桜風堂夢ものがたり の商品レビュー
「本を読むことで自分と違う人生も見ることができる、人に優しくなれる」ってしみじみ思う事ができるこの作品。幼い頃に読んだ本だったり子どもたちが小さい頃に読んであげた本を読み返したくなるような感じでした。私は会いたい人に出会えるなら、亡くなった祖父母はもちろんだけど、今は成長した子ど...
「本を読むことで自分と違う人生も見ることができる、人に優しくなれる」ってしみじみ思う事ができるこの作品。幼い頃に読んだ本だったり子どもたちが小さい頃に読んであげた本を読み返したくなるような感じでした。私は会いたい人に出会えるなら、亡くなった祖父母はもちろんだけど、今は成長した子どもたちが小さかった頃のあの子達に会いたい。一緒に何度も何度も読んだ絵本もあの書店には揃っていそう。本屋って人と本が出会えるだけでなく、時空を超えて会いたい人に出会える素敵な場所って感じられます。
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第一話 秋の怪談 第二話 夏の迷子 第三話 子狐の手紙 第四話 灯台守 あとがき 桜風堂の見た夢か……桜風堂がある桜野町の見た夢か…… 桜野町に住む人たちの見た夢か…… 懐かしく温かい夢を垣間見させてもらいました。本当に目にしたのだと思っています。...
第一話 秋の怪談 第二話 夏の迷子 第三話 子狐の手紙 第四話 灯台守 あとがき 桜風堂の見た夢か……桜風堂がある桜野町の見た夢か…… 桜野町に住む人たちの見た夢か…… 懐かしく温かい夢を垣間見させてもらいました。本当に目にしたのだと思っています。 ありがとう
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桜風堂の外伝というか、スピンオフ。 おなじみの登場人物たちが出会う、SF(少し・不思議)風のエピソード。 その現象のカギを握る老人の正体と身の上にはちょっとびっくり。 そこまでガッツリとそういう話を組み込んでくるとは思わなかったので。 賛否両論あるかと思いますが、個人的には好きで...
桜風堂の外伝というか、スピンオフ。 おなじみの登場人物たちが出会う、SF(少し・不思議)風のエピソード。 その現象のカギを握る老人の正体と身の上にはちょっとびっくり。 そこまでガッツリとそういう話を組み込んでくるとは思わなかったので。 賛否両論あるかと思いますが、個人的には好きです。 あとがきにあった、今回はかけなかった物語たちが気になります
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『桜風堂物語』のスピンオフ的作品。帯文の「会いたかった人に会える奇跡」があるならあなたは誰に会いたいですか?・・・ 「夢」の中でも会いたい。そんな人に出会える奇跡の物語。「小狐の手紙」がよかったな。 今月の1冊目に選んで本当によかった。
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『桜風堂ものがたり』の番外編 思い出の人々と出会うファンタジーに心が温まりました しかもファンタジーの夢が膨らんで地球も飛び越える あとがきによると、村山先生の夢は更に膨らんでいる模様。番外編2が楽しみです
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桜風堂物語シリーズのスピンオフ的な立ち位置の作品。 もう二度と会えなくなってしまった、会えなくなりそうな大切な人や宝物に出会う物語。山間にある桜野町へいく峠が関係しているのか。 不思議な連作短篇集。 でも今の辛く苦しい世の中で、本当にこんなことがあったら…と思うと、読後、時間が...
桜風堂物語シリーズのスピンオフ的な立ち位置の作品。 もう二度と会えなくなってしまった、会えなくなりそうな大切な人や宝物に出会う物語。山間にある桜野町へいく峠が関係しているのか。 不思議な連作短篇集。 でも今の辛く苦しい世の中で、本当にこんなことがあったら…と思うと、読後、時間が過ぎればすぎるほど、胸がじんわりとしています。
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山間の町にある小さな書店「桜風堂書店」。店長の月原は、書店を再生しようと奔走している。今回はスピンオフ。月原の関係者が体験した不思議な物語4編を収録している。元桜風堂店主の孫、銀河堂書店店長、銀河堂書店で働く月原の元同僚、桜風堂書店の猫が体験したちょっとホラーでファンタジーな物語...
山間の町にある小さな書店「桜風堂書店」。店長の月原は、書店を再生しようと奔走している。今回はスピンオフ。月原の関係者が体験した不思議な物語4編を収録している。元桜風堂店主の孫、銀河堂書店店長、銀河堂書店で働く月原の元同僚、桜風堂書店の猫が体験したちょっとホラーでファンタジーな物語。 不思議な物語で、幽霊や生霊といったものが登場するのですが、恐怖感はなく、ファンタジー小説として楽しめました。 作者の村山さんは児童文学分野でのファンタジー小説を多く執筆しているので、得意分野かと思います。 童話を読んでいるような感覚もあったので、そういった要素も含めて、どっちかというと児童向け寄りの小説かなと思いました。 かといって、大人としても全然楽しめました。 ただし、この作品は「桜風堂ものがたり」シリーズのスピンオフなので、何も知らない方にとっては、人物の関係性がなかなか掴めなく、魅力としては半減するかもしれません。 ぜひ、本編の「桜風堂ものがたり」と「星を繋ぐ手」と合わせて読まれた方がグッと楽しめるかと思います。 全4話で、どのエピソードも心が温かくなりましたし、「本」に対する愛情が感じられました。 特に第1話の書店店主が発する言葉が顕著でした。 「本を読むとは他人の人生を生きる」 「一冊本を読むごとに、その本の分だけ優しくなれる」 など心に残るフレーズが多くあって心が穏やかになりました。大人からみたら、偽善っぽい印象も頭の片隅で思ってしまいましたが、童心に帰るような気持ちにもさせてくれるので、癒されました。 誰しも、幼い頃に心に残った本があるかと思います。長い年月が経っているのに今でも残っているのは、冷静に考えると不思議なことです。この作品を通じて、もう一度見てみようかなと思いました。
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作者も言うように「桜風堂ものがたり」の登場人物のスピンオフであり、ファンタジーである。この本を読む前に「桜風堂」を復習しておくと、より楽しめる。会いたい人に会える、不思議な峠。
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読み終わって、やっぱり優しい気持ちになりました。こんな時代でささくれ立った心のトゲが、少しずつ抜けていくような。桜風堂は、本当に心を温めてくれる作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
桜風堂ものがたりの、心優しき人たちに起こる不思議なスピンオフ。 それぞれの人にはそれぞれの心の中にそれぞれに小さな物語がある。 誰かに伝えたいけれどもう伝えられない思いもある。そんな小さな思いをそっとくみ上げるような、心にしみる優しい一冊。 注目は柳田六朗太店長迷子になるの章…その姿が目に浮かび、ぼやく声が聞こえるようだ(ニヤニヤ
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