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ナナメの夕暮れ の商品レビュー

4.2

318件のお客様レビュー

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2024/04/07

導入で掴まれた 共感するフレーズが多い 何度でも読み返したい。1番好きな本かも 自分の生き方の道標 勇気を与えてくれる 自分が抱く悩みやモヤモヤを抱えるのはおかしなことではないよ、と安心させてくれる 妬み嫉み恨み辛みの感情を曝け出す勇気とそのきっかけ、他者にさらし受け入れても...

導入で掴まれた 共感するフレーズが多い 何度でも読み返したい。1番好きな本かも 自分の生き方の道標 勇気を与えてくれる 自分が抱く悩みやモヤモヤを抱えるのはおかしなことではないよ、と安心させてくれる 妬み嫉み恨み辛みの感情を曝け出す勇気とそのきっかけ、他者にさらし受け入れてもらい(笑いにしてもらい)、他者を、そして自分を肯定する生き方の術を教えてくれる 本当に、自分の心情や状況を代弁してくれるよう。この本に出会えて本当に良かった 若、曝け出してくれてありがとう。言葉にしてくれて、何を思いどんな苦労があってどんな行動をしたのか教えてくれてありがとう。自分に向き合い続け、こんな自分に道標を与えてくれ、肯定してくれ、生きる希望を与えてくれてありがとう 自分も、人付き合いは苦手ではないが疲れてしまったりメタ的に物事を見がちだったり、時に人の行いを斜めに捉えて馬鹿にしたり(価値下げすることでそのアクションを取れない自分を肯定する) でも、そんな心情を抱くことも肯定してくれるし、かつ、どうしたらその状態かた脱却できるかを教えてくれる 多様性やマイノリティに寛容な心を持つ経緯がよくわかる。彼もそっち側にいて常に世の中の是とされる価値観に疑問を抱いてきたから 自分も、是とされる価値観に沿えて王道コースを歩んできた自負もあるし、是に対して疑問を抱く両方の側面がある。運動や勉強の才能があるわけではなく他人が当たり前のようにできることができないこともあるので、同じく何かがうまくできない人の気持ちもわかる

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2024/04/06

世間への生き辛さをすごく共感した。 著者であるオードリー若林は、自分と同じ所謂「ひねくれ者」なのだと思う。周りの人が当然やっていることが何故か癪に障ってしまいできない。すごく共感した。 この本の良いと思ったところは、著者が自分自身を生きるのが下手と感じ、なぜ自分がそうなったか、...

世間への生き辛さをすごく共感した。 著者であるオードリー若林は、自分と同じ所謂「ひねくれ者」なのだと思う。周りの人が当然やっていることが何故か癪に障ってしまいできない。すごく共感した。 この本の良いと思ったところは、著者が自分自身を生きるのが下手と感じ、なぜ自分がそうなったか、なぜ振る舞ってしまうのかをしっかりと考えているところだ。 ほんの一説で、スタバでグランデが頼めないエピソードがある。そこから自身が自意識が過剰であり、それは他人への否定から生まれるものだと考えていた。だから人々を肯定してみることを始めて、少し世界が生き安くなったとあった。 自分も同じだと思った。私は、プロポーズでディズニーランドで高級指輪を渡せない。そんなことをするやつは、テンプレでしか動けないつまらないやつ、自分は違う特別な存在だと思うことで自己防衛していたのだとわかった。そんな感じで色んなことに否定的になるが故に、少し生き辛くなる。 話は飛躍するが、あらゆることに肯定し価値観を認める。そうすることで自意識過剰による生き辛さがなくなり、平和が近づくのではないか…と感じた。 他にも好きなエピソードがたくさんあった。 とても好きな本になったので、また読み返してエピソードごとに感想文でも書いてみたいなぁと思っている。

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2024/04/20

お勧めされて手に取ったエッセイ本。 冒頭に「毎日が楽しくて充実しているという人は、今すぐこの本を元に戻して、引き続き人生を楽しんでください。」という文がある。 まさにその通りだと思う。 せっかく勧められたからと思って何ページか読み進めてみたけど、結局ページを捲る度、暗い気持ち...

