ディズニーキャストざわざわ日記 の商品レビュー
東京ディズニーの感動本や人材育成本のほとんどを読みましたが、この本にはそれと違ったリアルさがあります。 嘔吐処理やトイレ掃除は辛そうだけど必要なことですよね。 東京ディズニーのキャストとして働いてみたくなりました。 また、キャストの多く(75%)は非正規雇用だそうで、筆者が...
東京ディズニーの感動本や人材育成本のほとんどを読みましたが、この本にはそれと違ったリアルさがあります。 嘔吐処理やトイレ掃除は辛そうだけど必要なことですよね。 東京ディズニーのキャストとして働いてみたくなりました。 また、キャストの多く(75%)は非正規雇用だそうで、筆者が若い非正規雇用のキャストに正社員になる(ディズニーではない会社としても)勧めるのは日本型雇用制度の中ではしかたないのかもしれません。もっと日本の雇用の流動性が高くなればいいのですが。筆者も主張するように、非正規雇用も含めてキャストの労働条件が大きく向上するといいですね。
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ディズニー内でのことだけではなく、筆者のプライベートな体験談まで記載されており、単なる職業日記ではなかった。 仕事の雇用のあり方やモチベーションの保ち方、この一冊で考えさせられることが多く、これからの仕事選びについても考えさせられる内容だった。 年に何度も訪れるディズニーリゾ...
ディズニー内でのことだけではなく、筆者のプライベートな体験談まで記載されており、単なる職業日記ではなかった。 仕事の雇用のあり方やモチベーションの保ち方、この一冊で考えさせられることが多く、これからの仕事選びについても考えさせられる内容だった。 年に何度も訪れるディズニーリゾートで、 筆者と同じカストさんに遭遇した時は いつもお掃除ありがとうございますと改めて伝えたいです。
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カストーディアルキャストとして8年勤め上げた著者から見たリアルな東京ディズニーランドの「ありのまま」。 ディズニー系書籍によくある、データを追ったビジネス本よりは人情味があり温かで、感動本よりは生々しい。 キャストさんだって人間だから、そりゃ上司やゲストに腹を立てることも待遇に...
カストーディアルキャストとして8年勤め上げた著者から見たリアルな東京ディズニーランドの「ありのまま」。 ディズニー系書籍によくある、データを追ったビジネス本よりは人情味があり温かで、感動本よりは生々しい。 キャストさんだって人間だから、そりゃ上司やゲストに腹を立てることも待遇に不安や不満を感じることもあるはず。 結局、著者が言いたかったのはあとがきに記された最後の5行に詰まっているのだろうなと思った。 キャストさん達には頭が下がる思いでいっぱいです。
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キャストもハッピー!ディズニーの褒める文化とは? 以下、ネタバレ。 「ディズニーでは褒める文化が浸透していた。その背景には、いくつかの仕掛けがある。「ファイブスターカード」はよく知られている。オンステージでのキャストの素晴らしい行動に対し、それを実際に見た社員が称賛ポイントを記したカードを手渡す」「もうひとつの褒める仕掛けが「スピリット」である。毎年、秋に2カ月程度の期間行われる恒例行事で、キャストの良い点や見習いたい点を所定用紙に記入して提出する」
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ディズニーキャストざわざわ日記――“夢の国”にも☓☓☓☓ご指示のとおり掃除します 著:笠原 一郎 われわれも人間だから、手を抜くこともあれば、ミッションを忘れるほどゲストに対して怒りを覚えることもある。仲間と会社の愚痴も言い合うし、給料が安いと不満を持ったりもする。 本書は、...
ディズニーキャストざわざわ日記――“夢の国”にも☓☓☓☓ご指示のとおり掃除します 著:笠原 一郎 われわれも人間だから、手を抜くこともあれば、ミッションを忘れるほどゲストに対して怒りを覚えることもある。仲間と会社の愚痴も言い合うし、給料が安いと不満を持ったりもする。 本書は、模範解答的なディズニーランド像に対する現場からの実態報告として以下の4章により記されている。 ①キャストの慌ただしすぎる日常 ②決して口外しないでください ③ヘンなゲスト、もっとヘンなキャスト ④夢の国のリアルな風景 私はディズニーが好きである。 ここ最近ご無沙汰ではあるものの、息子二人が小さいころ何度も泊りがけでランド・シーを駆け回った。 光りあるところに闇があり、本音と建て前があるように、アイドルがトイレにいくように、ディズニーランドも営利企業が故に利益を追求しなければならず、多様性がうたわれる中で、人で成り立っている本組織においては何かしらの何かがあることも大人として認識している。 生々しい触れたくない事実も書いてあることは確かではあるものの、やはりさすがディズニー。全然許容できる範疇であり、マイナスに自身の針が触れることもなかった。 苦労の蓄積で夢の国が形作られ、キャストの涙の上にゲストの笑顔があるということも再認識することが出来た。 時代が変われば組織とキャスト、そしてゲストの関係性も変わる。一定のゲストのモラルのもとで成立している夢の国は、キャスト如何の質ではなく、ゲスト自身の楽しむ前提である倫理観に委ねられている。 日本人の倫理感の高さを図るにはディズニーランドは格好の指標地なのかもしれない。
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キリンビールを57歳で早期退職し、東京ディズニーランドに準社員で65歳までカストーディアルキャスト(清掃スタッフ)として勤務した人がディズニーランドの「ありのまま」を日記風に書いている。 実際に体験した事が書かれていて興味を持てた。 準社員は非正規雇用で収入が少ないことを知った。
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夢の国とは言え夢でも魔法でもなく、大人たちの手による現実が作り出しているということ。「ディズニーは好きだがオリエンタルは嫌いだ」という発言が的を射たものなのであろう。 この日記シリーズは初めて読んだが、社会科見学をしているようで興味深く好きだった。
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ディズニーオタとまではいかないが、ディズニーの世界観は好きなので、どんな裏話が聞けるかと思い読破。 キリンビールに長年勤めてられてからの、ディズニーキャストのバイト体験記なので、書く文章にもユーモアがあり、面白かった。生活のためというよりは人生を豊かにするために働かれてるとお見受...
ディズニーオタとまではいかないが、ディズニーの世界観は好きなので、どんな裏話が聞けるかと思い読破。 キリンビールに長年勤めてられてからの、ディズニーキャストのバイト体験記なので、書く文章にもユーモアがあり、面白かった。生活のためというよりは人生を豊かにするために働かれてるとお見受けしたので、全体的に俯瞰してバイト体験を捉えて書かれてるのも興味深かった。 夢の国の外側をうっすら覗き見できた気分で楽しかった。
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ここに書けないこともいっぱいあるんでしょうね。 でも、内側のことが少しわかってキャストさんの苦労を感じることができました。 嫌な顔せず、いつもありがとうございます。
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変に盛ったりせず、ディズニーランドのキャストさんの働き方がよくわかって面白く読めた! 特にディズニーファンではなくてもやっぱり夢の国だし、非日常を味わえる場所。 今日も夢のカケラを集めてるキャストさんに感謝。
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