JK、インドで常識ぶっ壊される の商品レビュー
終わり書きを見ずに読み始めたので最初はちょっとおふざけな小説かと思ったが、女子高生の実体験を元にルポ的な教養になる本。言葉も現役女子高生だけあって今風で序盤は笑わせてもらう展開も多い。出版甲子園グランプリ受賞作だけあって読んでいてもあきない。後半は読んでいても考えさせられる事も多...
終わり書きを見ずに読み始めたので最初はちょっとおふざけな小説かと思ったが、女子高生の実体験を元にルポ的な教養になる本。言葉も現役女子高生だけあって今風で序盤は笑わせてもらう展開も多い。出版甲子園グランプリ受賞作だけあって読んでいてもあきない。後半は読んでいても考えさせられる事も多く表示からのギャップもあいまって良い本だと思う
Posted by
大人でもなく子供でもない、この年代にしか書けない文章 実際触れるって大事 普通とか常識っていう言葉がいかに狭いものか考えさせられる
Posted by
面白かったです。 自分が新しい環境に身を置き、考え方の違いにあたふたしている中で参考になるのではと思い手にしたのですが、若さってすごいかったです。 環境に馴染めないながらでも流れに身を任せながら色々と吸収していく姿は、尻込みしている自分に喝を入れたくなりました。 でも、内容はそ...
面白かったです。 自分が新しい環境に身を置き、考え方の違いにあたふたしている中で参考になるのではと思い手にしたのですが、若さってすごいかったです。 環境に馴染めないながらでも流れに身を任せながら色々と吸収していく姿は、尻込みしている自分に喝を入れたくなりました。 でも、内容はそれだけでなく、インドの内情をjkの主観でしっかりと伝えてくれています。 子供としての感覚、成長していく中での考え方の変化など、主観的だからこそ伝わってくるメッセージがありました。 あとがきで書いてあったように、この本は未完成であり、この先、jkの経験を通した考え方を見てみたいなと感じました。
Posted by
インドに行くことになった率直な気持ちから、自分の視点で見たインドの状況、実際にやってみた行動がすごい読みやすく書かれていた。時々文章がJKらしい軽い文章なのもいい。 自分が知らなかったことをたくさん知れたいい本でした。
Posted by
親の転勤でインドへ転居した女子高生が、徐々にインドに馴染む様子が描かれる。特殊な経験は、こうした書籍に残りやすいのは当然として、本書のスゴさは文章量だ。インドの文化や風習、風土、そして宗教を知り、高校生の時にしか感じ得ない感覚で文章を綴っていることに価値がある。 彼女はインドで過...
親の転勤でインドへ転居した女子高生が、徐々にインドに馴染む様子が描かれる。特殊な経験は、こうした書籍に残りやすいのは当然として、本書のスゴさは文章量だ。インドの文化や風習、風土、そして宗教を知り、高校生の時にしか感じ得ない感覚で文章を綴っていることに価値がある。 彼女はインドで過ごしていく中で、スクールの活動の一環として触れたストリートチルドレン含め、子供の権利と保護に興味を持つことになる。ただ、何か出来たかと問われると何もないと答える様子に、その悔しさを胸に今後どのような生き方を模索するのか楽しみだ。また何か書いてほしい、。例えばインド体験を基にして、米原万里さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』という名著のような、国が違うことで起こるすれちがい等を作品とすると面白いのではないかと思ってしまった。
Posted by
めちゃ面白いし、めちゃ熱い! 高校入学直前、父の転勤で突然インドに行くことになった著者。 初めは戸惑いながらも、インドの喧騒や明るい人々、美味しい食事、動物との共生社会に出会っていく。 カースト制度やスラムなどの難問にぶち当たりながらもスラムの子たちと触れ合ったりデモをしたり…...
