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いえ の商品レビュー

3.8

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    43

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2023/07/08

「ひと」「まち」が入ってて、ちゃんと読んでいたから、なんかわかって嬉しい感じで、しかも下町の河川敷の感じがよくわかるから、心地よい。 この作品も心の機敏が細かく書かれていて、そこが好き。

Posted byブクログ

2023/06/30

してしまった後悔する小さな出来事に、仕方ないとか忘れようとせずに、謝るとか、会って話す行動で納得して進んでいきたいよね。なかなか、むずかしいのだけれど。

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2023/05/20

世の中、そうそう思ったようにはいかない。 妹の交通事故で受けた障害も、事故を起こした相手が自分の友達だったら傑のような気持ちになっても仕方ないと思う。気持ちが何か一点に定まったままになると当たり前だけど、そんな気はなくてもおざなりになってしまう。まさに負のスパイラル。 妹提案の家...

世の中、そうそう思ったようにはいかない。 妹の交通事故で受けた障害も、事故を起こした相手が自分の友達だったら傑のような気持ちになっても仕方ないと思う。気持ちが何か一点に定まったままになると当たり前だけど、そんな気はなくてもおざなりになってしまう。まさに負のスパイラル。 妹提案の家族会議をきっかけに、諸々のギクシャクを解決、決着をつける傑。物事を白黒はっきりさせて、逆にはっきりさせずに解決するのもありなんだなと改めて思った。だけど私は白黒云々以前にそんな一歩も踏み出せなさそうだ。

Posted byブクログ

2023/05/06

「ひと」「まち」につづく本書。 登場人物が繋がっているかなぁと期待を持ちつつ読み始める。 序盤、痛々しくて読むのをやめたくなった。 どんな着地になるのかと期待を込めて。 主人公、傑の言動に物足りなさを感じるが、 でもこれがリアルなのであろう。 女性陣が強い。

Posted byブクログ

2023/04/30

「ひと」「まち」に続く第三弾。 特に連編という訳ではないが、少し繋がっている。 題名の通り、家族の物語。 大きな事故をキッカケに家族が各々違う方向に向いてしまったあと、どのように修復されるのかをドキドキしながら読み進めた。 飲み過ぎて駅のホームで嘔吐し、駅員に詫びた後に駅...

「ひと」「まち」に続く第三弾。 特に連編という訳ではないが、少し繋がっている。 題名の通り、家族の物語。 大きな事故をキッカケに家族が各々違う方向に向いてしまったあと、どのように修復されるのかをドキドキしながら読み進めた。 飲み過ぎて駅のホームで嘔吐し、駅員に詫びた後に駅員が言った「そういうこともある仕事だと初めからわかってますから」という言葉に感動してしまった。 何気ない日常を切り取りながらも主人公や家族が嫌な物事を乗り越えていく物語はよかった。 自分も嫌なことがあっても気の持ちようでがんばろうと思う。

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2023/04/16

「ひと」「まち」に続く物語。主人公はまったく別の人だが、平井という町にどんどん知り合いが増えていくかんじ。 「ひと」「まち」のように、大きな事件や問題が起きるわけじゃなく(若緒の事故は大きな出来事だけど)、日常が淡々とつづられている。でも、その日常の気持ちの動きが丁寧に書かれてい...

「ひと」「まち」に続く物語。主人公はまったく別の人だが、平井という町にどんどん知り合いが増えていくかんじ。 「ひと」「まち」のように、大きな事件や問題が起きるわけじゃなく(若緒の事故は大きな出来事だけど)、日常が淡々とつづられている。でも、その日常の気持ちの動きが丁寧に書かれていて、表現もとてもおもしろくて、「ひと」「まち」と同じく一気読み。傑の職場でのパートさんとのいざこざなんて、わかる、わかると思いながら読んでいた。 「3歳違いの兄妹。特に仲がいい兄妹ではない。悪くないだけ。普通」だと言っているけど、仲いいでしょ、普通に。兄、傑は妹のことを気にかけ、妹の恋人で妹の事故の後遺症の原因である親友の大河と距離を置いてしまうくらい。それに初っ端兄妹で「喫茶羽鳥」だよ。普通兄妹で近所の喫茶店行く?? 読後感はとても良かった。私も明日からがんばろうって思える。 「まち」の主人公、江藤くんも消防士試験に受かり、頑張っている姿がうれしい。

Posted byブクログ

2023/04/09

彼氏とのドライブデート中の交通事故で足に障害を負った主人公の妹。事故を起こした彼氏は、主人公の親友。その親友と家族ぐるみで親しくしていた、主人公の両親。 兄として、親友として、複雑な気持ちを抱えて悩む主人公。 私が主人公の、または他の家族やその親友の立場だったら、どんな気持ち...

