怖ガラセ屋サン の商品レビュー
ホラー短編集。生きてる人間が1番怖いとか言ってる人間やからなんかめちゃくちゃゾワっとした。想像力の欠如こっわ。そして因果応報やったり自業自得やけどそう切り捨てられやんモヤモヤだったり、うっわゾッワってする。得体の知れないものはすぐ側にある。
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怖いけど、作者の他の本よりも気持ち悪い感じ(褒めてます)は薄いからホラーが苦手でも読めるんじゃないかな?世にも奇妙な物語ぐらいの怖さかな? 身元を明かしてくる人がいても、本当にその人だと証明できるのか…怖がらせ屋さんもターゲットの人たちも怖い! 病院の話が一番怖かったです。読み進めていくうちに「あれ?おかしくない?えっなにこれ」ってなる感じ。 怪談ライブの話は怖いけど、腕を掴んだあの人と掴まれた人って!
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めっちゃ怖い!ってわけではないけど、ゾッとする話が多かった 人なのかな?霊なのかな?わかんないけど普通に日常で有り得なくもない…って感じが不気味で良かった
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依頼を受ければ、対象を恐怖させる、恐怖を気づかせる、恐怖を体感させる。一度怖いと感じればもう逃げることはできない。そんな怖がらせ屋さんの話。 怖くないというのが、ただ想像が足りていない、自分の世界の範囲をとても狭くしていることなど感じる。 特に好きなのは見知らぬ人。この作品の中で...
依頼を受ければ、対象を恐怖させる、恐怖を気づかせる、恐怖を体感させる。一度怖いと感じればもう逃げることはできない。そんな怖がらせ屋さんの話。 怖くないというのが、ただ想像が足りていない、自分の世界の範囲をとても狭くしていることなど感じる。 特に好きなのは見知らぬ人。この作品の中では何故それをそのまま受け入れられたのか。をよく問うけれど、勿論それは考えないためである。杞憂と同じように考えすぎれば身を滅ぼしてしまう。何処かでブレーキをかけてそれを忘れてしまわなければいけない。その忘れるを、全て忘れてしまったのだから怖がらせる方に塗り替えてしまう。なのだから自分で築いた寄るべが一気に瓦解してしまうのは恐怖以外の何者でもない。
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怖ガラセ屋サンとは人なのか、霊的なナニカなのか。 読みやすかった。 短編集だけど、一つ一つの話が印象的
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怖い。 嫌な感じ。 気持ち悪い。 褒め言葉しか浮かばない。 トータルの大枠で考えたら、人怖。 でも、そんなので括れないくらい嫌な話。 怖いって、人それぞれだけど。 視えない、感じない、想像なんて及ばない。 そんなものより、物理的に目の前で繰り返される。 直に触れることのできる恐怖とでもいうかな。 形ある恐怖、そっちのほうが怖い。 と、震えた。
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澤村ホラー3冊目 恐怖とは良くない未来の予想 良くないことが起きたらと考える未来への思考と今起きている現実がつながりをもっていると感じられてしまうこと ホラー小説家が、人の恐怖とは何かを突き詰めた答えが垣間見える連作短編
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ホラーなんだけど、怖いというより不気味な印象だった 人なのか、それとも怪異的な存在なのか… お願いだから私のところには現れないでほしい(結局怖い)
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七つの話からなる短編集だが、どれも実に怖くてこの時期読むのにぴったりだ。先ほどから後ろから誰かが覗き込んでいるんじゃないかと怖くて仕方ない。 怪異を扱ったものよりもその発端にまず、人間の行いがあって、それが悪意をもってその者の日常を侵食していく。手垢のついた手法だが、澤村の手にか...
七つの話からなる短編集だが、どれも実に怖くてこの時期読むのにぴったりだ。先ほどから後ろから誰かが覗き込んでいるんじゃないかと怖くて仕方ない。 怪異を扱ったものよりもその発端にまず、人間の行いがあって、それが悪意をもってその者の日常を侵食していく。手垢のついた手法だが、澤村の手にかかるとイヤミス的な要素を得て物語が活き活きし始める。 人の厭な部分が、怖さが本書には詰まっている。怖い。
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短編7作 全てが表題「怖ガラセ屋サン」関連ではありません 怖いのは、どれだろう。 2作目「救済と恐怖と」は、最後の畳み掛け方がシュールに感じてむしろ笑ってしまいました。 3作目の「子供の世界で」の、大人の的外れな対応が、むしろ現実的でありそうで怖かったですね。 そして、どうし...
短編7作 全てが表題「怖ガラセ屋サン」関連ではありません 怖いのは、どれだろう。 2作目「救済と恐怖と」は、最後の畳み掛け方がシュールに感じてむしろ笑ってしまいました。 3作目の「子供の世界で」の、大人の的外れな対応が、むしろ現実的でありそうで怖かったですね。 そして、どうしても最終話の「怖がらせ屋さんと」がすごく怖いかなぁと期待してしまうんですが、私にはそこまでではなかったかな。 余白を残した書き味で、読者に想像させるタイプのお話なんだと思いますが、私はもう少し具体的に作者さんに切り込んでもらいたいタイプだったようです。
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