めちゃ面白いし、めちゃ熱い! 高校入学直前、父の転勤で突然インドに行くことになった著者。 初めは戸惑いながらも、インドの喧騒や明るい人々、美味しい食事、動物との共生社会に出会っていく。 カースト制度やスラムなどの難問にぶち当たりながらもスラムの子たちと触れ合ったりデモをしたり…自分ができることを精一杯行動していくが、 また突然のコロナ禍により帰国する、という話。 状況を俯瞰で見れる冷静さと、自分が何かを変えたいという熱い情熱と、読む者の心を掴んで離さない筆力とユーモアが漲る作品。 第16回出版甲子園グランプリ受賞作。
Posted by
著者は当時中学3年生。 親の仕事の都合で海外へ。 アメリカかなヨーロッパかな、ワクワクしながら引っ越しの日を待ち望んでいたのに、まさかのインド。 想定していなかった国が出てきて当惑する…。 インドへ実際に行ったからこそ得られた気づき、鋭い洞察。 貧困の実情、日本とは全く異なっ...
著者は当時中学3年生。 親の仕事の都合で海外へ。 アメリカかなヨーロッパかな、ワクワクしながら引っ越しの日を待ち望んでいたのに、まさかのインド。 想定していなかった国が出てきて当惑する…。 インドへ実際に行ったからこそ得られた気づき、鋭い洞察。 貧困の実情、日本とは全く異なった価値観や文化。 感じたことを素直に若々しく、言語化されている。 当時10代とは思えない感性に脱帽。 今までインドの生活なんて全く考えたこともなかった自分にとって新鮮な視点を与えてくれた一冊。
Posted by
Amazon Audibleで読了。 中学3年生から高校生時代をインドで過ごした著者のインド滞在記。 日本との違いに驚いたこと、インドならではの経験・文化・人との交流で感じたこと。 あとがきに書かれているように、子どもと大人の中間という年齢ならではの体験や考えたことが、とても瑞...
Amazon Audibleで読了。 中学3年生から高校生時代をインドで過ごした著者のインド滞在記。 日本との違いに驚いたこと、インドならではの経験・文化・人との交流で感じたこと。 あとがきに書かれているように、子どもと大人の中間という年齢ならではの体験や考えたことが、とても瑞々しい筆致で書かれている。 マイペースなインドの隣人たちに対して「〜かよ」と若者らしくツッコむところは笑えるし、 インドのスラム街の子どもたちが置かれている状況に胸を痛め、何とかしたいとボランティアやデモ活動に参加する場面は迫力があった。 コロナという非常事態に巻き込まれ、強制的に日本に戻らざるを得なかった著者が、インドから離れる場面にはジーンと胸に熱いものが込み上げてきた。 著者がインドで経験し、感じてきたことを、読者も追体験できる一冊。
Posted by
audible 表紙絵やタイトルから、特にJKという言葉のニュアンスも相まって、想像していた勝手なギャルいイメージで聴いていると、めちゃくちゃ表現が叙情的で、特に最初はJCでしょ?一般的なJCがこれほどの語彙で表現するんか?と思ってしまったが、これもまたJKを自分のステレオタイプ...
audible 表紙絵やタイトルから、特にJKという言葉のニュアンスも相まって、想像していた勝手なギャルいイメージで聴いていると、めちゃくちゃ表現が叙情的で、特に最初はJCでしょ?一般的なJCがこれほどの語彙で表現するんか?と思ってしまったが、これもまたJKを自分のステレオタイプに嵌めてただけなんだろう。 海外旅行に行ったことのない身からすると、解像度の低い日本の外の一端に触れられて良かったです。いろんな国にフォーカスした本を読んでみたいと思った。
Posted by
この本の第一印象は、高校生が体験したインドの話が書かれてるエッセイで面白そう、と思った。 インドの時間の感覚や食事や買い物について書かれていて、新たな発見だなってワクワクしながら読み進めた。 けれど、後半ではインドに住む子供たちの抱えてる問題について触れられており、「自分ごとのよ...
この本の第一印象は、高校生が体験したインドの話が書かれてるエッセイで面白そう、と思った。 インドの時間の感覚や食事や買い物について書かれていて、新たな発見だなってワクワクしながら読み進めた。 けれど、後半ではインドに住む子供たちの抱えてる問題について触れられており、「自分ごとのように考えることがどれだけ難しいことか」、「理解するとは何か」、「今の自分に何ができるか」など、いろんなことに気付かされる1冊でした。 面白そうと思って軽い気持ちで読み始めた自分が恥ずかしくなりました。社会や環境問題などに対して、自分に出来ることと向き合うために読んで欲しい1冊です。
Posted by