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カルト村の子守唄 の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2022/02/23

子供特有の支離滅裂な思考を説明したところで大人には理解不能だろうし それくらい「調整結婚」は村の理念の中でもインパクトが大きいもので 待てば海路の日和あり 授業中に描いていた落書きや点描 農業を基盤としたコミューン

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2021/12/06

やっぱり、高田さんの絵可愛い。 この可愛さあるから、「カルト村」といった、ある種特殊な環境・経験もサクッと読めるのかも。 1作目から読みましたが、全て楽しく読めました^^

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2021/11/27

かやさま本は、息子、娘も大大大ファンで入手する度に奪い合い何度も何度も繰り返し読みたくなる愛おしい漫画でありながら、可愛くて癒やされる上にメチャ内容濃い❣ 両親の入信経緯や生い立ち等、ファンとして知りたかったことが満載!! かやさんが、カルト村時代から何で子どもを産まないと決め込...

かやさま本は、息子、娘も大大大ファンで入手する度に奪い合い何度も何度も繰り返し読みたくなる愛おしい漫画でありながら、可愛くて癒やされる上にメチャ内容濃い❣ 両親の入信経緯や生い立ち等、ファンとして知りたかったことが満載!! かやさんが、カルト村時代から何で子どもを産まないと決め込んでいるのか?ダケが今回も分からず…でしたが(残念)冴えた逸品であることは間違えなし!! かやさまについては、コチラに、詳しく書きました! https://note.com/ruly_yasuka/n/n724aa42c9cdc

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2021/11/27

筆者のカルト村にいた頃の話。生まれた頃から小学部に入るまでと、両親の馴れ初め、両親それぞれカルト村に入るまでが書かれた作品だ。生まれ持った素質もあるかもしれないが、やはり養育環境は大きいな…。

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2021/11/18

【幼少期の思い出を描いたエピソード0】自由なコミューンはどうしてカルト村へ変貌していったのか? 著者の両親がなぜ村に入って出会い結婚したのかを描いた特別編も収録。

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2021/11/17

202111/著者の記憶と視点で描かれたカルト村シリーズの最新作。幼少期エピソード、従来作よりも一層、芯があるというか我が強いというか強情というか…なキャラで描かれている気がする。今までは抑えてマイルドに描いてたのを今回で最後だからかと思うのは穿った見方かもだけど。これまでに出し...

202111/著者の記憶と視点で描かれたカルト村シリーズの最新作。幼少期エピソード、従来作よりも一層、芯があるというか我が強いというか強情というか…なキャラで描かれている気がする。今までは抑えてマイルドに描いてたのを今回で最後だからかと思うのは穿った見方かもだけど。これまでに出したシリーズに批判が結構来たとのことで胸が痛んだ。かわいい絵柄で手書き文字もきれいでよみやすいので創作モノ等新たな作品も読んでみたい。

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2021/11/16

読了。他に2冊出ており、これで完結とのこと。調べればわりとすぐ分かる有名なコミューンで生まれ育った著者が過去を振り返って描くエッセイで、色々と衝撃的。 このシリーズは著者がわりと「すごく嫌なこともあったけど良い思い出もたくさんある」というポジションで描いているために、いつも感情の...

読了。他に2冊出ており、これで完結とのこと。調べればわりとすぐ分かる有名なコミューンで生まれ育った著者が過去を振り返って描くエッセイで、色々と衝撃的。 このシリーズは著者がわりと「すごく嫌なこともあったけど良い思い出もたくさんある」というポジションで描いているために、いつも感情のやり場がない感じになる。「子供だった高田かやさんにひどいことしやがって…でも今の高田かやさんを作ったのはある意味コミューンでもあり…???」ってなる。あと著者の手書きの文字がものすごくきれいで読みやすいのも「なんてきれいな文字なんだ!きっとこれは…コミューンでさんざんやらされた何かの結果に違いないぐぬぬぬぬ」ってなる。 アイデンティティに食い込むってきっとそういうこと。大変複雑な気持ちになります。ともかく良作であります。

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2021/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書は「カルト村」のシリーズ最終巻として刊行されたものです。 この著者独特の、物腰柔らかなのにこの上なく自我と意志の強さが漂い、淡々としているのに子細で赤裸々な語り口は本書でも健在です。 今回は、カルト村は著者の幼少期は村外の一般社会の文化も自然に共存していたものの、ある時期から子供たちを厳しく管理するタイプの世話役が送り込まれ、外の文化の遮断も急速に進んだという話が語られていました。 ただ、あくまで子供の目線での記憶(詳細な記憶力に驚かされます)に基づいて語られているので、「なぜそうなったのか?」の追究には至っていないのが残念です。 せっかくご両親の入村のきっかけや結婚の経緯なども語られていたので、あの村の運営で、実際にその時期何が起きていたのか? という大人の視点での歴史解説があればもっと良かったのに、という隔靴掻痒な感が否めません。 ただ、そうすると本当に「告発」になってしまい、それは著者の意図する所ではないため、そういう構成にはしていないのだろう、と推測しています。 また、声高に語られていないからこそ、特に関係に問題のない親子を強制的に隔離し、兄弟同士でも共に過ごせず距離を埋められない状況にすることの怖さがひしひしと感じられ、ぞっとしたのも確かです。著者の実父はかろうじて肉親との交流を保ち続けていますが、親族や故郷との関係を破壊し尽くした上で入村した実母はそうではなく、子供世代である著者も未だに正式には親族に受け入れられないというエピソードも然りです。 読後に心にずしりと重いものが残される一冊でした。

Posted byブクログ