1,800円以上の注文で送料無料

まだ見ぬ敵はそこにいる の商品レビュー

3.8

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/12/09

巧みなストーリー展開、ウィットに富む会話。 期待を裏切らない。その手があったのか? 予測を超える、鮮やかな逮捕劇に圧巻させられる。  次作への余韻を残すエピローグが素晴らしい。

Posted byブクログ

2022/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第2作 今作ではスコットランドヤードの麻薬取締独立捜査班に配属され捜査巡査部長になったウィリアムは麻薬王のヴァイパーを捕まえるために捜査を開始する。 そして前作も出てきたフォークナーの裁判も同時並行で進んでいく。裁判の展開も面白く、殺人工場へのアジトへの緊迫の突入シーンもハラハラさせられて楽しかった。 次作も最近発売されていて、今作の終わり方からするにフォークナーとの対決もあると思うので楽しみでしかない。

Posted byブクログ

2022/07/03

主人公はロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィック、時は1986年。なぜ、この年代かと不思議に思いながら読んでいたが、同じ著者の「クリフトン年代記」でベストセラー作家になったハリー・クリフトンが書いていた小説シリーズを、スピンオフしたことが理由のよう。「クリフトン年代記」の舞台は...

主人公はロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィック、時は1986年。なぜ、この年代かと不思議に思いながら読んでいたが、同じ著者の「クリフトン年代記」でベストセラー作家になったハリー・クリフトンが書いていた小説シリーズを、スピンオフしたことが理由のよう。「クリフトン年代記」の舞台は1920〜1990年頃らしい。 真っ直ぐな主人公には好感が持てるが、ストーリーは普通に面白い、という感じ。イギリスのおとり捜査、潜入捜査、司法取引を使った攻防など、個人的には後ろ暗い雰囲気。 シリーズは8作まで延びることが決まり、すでに4作まで完成しているそう。

Posted byブクログ

2022/05/15

ワーウイック巡査部長の活躍第2巻。無事に結婚して、絵画盗難犯専任から麻薬取締役に移った彼の活躍。なかなか、話が紆余屈折して、先に進まないが、せっかく捕まえた美術盗難犯のフォークナーを最後の最後に逃してしまう。ワーウイックとベスに双子が生まれたが、まだまだ先は長い、さてどうなるか。...

ワーウイック巡査部長の活躍第2巻。無事に結婚して、絵画盗難犯専任から麻薬取締役に移った彼の活躍。なかなか、話が紆余屈折して、先に進まないが、せっかく捕まえた美術盗難犯のフォークナーを最後の最後に逃してしまう。ワーウイックとベスに双子が生まれたが、まだまだ先は長い、さてどうなるか。ちょっとワクワク感がなくて、読もうと思う気持ちが進まないなあ。

Posted byブクログ

2022/05/12

映画「キングスマン:ゴールド・サークル」を見て分かる通り違法薬物は蔓延していて、あなたの家族が使用していてもおかしくはありません。

Posted byブクログ

2022/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジェフリー・アーチャー氏の作品は全部詠んでいます。 新聞の広告にのっていたので、図書館は未収蔵であったので予約し(購入を依頼し)読了。 アーチャーの小説の主人公はイギリスの理想とする人物像に近い。知識が豊富、文化レベルが高い、ウイットに富んでいる、幸せな家庭を築いている、お金にも困っていない、あるいは金持ち。といったところか。  一方悪役は、強欲、倫理観のかけらもない、あるいは色欲、狡猾といった人物です。重要な人物は10人以下で、登場人物亜は30人に満たないので読みやすいです。 翻訳もいつもの戸田裕之氏なので安心して読めました。  面白くはありましたが、エンターテイメント小説ですね。

Posted byブクログ

2022/02/02

刑事ウォーウィック第二作。正体不明の麻薬王が誰か、どこでドラッグを製造してるか突き止める件と、前回盗品売買で執行猶予付き有罪判決を、受けたマイルズ・フォークナーを再び務所送りにしようとする件、そしてフォークナーの絵画と家を妻クリスティーナが狙う件の三本立て。 なんの文句も付けよ...

刑事ウォーウィック第二作。正体不明の麻薬王が誰か、どこでドラッグを製造してるか突き止める件と、前回盗品売買で執行猶予付き有罪判決を、受けたマイルズ・フォークナーを再び務所送りにしようとする件、そしてフォークナーの絵画と家を妻クリスティーナが狙う件の三本立て。 なんの文句も付けようのない最高の出来。ドキドキが最後まで止まらなかった。 ※以下自分用ネタバレ マイルズの自宅でのドラッグパーティー事件で有罪になり、懲役十年。しかし母親の葬儀に参加させて貰い、バイクチームによって逃亡。絵画は既に屋敷から取り出され、そして屋敷は燃やされた。クリスティーナが美術館に寄付したフェルメールも偽クリスティーズ職員に騙し取られた。

Posted byブクログ

2022/01/21

「レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班-」の続編 <amazonより> ウィリアム・ウォーウィックは、警視長直属の麻薬取締独立捜査班に異動になり、 ある特命を受ける。 それは、ロンドンを支配する悪名高き麻薬王、 通称“ヴァイパー"の正体をつかみ逮捕す...

「レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班-」の続編 <amazonより> ウィリアム・ウォーウィックは、警視長直属の麻薬取締独立捜査班に異動になり、 ある特命を受ける。 それは、ロンドンを支配する悪名高き麻薬王、 通称“ヴァイパー"の正体をつかみ逮捕すること。 捜査に乗り出した矢先、 捕まえた麻薬の売人はウィリアムに因縁のある人物だった――。 「クリフトン年代記」から派生したシリーズだが、 本作には粗いところが見受けられてしまう。 伏線が弱かったり、読者の心を鷲掴みにするような部分が少ない。 あるいは、シリーズ3部作とのことなので、 最終部で全てを回収することになるのか。 長年、ジェフリー・アーチャー氏の著作を楽しみにしているだけに、 せめて物語の最後で納得させてほしい。

Posted byブクログ

2022/01/21

初めてジェフリー・アーチャーを読んだ 巡査のウィリアム・ウォーウィックの2作目でした 話があちこち飛ぶので、場面について行けず、後戻りした。 その分裁判や、捕物など読み応えはあった。 2作目から読んじゃったので、 1作目を読もうか考え中

Posted byブクログ

2021/12/29

プルーフ版で読了。 読み終わると同時に早く第3作を読みたい! 原題「Turn A Blind Eye」という意味深なタイトルで ウィリアムの戦いぶりが早く知りたいところ。 舞台は1986年一昔前とはいえ、英国ではこんなに犯罪者や刑務所が自由だとは。 文化の差を感じるとともに、...

プルーフ版で読了。 読み終わると同時に早く第3作を読みたい! 原題「Turn A Blind Eye」という意味深なタイトルで ウィリアムの戦いぶりが早く知りたいところ。 舞台は1986年一昔前とはいえ、英国ではこんなに犯罪者や刑務所が自由だとは。 文化の差を感じるとともに、こんなストーリーは日本では成り立たないなと思いながらも 悪役たちがとても個性的でしたたかだ。 新作が出る前に、まだ読んでいない前作(第1作)を読んでさらに小説の舞台を詳細に把握しておきたい!

Posted byブクログ