断⇒行動⇒学習⇒予測 というサイクルをまわすこと 気になったことは、以下です。 ■ 目標を常に意識の主軸におけば、仕事は成功する。そのための方法論を目的ドリブン」といっています。 ■ 成果創出のつながりは、<目的⇒目標⇒手段> という三層ピラミッド構造で成り立っている ■ VUCA(ブーカ)の時代 Volatile 変動的な Uncertain 不確実な Complex 複雑な Ambiguous 曖昧な 時代 ■ 過去起点のバックミラー思考から離れ、未来起点のバックキャスト思考にシフトする ■ 目的という英語 ①Purpose より大きな価値を実現している将来の状態 ②Objective 意図をもって狙いとするもの ③Goal 到達点 ■ 目的は究極のレバレッジ・ポイント ①問題の絞り込み ②優先順位の判断 ③アクションの実行 ④組織やチームを動かす ■ 3層のピラミッド構造 ①Why なしとげるべき 目的 ②What 目標を成し遂げるために達成が必要な 目標 ③How 目標の達成に必要な 手段 ■ 目的を達成しようとする2つの力の源泉 ①~をすべきという「使命」 ②~をしたいという「意思」 ■ 目標が妥当であるかを考察する SMARTの原則 ① Specific 具体的であるか ② Measurable 計測可能か ③ Aahievable 達成可能か ④ Relevant 目的と整合しているか ⑤ Time-bound 期限が明確か ■ 手段:仕事の成果をだすための基本動作 予測⇒認知⇒判断⇒行動⇒学習⇒予測 このサイクルを型という ■ 型を体得し、自らの「技」とするための5段階 ① そもそも知らない ② 知っているが、おもうようにできない ③ 意識すればできる ④ 無意識にできる ⑤ 教えられる 目次は次の通りです はじめに 何のためにをめぐる物語 第1章 まず「目的」から始めよ 第2章 「目的」をどう設定するか 第3章 目的から「目標」への落とし方、そして実行へ 第4章 成果創出の「手段」とあらゆる仕事に通底する「5つの基本動作」 第5章 <認知> 最小の労力で最大の成果を出す「問題の見極め方」 第6章 <判断> 最良の結論に最速でたどりつく「判断の方法」 第7章 <行動> 無駄な動きなく最高の成果を得る「アクションの導き方」 第8章 <予測> 未来の問題を先読みし先手を打つ「リスク予測法」 第9章 <学習> 既知から未知を知る「学びのレバレッジ法」 終章 新たな始まりに向かうための思考<問い>の地図 おわりに 僕らは何のためにあるのか
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勉強になった。 仕事の中で問題が発生した際にその場凌ぎでやっていた考え方がやもちろんやったことない考え方含め、問題や課題に向けてどう対処していくかが体系的に、かつ理路整然と整理されていて、理解しやすかった。
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【星:4.5】 なにかを成し遂げようとする時、「目的」から始めることがいかに重要かを認識させてもらった。 内容としてはコンサルの方が書く問題解決の本と同様である。 ただ、違いは他書は「問題は何か」という点からスタートしているのに対して本書は「目的は何か」という1段階前からスター...
【星:4.5】 なにかを成し遂げようとする時、「目的」から始めることがいかに重要かを認識させてもらった。 内容としてはコンサルの方が書く問題解決の本と同様である。 ただ、違いは他書は「問題は何か」という点からスタートしているのに対して本書は「目的は何か」という1段階前からスタートしており、タイトルどおりこの「目的」を中心に述べられている。 そのうえで「問題は何か?」「問題解決手段は何か」と続いていく。 問題解決部分の内容は他書同様で凡庸なのだが、「目的」という重心を置くことでおなじ凡庸な内容が輝いて見えるような感じを受けた。 なかなかな本だと思う。
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最も印象的だったのは、「目的とは、新たな価値を実現するために目指す未来の到達点。知的生産性の究極のレバレッジポイント。why, what, howの3層が、どのように?何のために?で互いに繋がっている。」です。目的ドリブンの思考法を実践し、身につけたいと思います。
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