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ブラックサマーの殺人 の商品レビュー

4.3

123件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/01/08

相変わらず、テンポよくドラマが進んでいきます。 事件の解決も重要ですけど、もう登場人物が魅力的。ワルイ奴ですらも! それから、本筋とは別にして、ドラマの舞台となるカンブリアの景色が目に浮かんできます。 事件が殺伐してるからいっそう、美しい風景が浮き上がってきます。

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2023/11/20

ページがどんどん進んでいくという意味で面白いことは間違いないです。 ただ後半の展開は?、ちょっと無理筋ではと思わせるほど。 でもこれくらいの強引さがエンターテインメントでは必要だろうし、日本の小説にはこういった法螺吹き的ダイナミックさが残念ながら決定的に不足している。それがこの作...

ページがどんどん進んでいくという意味で面白いことは間違いないです。 ただ後半の展開は?、ちょっと無理筋ではと思わせるほど。 でもこれくらいの強引さがエンターテインメントでは必要だろうし、日本の小説にはこういった法螺吹き的ダイナミックさが残念ながら決定的に不足している。それがこの作品を読むことの最大の吸引力でもあり、最大の魅力とも思われ。

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2023/11/15

前作から時間があいたので思い出すのに時間がかかったけれど、やっぱり面白い。ポーとテイリーのコンビが最高。

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2023/11/12

前作が非常に面白かったので、次作もすぐよんでみた。 前作超えしています。 物語は絶望的な展開からのスタートですが、とても引き込まれます。 ティリーは相変わらずとんでもない頭脳の持ち主で、今作においても遺憾無くそのスキルを発揮している様は読んでいてとてもワクワクしました。 ただしか...

前作が非常に面白かったので、次作もすぐよんでみた。 前作超えしています。 物語は絶望的な展開からのスタートですが、とても引き込まれます。 ティリーは相変わらずとんでもない頭脳の持ち主で、今作においても遺憾無くそのスキルを発揮している様は読んでいてとてもワクワクしました。 ただしかし今回の敵であるキートンは相当頭の切れる名シェフで、カリスマ性を発揮してあらゆる方面の人物を支配しポーをジワリジワリと追い詰めていくので、ドキドキでした。 ポーとティリーとフリンの、仲間想いで最後まで諦めない姿勢がすごく好きです。 早くもキュレーターの殺人が楽しみです。

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2023/11/12

そんな事、あるか。 自分が殺人で有罪にした。被害者の娘が、殺されたとされていた娘が現れた、数年語。本人とDNAが一致する。悪どい犯人は無罪で釈放される。何か、ある、きっと。 6年後のこと。そいつが面会を求めてきた。 それにしたって、ブラッドショー、来るのが早すぎるやないかい!! ...

そんな事、あるか。 自分が殺人で有罪にした。被害者の娘が、殺されたとされていた娘が現れた、数年語。本人とDNAが一致する。悪どい犯人は無罪で釈放される。何か、ある、きっと。 6年後のこと。そいつが面会を求めてきた。 それにしたって、ブラッドショー、来るのが早すぎるやないかい!! 相手はサイコパスだ。 ”ならば美を汚すことなかれ”ウィリアム・ワーズワース。 偽装、とか、なんなわけあるかい、というのは置いておいて。 面白い。半日で読んだ。「ストーンサークルの殺人」から読んで。

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2024/01/25

2作目も裏切らない面白さとぐいぐい読ませる文章で、すらすら読めた。ポーとティリーの友情がすごくいい。 個人的に分厚い本を読んでいるときの感触とか重みが好きなので、その点もうれしいシリーズ。 2024/01/25 ★5に変更

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2023/09/17

ポーとティリーが活躍する英国ミステリーの2作目。今回はポーに最大の危機が訪れる。前作同様、鋭い感覚のポーと、巧みな情報の収集・分析で道筋を見つけるティリーのコンビが、ポーの危機を救い、驚愕な事件の謎を解いていきます。手に汗握る二転三転の展開に大満足。

Posted byブクログ

2023/08/12

ワシントン・ポーの2作目。 英国北西部のカンブリア州の荒涼とした風景の中で展開します。 やつれた若い女性がふらりと現れ、6年前に死んだと思われていたエリザベスだと名乗る。 警部ワシントン・ポーが担当した事件で、父親のカリスマシェフ、ジャレド・キートンが殺人で有罪となり、服役して...

ワシントン・ポーの2作目。 英国北西部のカンブリア州の荒涼とした風景の中で展開します。 やつれた若い女性がふらりと現れ、6年前に死んだと思われていたエリザベスだと名乗る。 警部ワシントン・ポーが担当した事件で、父親のカリスマシェフ、ジャレド・キートンが殺人で有罪となり、服役していた。 ポーは、ジャレドがサイコパスに違いないと直感し、遺体は見つからなかったものの、逮捕にこぎつけたのだ。 ジャレドは才能に溢れ、一見社交的でもあるが冷酷さがあった。 監禁されていたというエリザベスの登場で冤罪を疑われ、DNAの証拠からジャレドは釈放。しかも‥ エリザベスが行方不明となり、今度は、ポーが殺人罪に問われる羽目に。 DNAの証拠は動かしがたく、信じられない気持ちのポー。 しかし、ポーには最終兵器があった。 相方のティリー・ブラッドショーである。 まだ若い女性で世間知らず、IQが高過ぎるほどで研究室にしかいなかったため人付き合いに難があるが、ポーとの間には信頼関係が築かれている。 ポーは有能だが強引で直感型、愛想はなく、新しいことはよくわからない男。 だが孤独癖があるせいか、正しいものを追い求める性向ゆえか、どこかで心が通い合った。 さすがのティリーもしばらくは手こずったが‥ 解決不能に思われる窮地を脱出する、胸がすくストーリー。面白かったです。

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2023/08/10

ワシントン・ポーシリーズの第2作。 とっても面白い。 前作がフーダニットで、今作はハウダニットってことになっている。一つひとつの謎の解明をどきどきしながら読ませてもらった。あっという間だったよ。

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2023/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作も良かったが、これは面白い。とにかく、いいタイミングで、手掛かりが示され読むのが止まらず一気に読み切ってしまった。 前作とは違って犯人は頭のキレるサイコパスの設定。この手口をどう崩していくかを楽しむ流れ。 欲をいうと相棒のブラッドショーは、前作の世間にうまく対応できてないほうが良かったかな。今回は、成長したということで、普通に優秀なバディになっていた。 (以下、少しネタバレ) いろんなトリックモノを読んだ人には、たぶん今回のトリックの大きな構図は、すぐ想像がつくような気がする。

Posted byブクログ