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ダブルバインド の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/09/29

アポ電強盗を追うなか駐在所員が撲殺される事件が起きる。裏で警察官の関与が疑われる中、組織の圧力に屈せず刑事魂が動き出す。組織のメンツばかりを考えるトップに対し「警察のメンツが潰されるのは、犯人を挙げられなかったときだけだ」と言う言葉が良かった。とても面白い作品だった。

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2024/04/12

看守シリーズが面白かったので 本作もテンポ良く読み進めたが 展開はある程度読めてしまったし 都合が良すぎる展開もチラホラと... どんでん返しを期待しながら読んだせいかも;;

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2024/02/06

2024/2/5読了。 「看守の流儀」を読んで面白かったので、この作者の他の本を、と思って手に取った。 短編集とはどうしても違ってしまうとは思うけれど、こちらはかなり間延びした印象。 事件に主人公の比留刑事の家族の問題も絡み、はたまた警察内部の人間関係、上下関係も複雑で。 そ...

2024/2/5読了。 「看守の流儀」を読んで面白かったので、この作者の他の本を、と思って手に取った。 短編集とはどうしても違ってしまうとは思うけれど、こちらはかなり間延びした印象。 事件に主人公の比留刑事の家族の問題も絡み、はたまた警察内部の人間関係、上下関係も複雑で。 それぞれは興味深いはずの素材が、ばらばらに散らばってしまった印象。 後半で一つに繋がってきたけれど、少し強引で無理があるのでは、と。 最後も「え、ここで終わるのか」と思わざるを得なかったし、私には合わなかったのかな。 ただ知らずに読み始めたが、舞台が金沢で、珠洲市も登場したので、この時期にこの本に出逢ったのは巡り合わせなのかも。

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2023/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023.10 看守の流儀の雰囲気をなんとなく感じながら、でもちょっと突拍子もないストーリーで今ひとつ。

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2023/07/27

クライマックスに向かって物語が盛り上がっていく様、主人公の苦悩はよく描かれているが自分はこの物語にどうにも入り込めませんでした。

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2023/07/18

看守の流儀が面白かったので読んでみました〜 アポ電強盗、駐在殺しによる拳銃盗難、ひき逃げ… 事件山積みの刑事課長・比留公介 失態の続くなか、更に娘との確執&家出そして秘密 前半ちょっと話を広げすぎの印象(꒪⌓︎꒪) もしこれを一本の線に繋げるなら無理があるのではないか...

看守の流儀が面白かったので読んでみました〜 アポ電強盗、駐在殺しによる拳銃盗難、ひき逃げ… 事件山積みの刑事課長・比留公介 失態の続くなか、更に娘との確執&家出そして秘密 前半ちょっと話を広げすぎの印象(꒪⌓︎꒪) もしこれを一本の線に繋げるなら無理があるのではないか?と。 とりあえず繋がりました笑 比留の刑事の勘が都合よく優秀すぎたとは思いましたけど(๑•́ ₃ •̀๑)

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2023/06/26

一言。面白かった! 眠いのを我慢して読み進めてしまった。警察組織の問題と窃盗やら交通やらそれぞれのプロの知識が融合されて事件の真相に迫るテンポも良かった。

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2024/11/01

 石川県金沢市を舞台に繰り広げられる警察サスペンス。金沢東部署警部で強行犯係の刑事課長・比留の執念の捜査を描く。5章からなる。           ◇  次期捜査一課長の座を狙う比留だが、ここのところツイてない。  家庭では、妻の病死に始まり1人娘の美香との確執は美香の不登校へと...

 石川県金沢市を舞台に繰り広げられる警察サスペンス。金沢東部署警部で強行犯係の刑事課長・比留の執念の捜査を描く。5章からなる。           ◇  次期捜査一課長の座を狙う比留だが、ここのところツイてない。  家庭では、妻の病死に始まり1人娘の美香との確執は美香の不登校へと発展。  仕事では、アポ電強盗主犯を取り逃がした際に犯人が一般人にぶつかって怪我をさせ、さらにその事実を署長命令で隠蔽したことで世間の批判に晒されと、まさに踏んだり蹴ったりである。  とどのつまりで強盗主犯の潜伏先へのガサ入れに失敗し、左遷は決定的になっていた。  悪いことはさらに続く。  県警本部から天敵とも言える冨島捜査一課長が出張ってきて捜査本部を設置。比留は指揮権を失う。  さらにその直後に管内の駐在所で警官が撲殺死体で見つかり、東部署内は混迷を極めることに。独自捜査に乗り出すことにした比留だが、時を同じくして美香が家出したことを知る。  自分が貫かねばならないものは? 取捨選択を迫られた比留は……。       * * * * *  うーん重い。よくこれだけヒドい状況を主人公に課したものだと思いました。もう天中殺に入っているとしか思えないほどです。  あちらこちらで板挟み状態になっている比留の状況を描き出そうとしたのはわかるのだけれど、読むだけで疲れてしまいました。  また、クセ者揃いの他の登場人物も厄介なキャラ設定です。  更迭された前署長に替わり着任したのが、「美しすぎる女性警察官」として名高い中池警視。  冨島とともに出張ってきたのは、捜査一課の紅一点で実務処理能力に秀でた南雲警部。  そして物語のキーパーソンで、美香の出生に大きく関わるサトウヒロシ。  怪しげな人物が多すぎてじっくり読む必要があり、疲れて注意力が散漫になりそうでした。  逆境に立ち向かう比留にも頼りになる部下や人脈があり、少しばかり安心できたりするけれど、状況も人物関係も盛り込みすぎの気がします。サービス過剰ではないかな。  例えば、サトウヒロシに焦点を当てたストーリーにするとかして、『看守』シリーズのようなシンプルな構成にした方がいいのではと思いました。 ( 好みの問題かも知れませんが。)

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2023/02/23

水準以上。ただ、捜一課長が少し異常すぎてパワハラ以前に警察組織でさえも誰もついてこないのではないか?

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2022/12/08

12月-05。3.0点 妻を亡くし、娘とも上手くいっていない刑事。管内の駐在所で警官が殺害される事件が発生。しかも容疑者は追っていた特殊詐欺の男。。 警察内のしがらみや、家族関係の複雑さ。上手くまとめていったが、ラストが尻切れトンボに感じた。少し残念。

Posted byブクログ