彼氏とのドライブデート中の交通事故で足に障害を負った主人公の妹。事故を起こした彼氏は、主人公の親友。その親友と家族ぐるみで親しくしていた、主人公の両親。 兄として、親友として、複雑な気持ちを抱えて悩む主人公。 私が主人公の、または他の家族やその親友の立場だったら、どんな気持ちだろう?すっきりしたハッピーエンドではなかったけど、答えが出なくて当たり前なんだと思う。余韻のある終わり方だったので、明るい方向へ進んでいければいいな、と思う。 『ひと』『まち』に続く3作目。『ひと』と『まち』はあんまりつながってなかったけど、『まち』と『いえ』は同じ登場人物や場所が出てきて、『まち』とは違う視点で描かれていて面白かった。 『まち』と『いえ』の両方で主人公が読んでる小説が面白そうなんだけど、どうやら実在しないよう。スピンオフで書いてほしい!

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2023/03/21

三部作?とは書いてないけど3冊目。読了。 ボーっと読んでいた。 タノクラも出てきた。 でも、単独でも読める。 何かが起こる気はしないけど、日常を切り取って提供してくれるような安心感と、何も起きないやん、とちょい期待外れな気にさせるがっかり感がある。 最後の広告読んでいたら、ホケツ...

三部作?とは書いてないけど3冊目。読了。 ボーっと読んでいた。 タノクラも出てきた。 でも、単独でも読める。 何かが起こる気はしないけど、日常を切り取って提供してくれるような安心感と、何も起きないやん、とちょい期待外れな気にさせるがっかり感がある。 最後の広告読んでいたら、ホケツ!があるじゃん。探さねば。

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2023/03/12

傑の妹はほんの少し足を引きずる。原因は交通事故。彼氏の運転する車に乗り、巻き込まれたのだ。彼氏は傑の仲の良い友人だった。彼を気に入っていた母は悪く言うようになり、かばう父との仲がぎくしゃくし、母は出ていく。傑も自分が友人ではなかったら。。ともやもやする。会うことはもちろん連絡もと...

傑の妹はほんの少し足を引きずる。原因は交通事故。彼氏の運転する車に乗り、巻き込まれたのだ。彼氏は傑の仲の良い友人だった。彼を気に入っていた母は悪く言うようになり、かばう父との仲がぎくしゃくし、母は出ていく。傑も自分が友人ではなかったら。。ともやもやする。会うことはもちろん連絡もとらなくなる。友人だけでなく、自分の彼女とも会い辛くなる。 一方勤め先のスーパーでは、相性の良くないパートさん。急な休みの理由を疑ってしまう。そんな気持ちは相手に伝わり、先輩に苦情を言われてしまう。先輩の言うようにパートさんとうまく付き合えない自分 飲み会で再開した調子の良さにイライラさせられた同級生。友人の新しい彼女のうわさを聞き、八つ当たりしてしまう。最悪な気分で酒を飲み駅のホームで吐く。 ある日の家族会議。自分は彼を恨んでいないという妹 その後の傑の変化。相性の悪いパートさんに対しからむ男性客から彼女を守り、心を開いて話すきっかけになる。八つ当たりした同級生、駅で吐いた時に対応してくれた駅員さんへ謝罪。わだかまりの残る友人とも思い切って会えば普通に会話をすることが出来た。 良いこと悪いこといろいろ怒る人生。登場人物たちの気持ちの揺れ。とても人間的な場面や気持ちの流れに共感できる作品だった

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2023/03/06

三月から始まり十月で終わってしまうのだ 十一月から二月まではどうなる? 人は中々謝れない この本は謝ることのたいせつさ、難しさを教えてくれた

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