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ボーダーズ の商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2023/02/25

東京新橋で銀行立て籠り事件が発生した。男性客が刺殺された後、犯人は逮捕されたが、被害者は40年前に成田闘争のデモで機動隊員を殺して手配され、公安に追われた男だった。その捜査に警視庁特殊事件対策班(SCU)が動きだす。SCUは犯罪が多様化する中、あらゆる事件の現場に介入できることを...

東京新橋で銀行立て籠り事件が発生した。男性客が刺殺された後、犯人は逮捕されたが、被害者は40年前に成田闘争のデモで機動隊員を殺して手配され、公安に追われた男だった。その捜査に警視庁特殊事件対策班(SCU)が動きだす。SCUは犯罪が多様化する中、あらゆる事件の現場に介入できることを許された警視総監直轄の組織でチームは5人。公安出身のキャップ・結城から被害者の藤岡を調べるよう指示された八神は、犯人、被害者、公安が複雑に絡む事件の真相に、特殊能力を個々に持つメンバーの協力を得て挑む。才能豊かな刑事チームを描く警察小説!

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2023/02/08

新シリーズ。 どんなタイプの事件でも首をつっこみます課というSCUのお話。 主人公38歳妻子あり元捜査1課出身がどうにも頼りなく独り身に対しての偏見が強い設定の為、今までの主人公の雰囲気を変えての挑戦のようです。 今後成長していく様子を想定されているのでしょうが・・・。

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2023/01/31

大変面白く読ませていただきました。作者が得意の警察物ですが、中々面白い部署が創造されました。登場人物も面白いキャラクター揃いでこの事がより面白くなってました。シリーズ物という事で今後が楽しみです。

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2022/11/05

11月-3。3.0点。 警視庁、SCU(特殊事件対策班)が結成され、捜査一課から異動した主人公の八神。クセのあるメンバーに囲まれながら、捜査。 かつての学生運動時に警官を殺害し、指名手配されていた男が殺害される。捜査する内に、男がどうやって40年逃げ続けていたか捜査していき。。 ...

11月-3。3.0点。 警視庁、SCU(特殊事件対策班)が結成され、捜査一課から異動した主人公の八神。クセのあるメンバーに囲まれながら、捜査。 かつての学生運動時に警官を殺害し、指名手配されていた男が殺害される。捜査する内に、男がどうやって40年逃げ続けていたか捜査していき。。 後半二転三転。まあまあ。また新シリーズか。

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2022/09/16

新シリーズは久しぶり。初回はどうしてもメンバー紹介的になるので、本当に面白いかどうかは2作目以降だね。でも、まあ次々と事件が起こり、最後に繋がるのはさすが堂場さん

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2022/09/08

警視庁のSCU(特殊事件対策班)という架空の部署に所属する八神警部補が主人公。 発足のきっかけは、社会が複雑化し、どこが担当していいかわからないような事件を捜査するためということだが、あまりいい評判は聞いてなく、1か月前に異動になったばかりの八神には、具体的な役割がはっきりせず、...

警視庁のSCU(特殊事件対策班)という架空の部署に所属する八神警部補が主人公。 発足のきっかけは、社会が複雑化し、どこが担当していいかわからないような事件を捜査するためということだが、あまりいい評判は聞いてなく、1か月前に異動になったばかりの八神には、具体的な役割がはっきりせず、もやもや感を引きずりながら、上司の意味も理解できない指示のまま操作に携わる。 主人公のもやもや感は、読んでいる読者にもそのまま引き継がれたままなため、頁を繰る手も止まりがち。 しかし、このSCUのメンバーの個性が明らかになるにつれ、俄然面白くなる。 なかでも、部下からは”謎”と言われ私生活も明かさないキャップの結城。最後で明示される彼の趣味には思わずニヤリ。 『捜査』シリーズのように、メンバーひとりひとりが主人公となったシリーズになるのだろうか。

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2022/08/15

警視庁SCU(特殊事件対策班)のメンバーの人柄をきちんと描いていたが、「この人はここがいい」という書き方をすると主人公がかすむと思う。またテンポも少々遅く、読み終わるのに時間がかかった。

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2022/04/10

警視庁特殊捜査班SCU 特別な能力を持っている人の集まる部署その中の1人八神は一瞬で人を見極めることができる能力を持っている事件は脅迫していたその裏に公安がいた。今からの八神の活躍が楽しみ。

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2022/03/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

堂場さんの作品が好きなので 評価は偏っている 堂場作品は私の解釈では 次々と事件が起こるが、何一つ解決しない それが最後に一気に繋がる 主人公と同じ目線で焦燥感を味わえる そんな印象 事件は立て篭り・殺人から始まって 闇サイト、公安内部と展開していく SCU所属の八神は普通の人 読み進めていくと『視点』に秀でた才能をもつ人物で その『視点』がきっかけに事件解決に向かう SCUのキャップ結城は謎の人 読者だけに与えられる情報もなく、八神たち作中登場人物同様に謎だな〜という あれやれ、これやれと目的を伝えず 目先の指示のみの上司 ただ最後、結城を少し知れる やな奴じゃないな〜と私は好きになった これは最後まで読んだご褒美 普段の生活とは近くない世界の物語だが 主人公の平凡さが物語に入り込ませてくれる作品だった

Posted byブクログ

2022/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警視庁特殊捜査班SCUという架空の部署が舞台の新シリーズ。 どんな事件にも臨機応変に対応して事件を捜査する権限を持っているという。 かなり特殊な班に異動したばかりの主人公。 本人は左遷と思い込んで言うけれどそういうわけではない模様。 銀行の立てこもり事件を発端に過去の殺人事件が浮かび上がり。という玉突き事故的な展開。 いろいろな個性(特性?)や能力のあるくせ者揃いの登場人物のようでこれはこれで面白い。 主人公の特殊能力は「視界」なのかな。 今野作品の『トカゲシリーズ』に出てくる上野さんを思い出す。 別シリーズの登場人物たちの名前も出てくるので堂場ファンにとっては面白けれど初読みの人には何のこっちゃいって思わないかしら? といつも思うけれど。 この機会に別シリーズを読む機会になればと思う。 この前の女性刑事主人公よりも面白そうかな。 特攻野郎Aチームというかアベンジャーズというか。 複数の登場人物が力を合わせて解決していく感じなので捜査シリーズにちょっと似ている。 と言うか捜査シリーズからの着想なのかな、と思う。

Posted byブクログ