お勧めされて手に取ったエッセイ本。 冒頭に「毎日が楽しくて充実しているという人は、今すぐこの本を元に戻して、引き続き人生を楽しんでください。」という文がある。 まさにその通りだと思う。 せっかく勧められたからと思って何ページか読み進めてみたけど、結局ページを捲る度、暗い気持ちになり、読むのを辞めてしまった。

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2024/04/03

私も著者ほどではないけれど、ナナメなので生き辛さを感じてきた。共感できて、勝手に仲間意識をもった。 それでも共感できないところもあり、著者の生き辛さは私のそれとはレベル?が違うのだな、と思った。 「他人の目をきにするひとは大人しくて奥手な人などでは絶対にない。」 これは、正に...

私も著者ほどではないけれど、ナナメなので生き辛さを感じてきた。共感できて、勝手に仲間意識をもった。 それでも共感できないところもあり、著者の生き辛さは私のそれとはレベル?が違うのだな、と思った。 「他人の目をきにするひとは大人しくて奥手な人などでは絶対にない。」 これは、正にだと思う。 この部分を読んで以前読んだ「傲慢と善良」を連想した。

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2024/03/27

読み終わりたくないって思えるから相当自分にとって面白い内容で共感できる部分が多くて読むことが楽しい本 手に取ってよかった

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2024/03/20

自分はひねくれ者であると若林さんは言っていましたが、全然そんなことないし自分と共通する部分もいっぱいあると感じました。自分も世間とずれているのでしょうか?(笑) こんな感想書いていたら「本読んだくらいで知った気になってんじゃないよ〜」とツッコミまれそうですね、、、。想像でツッコ...

自分はひねくれ者であると若林さんは言っていましたが、全然そんなことないし自分と共通する部分もいっぱいあると感じました。自分も世間とずれているのでしょうか?(笑) こんな感想書いていたら「本読んだくらいで知った気になってんじゃないよ〜」とツッコミまれそうですね、、、。想像でツッコミが脳内再生されるくらいには若林さんのことが好きになりました。

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2024/03/11

これだからエッセイを読むのをやめられないし、続編を何冊も出して欲しい アラサー目前にして、この若林さんと対話ができた。途中分かりすぎて辛うわ笑うわしたけど、どうやら心配しすぎなくていいらしい 若林さん、長生きしてください。読む際はぜひ、文庫本のあとがき・解説まで読むことをオス...

これだからエッセイを読むのをやめられないし、続編を何冊も出して欲しい アラサー目前にして、この若林さんと対話ができた。途中分かりすぎて辛うわ笑うわしたけど、どうやら心配しすぎなくていいらしい 若林さん、長生きしてください。読む際はぜひ、文庫本のあとがき・解説まで読むことをオススメ

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2024/03/07

芸能人初心者であった一作目の頃から数年が経ち、 自分や周囲を俯瞰して見られるようになったのか、 かなり表現や雰囲気が柔軟になり、視野も広がり、 昔と比べだいぶ心が解きほぐされたんだなと思い、 少し安心して読み進めることが出来る。 でも結局は自分と世界とのギャップに対し、 良くも...

芸能人初心者であった一作目の頃から数年が経ち、 自分や周囲を俯瞰して見られるようになったのか、 かなり表現や雰囲気が柔軟になり、視野も広がり、 昔と比べだいぶ心が解きほぐされたんだなと思い、 少し安心して読み進めることが出来る。 でも結局は自分と世界とのギャップに対し、 良くも悪くもどう折り合いを付けていくか、 どのようにして諦めるのか、に至るまでの話で、 でもそれは精神的に大人になってしまったが故の 一辺倒な悲しさややるせなさというわけではなく、 今はもうそのフェーズに入っていったんだよ、 過剰に構えずとも、世間に牙を向け続けなくても、 大事なことや自分を解放する術はあったんだ、 と気付けたことによるものだと思った。 今の時代だからこその新たな問題提起もあったり。

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2024/03/07

文庫版は単行本と比べ、文庫版あとがきと朝井リョウさんの解説が追加されており、お得感が増している。わからないことをわからないままにせず、だいたいわかった、まで突き詰めることが新たな視点、理解、アップデートに繋がっているのだろう。今後のエッセイも読んでみたい。

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2024/03/18

オードリーがM-1で有名になって、テレビに出まくっていた頃。 当時中学生だった私はものすごく春日のことが好きで、オードリーが出るテレビ番組を新聞のテレビ欄でチェックして欠かさず視聴していた。 当時私が見たかったのは、オードリーではなく春日だった。好きな芸能人は春日と櫻井翔くんだっ...

