頭のよさは国語力で決まる の商品レビュー
この本は教育現場、ビジネスネス両方に役立つ。 著者の読書術や文書力メインの本はいくつか読んでいたが、こちらの著書は特に日本人が不得意な対面力アップのコツでFCバルセロナのパスワークに例えていたり、巧みなコメント例を取り上げていて面白かった。
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書店で、タイトルに惹かれて、ついつい衝動買いしてしまった一冊です。項目も小分けにされていて、著者が言いたいことも明確で、なるほどなぁと思うのですが、それができないんですね。あとネックは、コメントの上手い人に孔子を持ち出されてもちょっと自分とは基礎知識が違いすぎて、敷居が高く無理と...
書店で、タイトルに惹かれて、ついつい衝動買いしてしまった一冊です。項目も小分けにされていて、著者が言いたいことも明確で、なるほどなぁと思うのですが、それができないんですね。あとネックは、コメントの上手い人に孔子を持ち出されてもちょっと自分とは基礎知識が違いすぎて、敷居が高く無理と思ったり、例示が難しくて、中学生の頃から、私は友人と弁証法で会話していると言われても…。と言いながらも、褒めることの重要性とか、共感できるところもあり、参考になりました。
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読む、書く、聴く、話す。 人が学び、成長していく上で、いかに言語即ち国語が大事なことなのか、様々な切り口や具体的なシーンを紹介して繰り返し伝えてくれる。 読書を通して作者と対話し、自分の考えが成熟していく。 それを自分の中で体系化・整理することで、自らの思考するところを表現する...
読む、書く、聴く、話す。 人が学び、成長していく上で、いかに言語即ち国語が大事なことなのか、様々な切り口や具体的なシーンを紹介して繰り返し伝えてくれる。 読書を通して作者と対話し、自分の考えが成熟していく。 それを自分の中で体系化・整理することで、自らの思考するところを表現する。 これを繰り返すことで、自分自身の思想や考え方の軸が定まり、人生観や哲学が固まっていく。 改めて国語力がいかに人が成長していく上で、有用な道具であり、常に磨きをかけるべきものであること、理解が進んだ。
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学生時代国語の偏差値が38だった頃の自分に読ませたいと思える本である。国語力を鍛えることは、コミュニケーション能力アップだけでなく、人間性の基礎力向上等が期待できる。仕事やプライベートにおいて、何かの壁にぶつかった時は、逃げずに、とことん考えることも大切であり、その考えることに逃...
学生時代国語の偏差値が38だった頃の自分に読ませたいと思える本である。国語力を鍛えることは、コミュニケーション能力アップだけでなく、人間性の基礎力向上等が期待できる。仕事やプライベートにおいて、何かの壁にぶつかった時は、逃げずに、とことん考えることも大切であり、その考えることに逃げていたら、魅力の欠如した人間になると、私はこの本を読んでそう解釈した。また、この本を読んで改めて感じたことは、国語力を鍛えることで、語彙力が上がり、人との意思疎通が滑らかになり、結果ストレスフリーな人生を送れることである。この感じたことを忘れることなく、これからも読書に励み読解力と思慮深さを身につけていこうと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
語彙力が無い!と叫ぶ事が最近特に増えたので何とかしたい、と思い本屋でタイトルに引かれて購入。ベストセラーの何冊かで名前はお見かけした事はありましたが、本を読むのは初めて。 最初は言葉の説明とか辞書的な物かな~と思ってたら、もっと根本的な話で、納得する事ばかり。文脈力欲しい。 個人的に一番心に染みたのは、主観優先で構わないという考えがまん延している、決めつけグセは直していくのが勉強、という所。 よく聞く論破した~とか、大きな声で不特定多数の前で私あれ嫌い~と簡単に言える人がある意味すげえと思う派なのですが、そう思えない(自分は嫌いだと思っても、何とかよかった探しをしてしまう)自分が少し救われた気がしました。
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私の国語力が低い原因がわかりました。また、自身の感情を言葉にすることでコミュニケーションを円滑にするだけではなく、ストレスを軽減することができると感じました。国語力を上げるために、定期的に読み直したい本です。
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本当に求められているものは、相手の言いたいことを的確に掴んで(読解力)、相手が表現し切れていないことを、こちらから提案する能力(構造力、要約力)である。 そのために、読書によって他者と向き合い、他者を通して自己内省の力を身につけることが大切である。 本書では、人間の本質につい...
