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ストラングラー 死刑囚の告白 の商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2022/05/25

えっ続くのー!?という衝撃のラストが記憶に新しかったものの、登場人物を結構忘れていた。が、割と普通に読めてしまった。 なので前作を読んでなくても読めますし人間関係も理解できます。 結構シリアスな、重たい話が続く……それこそ『ある少女にまつわる殺人の告白』の系譜というか、事件の内容...

えっ続くのー!?という衝撃のラストが記憶に新しかったものの、登場人物を結構忘れていた。が、割と普通に読めてしまった。 なので前作を読んでなくても読めますし人間関係も理解できます。 結構シリアスな、重たい話が続く……それこそ『ある少女にまつわる殺人の告白』の系譜というか、事件の内容も重くかなしい。第一章とくに辛い。 得体のしれない死刑囚だった明石が割ととっつきやすいイイヤツなのでは?となったり、それとは逆にぶっ飛んだ本性あらわしてくるヤツがいたり、途中からシックスセンスみたいになったり。 テレビドラマ観てる気分でページ進むのは本当にいい。 これまた続いてしまったので、続刊が楽しみです。 当たり前やけど、 前作『ストラングラー死刑囚の推理』 を読んでからのほうが、話はわかりやすいです。

Posted byブクログ

2022/04/22

前作より面白かった。 死んだ人の姿が見える、死んだ人と会話する、主人公の狂い具合はちょっと、あれ??行き過ぎ??と思うが、全体的に深みが増して、この後どうなるんだろうか?!というワクワク感は増した。 死刑囚のことを信じられなくなってきて、この先どうなるのか読めない。 ところど...

前作より面白かった。 死んだ人の姿が見える、死んだ人と会話する、主人公の狂い具合はちょっと、あれ??行き過ぎ??と思うが、全体的に深みが増して、この後どうなるんだろうか?!というワクワク感は増した。 死刑囚のことを信じられなくなってきて、この先どうなるのか読めない。 ところどころで、胸に刺さる表現があった。それだけでも読んだ価値があるかなと思えた。

Posted byブクログ

2022/03/20

待っていた続編。 連続殺人犯として死刑囚となった明石が冤罪なのかどうか。その謎がどんどん核心に迫っていく2冊目でした。 そして、さらに続編があるはず。楽しみだ。 それにしても蓑島がどんどん壊れていってる。現実と幻覚の違いも分からなくなってきている。蓑島の心理的なストレスを考...

待っていた続編。 連続殺人犯として死刑囚となった明石が冤罪なのかどうか。その謎がどんどん核心に迫っていく2冊目でした。 そして、さらに続編があるはず。楽しみだ。 それにしても蓑島がどんどん壊れていってる。現実と幻覚の違いも分からなくなってきている。蓑島の心理的なストレスを考えると辛い。

Posted byブクログ

2022/03/01

「ストラングラー死刑囚の推理」の続編。 確実に続編が出るだろうと思った前作の終わり方だったが、結構間が空いてしまって、前作の内容をほとんど覚えていないのだが、今作では連作短編集と言う形を取っているので、何とかついていける。 死刑囚であり、ストラングラーと呼ばれる風俗嬢の連続殺人犯...

「ストラングラー死刑囚の推理」の続編。 確実に続編が出るだろうと思った前作の終わり方だったが、結構間が空いてしまって、前作の内容をほとんど覚えていないのだが、今作では連作短編集と言う形を取っているので、何とかついていける。 死刑囚であり、ストラングラーと呼ばれる風俗嬢の連続殺人犯の元刑事の明石と、捜査一課の簑島が手を組んで、現在進行形の事件と、明石の冤罪を並行して描いていく。 しかし・・・ 簑島のスタンドプレーが過ぎる・・・ 一作目こそ、捜査本部でコンビを組み、後に仲間となる所轄の刑事の存在は描かれるが、その他の捜査関係者の登場はほとんどない。 それなのに、部外者にベラベラ捜査情報を話してしまい、勝手に犯人逮捕。いやいや、違法捜査過ぎるでしょ、いくら何でも。 この作家さんの作品は好きで、ほとんど読んでいるが、今作ほど違和感があるのは初めて。 前作で死んだ刑事が、幽霊となって、簑島の一人語りの相手になったりとか、どこの着地点を目指しているのか、よく分からない。 2作目だが、明石の事件はほとんど進展がない。 でも、続編を読むかどうかは悩むところ・・・

Posted byブクログ

2022/02/19

ストラングラー2冊目。ストラングラーの正体はまだまだ見えてこないですが、主人公の簑島がなんだか壊れそうになってきています。このお話はどこに行きつくんだろう。

Posted byブクログ

2022/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作を読んだのがもう1年半も前なので、細かい設定をだいぶ忘れていますが、オリジナル・ストラングラーの存在と警察内部の疑わしさが気になるポイントとして残っていたように思います。 本作ではそこにどれだけ近づくのかが私の興味の中核だったのですが、それを軸にしつつも直接は関係のない事件が連作短編的に描かれているので、その点についてはちょっと肩透かしな感がありました。 また、死んだはずの伊武の幻影が現れるという設定について。恐らくは簑島が精神的に病んでるからだとは思うのですが、ちょっと非現実感が強まったように感じたところにも少し引いてしまったかもしれません。 ただ気になるのは……誤植なのか分かりませんが、依田事件の途中で簑島自身が言う「九人という数字には、たんに『簑島が』殺した人数の倍以上~」というセリフ。ここは「明石が」の間違いだと思うのですが、もし間違いではないのだとしたら、実は簑島が犯人だったりするのでしょうか。 伊武の幻影を見るようになるほど精神的に病んでいる設定があるのなら、過去にも何かしらのきっかけで別の人格が生まれたという設定があってもおかしくないかも知れません。 まぁ、先のセリフを周りの人物が聞き流してるし、こんなところでうっかりしでかすのは間抜けすぎるのでおそらく間違いなのかと思いますが「オリジナル・ストラングラー=簑島説」を想像するのはちょっと面白かったりしました。

Posted byブクログ