ブラックサマーの殺人 の商品レビュー

M.W.クレイヴン(著者),東野さやか(訳者)

2022/01/15

カリスマシェフが娘を殺した罪で刑務所に送った。娘が生きていた！刑事ポーピンチ。

めちゃくちゃ面白かった。前作の続きだけれど、前作読まなくても面白いはず。

トリック、動機、キャラ設定、完璧だった。

2022/01/19

発端が凄く嫌。小鳥を恐ろしく残虐な手法で料理する場面にまずゲンナリ。考えればさりげなく何度も出てくる子羊肉も恐ろしい。絵葉書で見る可愛らしい子羊、それが料理されるなんて。これは英国人も全く無神経ではいられないらしく、罪悪感を感じる人も多いようだが、大抵の人はそれよりも食欲が勝る。私個人としては、イギリスのあちこちで羊を見て以来、羊肉食べたくなくなった。
いきなり、本の感想とは無関係な話。

前作に続いて、カンブリア地方が舞台の事件。孤独な主人公ワシントンポー、パソコンの天才ブラッドショーのでこぼこコンビの第二弾。
しかし、前作に勝るとも劣らないとんでもない話だった。犯人は自業自得だが、加担させられた人達が不憫だ。

面白いことは面白いが、爽快な読後感を求めるには向かない。まあ、主人公の設定からして仕方ないのかも知れないが。

2022/01/13

サイコキラーのシェフは冤罪なのか？
仕掛けられた罠を、ポーは乗り越えられるか？
前作は残酷な事件の先にある残酷な真相を突きつけてきた。本作も、なかなかヘビーな真相を見せつける。実に面白いシリーズ第２作。質は落ちていない。すいすいと読めた。ただし、相棒のブラッドショーには、もう少し活躍してほしかったところだ。

2022/01/05

六年前に殺害されたはずの娘が生きて姿を現したことから物語は始まる。
誤認逮捕を疑われたポーが徐々に追い込まれていく様には息が詰まる思いだった。
そして冤罪を示す数々の証拠を前にブラッドショーはどう立ち向かうのか。
待ち受けるキートンの報復と読めない展開に、最後まで目が離せなかった。

2022/01/02

読書会に参加したいがために買いましたが、面白かった❗️
最初のハラハラがしばらく続いて、どうなるのかとヤキモキさせられた一冊でした。

2021/12/27

CL 2021.12.21-2021.12.27

ワシントン・ポーのシリーズ2作目。
このシリーズ、ラストがクリフハンガーになっていて、次作が気になる。
ポーとブラッドショーとフリンのチームワークがさらに良くなってきている。
エステル・ドイルもいい味出してる。これからも出てきて欲しい。

作者は男性だけど、魅力的な女性が多くていいな。

2021/12/11

前作に続いて素晴らしかった。始めのレストランの逮捕シーンがどう繋がるか、まさか落丁では？と何度も読み返したが、ちゃんと回収してるし、何よりティリーのキャラが大好き。次作がもはや楽しみでならない。

2021/12/06

面白かった。なかなか凄い状況で、日本のミステリーでは読んだことあるけれど、海外ミステリーでは初めての場面かも。オープニングの雰囲気も、実に映画的でよかったです。シェフがサイコパス。凄まじい展開です。しかし、捜査の中心がほぼSNS。進んで個人情報提供して、見て見て！と誘導しているようなもんですね。レッドネック読んだ時も思いましたが、ほんとに自重しないと、と今作でも強く思いました。そして、いくらなんでも酷すぎる冒頭の料理、、。

2021/11/23

いやー面白かった。ページをめくるのが楽しかった。

それにしても胸糞悪くなる始まりでした。
このフランス料理は絶対食いたくない。

2021/11/20

ワシントン・ポー　シリーズ第二弾！
前作に引き続き最後の最後まで展開が分かりません。海外小説特有の独特な言い回しなどありますが、引き込まれる内容です。
今作は第一作の内容をある程度わかってた方が、より楽しめると思います。
次のシリーズが待ち遠しいです。