オードリーがM-1で有名になって、テレビに出まくっていた頃。 当時中学生だった私はものすごく春日のことが好きで、オードリーが出るテレビ番組を新聞のテレビ欄でチェックして欠かさず視聴していた。 当時私が見たかったのは、オードリーではなく春日だった。好きな芸能人は春日と櫻井翔くんだった。 あれから15年ほど。オードリーは確固たる地位を築いたように思う。 私の恋人がファンであることもあり、TVerでしょっちゅうあちこちオードリーのアーカイブを見る。しくじり先生も然り。 若林大活躍である。今の私はどちらかというと若林の方が好きだ。(もちろん2人ともが好きだ) そんな若林の本が本屋さんに並んでいて。 毎日のようにモニターを通して顔を見ている若林に親近感のようなものを抱いたわたしは、少し軽めのエッセイが読みたかったのもあって手に取った。 読みながら若林の声で再生されるエッセイ。不思議な感覚だった。 自分というものととことん向き合い、模索して、年齢を重ねるごとにある種の答えを見つけていき、"世界を肯定"していくおじさんの歩み。 何かに一生懸命な人を冷笑して、明るく生きられる人たちを羨んで、人の顔色ばかり窺って。 そんな所から脱出していく姿が、私にとっての小さな希望になるエッセイだった。 きっと私も脱出できるんだと思えるし、事実30歳になった今、色んな荷物が軽くなってきているのを感じる。人生で今が一番気楽で生きやすい。 春日のことが大好きだった中学生の頃からすでに、私は間違いなく若林側の人間だった。 自分の発言をいちいち細かく悔いたりするし、人の目も気になりまくるし、気づけば心の中で人を見下して安心しちゃったりなんかする。 何か答えを見つけたくて闇雲に読書したりもする。 肯定ノートに似たようなものを30歳になってから始めたことも偶然だった。 あれだけテレビで活躍している人が、私に似た、いわゆる生きづらさを感じる特性を持っているのかと思うと、若林が突然めちゃくちゃすごい人に見えてくる。 と、隣にいる彼に言ったら、「いや若林はめちゃくちゃすごいよ」と、何を今更というふうに言われてしまった。 変わらないありのままの自分を受け入れていきましょうという話なのかと思っていたが違った。 若林は若林のままなんだけど、でもどんどん良い方に変わっていっている。 斜に構えた、ナナメの生き方だけを描いた作品ではなく、ナナメを描いた上でナナメの殺し方まで出てくるのだ。 "絶望に対するセイフティネットとして、趣味は必要である" "好きなことがある、ということは、それだけで朝起きる理由になる" "これからは、ちゃんと勇気を持って休むし、考えすぎない" 特に好きだったエピソードは、「凍える手」「ナナメの殺し方」「AIvsオードリー」「47年おつかれさまでした!」あとは「まえけんさん」だろうか。 あと、本編エッセイ中に、自分にとって足りないものを信頼できる人に聞いたら、結婚した方がいいねと言われるシーンがあり。 その後あとがきでサラッと出てくる妻の存在。 若林が結婚したのは知っていたけど、本編とあとがきの間での若林がまた一歩大きく変化しているのは、きっと結婚というライフステージの変化もあるのだろうなと思った。 読んだら若林のことがもっと好きになるエッセイ。 私も解説の朝井リョウさんと同じく、若林には幸せに生きていてほしいと思う。 過去2作もたいへん評判が良いので、こちらも読んでみよう。 あと、この本を読んで山ちゃんのエッセイも読みたくなったのって私だけじゃないよね? そちらも買って読んでみようと思います。 ※本の著者はさん付けすることが多いのだが、私の中の若林はどうしても若林なので、若林と記載させていただく。

Posted byブクログ