本当に求められているものは、相手の言いたいことを的確に掴んで(読解力)、相手が表現し切れていないことを、こちらから提案する能力(構造力、要約力)である。 そのために、読書によって他者と向き合い、他者を通して自己内省の力を身につけることが大切である。 本書では、人間の本質についても触れている。 人は話を聞いてもらいたいもので、傾聴、質問「積極的な受動性」が大切であるというものからはじまり、自己承認の欲求に至るまで。 本書は東京都同情塔のあとに読了しました。同情塔では、軽いカタカナ語の濫立による警鐘を読み解きましたが、本書に、「外来語の弱点は歴史が浅く、その言葉が幼いころからの身体感覚と連動していない。」とあり、読書の体験が繋がって「わお!」となりました。
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日本人が身につけるべきことがこの一冊で分かる。 繰り返し読み自分の知識として取り込みたい。 著者の素晴らしい語彙力によって、実践すべき事や即刻止めるべき悪しき習慣などを紹介し、現代の国語能力に対し警鐘を鳴らしている。 読書すべき作品がいくつか紹介されており、なぜ本を読んだ方が良...
日本人が身につけるべきことがこの一冊で分かる。 繰り返し読み自分の知識として取り込みたい。 著者の素晴らしい語彙力によって、実践すべき事や即刻止めるべき悪しき習慣などを紹介し、現代の国語能力に対し警鐘を鳴らしている。 読書すべき作品がいくつか紹介されており、なぜ本を読んだ方が良いのか、本質的な観点に気付かされる。 その他、上手く言語化出来る人の特徴や、今このように感想を書く際必須である要約力、互いを褒め自己肯定感を高め合うことの重要性など、対人関係向上の秘訣も事細かく記されており隙がない。 食い付くように読み耽ってしまった。読者を熱中させる程に知性及びユーモアがこの著者にはあると再認識。自分も人を惹きつける文章を書きたいと、努力を決意する。 この本は言わば国語の教科書です。日本人なら読んで損はないでしょう。お薦めの一冊です。 【追記】 タイトルにも注目して欲しいのですが、著者は頭の良さを「よさ」と表現しています。 これは単なる善悪では全てを語れはしないという想いなのでしょうか。はたまた国語力を網羅したとてそれが必ずしも良いとは限らないということでしょうか。 このような細かい部分まで著者は気を配っていることに、畏敬の念を抱かざるを得ません。
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・話し上手はメモ取り魔 ・話す前に前置き、3点あります 優先順位の高いものから説明 自分なりに全体像を掴む →結論を見据えて逆算 →情報を取捨選択する判断力を身につける ・文章は1行目にゴールは何かを書く ・論理的なアウトプットパターンを知っておく ・太宰を読む
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者曰く、読書をすることで人の心や知性は磨かれる。読書をしてこなかった24年間を後悔すると同時に、この若さで気づけて良かったと思った。実際に最近色んな本を読むことで視野が広くなったり物事を考える時間が増えたように思うし、この本を読んで更なる読書欲が湧いた。ここで、「読書をしない人でも豊かな心や知性を持ち合わせているのはなぜ?」と思ったが、これは小さい頃の育った環境や人生経験によるものなのだろうか。ただ間違いないことは、読書は非常に効果的な自分磨きであるということである。 [今日から実践すること] ・名著を読む ・レスポンスを大切にする(気持ち大げさに、自然な感じで)
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