5000日後の世界 の商品レビュー
テクノロジーで変わっていく世界。 テクノロジーは51%の良い側面と49%の悪い側面を持つという。人は当初の思惑通りに何かを使うわけでなく、人を傷付ける為に使うこともある。それでも、技術の進歩が悪い側面を潰していくという。 インターネットの発展により、世界は大きく進歩してきた。良い...
テクノロジーで変わっていく世界。 テクノロジーは51%の良い側面と49%の悪い側面を持つという。人は当初の思惑通りに何かを使うわけでなく、人を傷付ける為に使うこともある。それでも、技術の進歩が悪い側面を潰していくという。 インターネットの発展により、世界は大きく進歩してきた。良い面と悪い面を持ちながら。AIもまた、正しい使われ方がされないかもしれないけど、進化したAIにより正されるということでしょうか。 ARの話や、教育の話、農業の話など、様々な未来の変化の話が出てきましたが、クリーンミートの話は面白かったです。生き物の命を奪わずにというのは、人が生きていく上で、画期的な出来事のような気もしました。 テクノロジーによって、人は悪魔にも天使にもなれるんですね。
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WIREDを共同設立しスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾス等を取材してきたケヴィン・ケリーへのインタビューによりコロナ以降の近未来社会を見通す。「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」に集約されるケヴィンの思考法により、全てのものがAIと接続されたAR世界「ミラーワールド」を描...
WIREDを共同設立しスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾス等を取材してきたケヴィン・ケリーへのインタビューによりコロナ以降の近未来社会を見通す。「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」に集約されるケヴィンの思考法により、全てのものがAIと接続されたAR世界「ミラーワールド」を描き出す。聞き手の大野和基はコーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学び米国で活躍してきたジャーナリスト。
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WIREDの初代編集長ケヴィン・ケリーへのインタビューをもとにした本。ARとVR、自動翻訳を駆使した体験型学習、ワクワクしますね。ゲームの世界ではすでにVR機器を用いた世界で自己のアイデンティティを無視した自由なアバターでコミュニケーションがとれています。ARを利用したライブなど...
WIREDの初代編集長ケヴィン・ケリーへのインタビューをもとにした本。ARとVR、自動翻訳を駆使した体験型学習、ワクワクしますね。ゲームの世界ではすでにVR機器を用いた世界で自己のアイデンティティを無視した自由なアバターでコミュニケーションがとれています。ARを利用したライブなどは実在性が凄まじく進歩していて、これらが5000日後の世界ではもっと街や一般の人々、あらゆるテクノロジーと結びつき、進化は加速するはずです。そんな不確実性の高い未来を迎えるにあたって、学び方を学ぶスキルは常に必要だなと思いました。
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・まとめ本として言語化されているのは嬉しいが、正直、現代人ならどれも肌感で分かる内容だった ・serial experiments lainが現実に (ケヴィンがWIRED創刊編集長なだけに…) ・それにしても真っ先に淘汰されるであろう顔本捨ててXR事業にアップデートしたザッカー...
・まとめ本として言語化されているのは嬉しいが、正直、現代人ならどれも肌感で分かる内容だった ・serial experiments lainが現実に (ケヴィンがWIRED創刊編集長なだけに…) ・それにしても真っ先に淘汰されるであろう顔本捨ててXR事業にアップデートしたザッカーバーグの慧眼よ (リークに対する非難回避という意図もあろうけれども) ・東京の未来予測には反対。世界で都市の産業クラスタ化が語られており、その文脈で東京はロボット都市になるかもしれないと予想されている。 いやいや、東京(ひいては日本)の強みはANIMEでしょ! →2次元との融合が進み東京はXR特化するのではないかと個人的に思った ・アーミッシュ的なテックミニマリストになってみるのは良いかも
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何か凄い事が書かれているのだろうと思って読んでいたが、何事もなくそのまま読み終わってしまった。どうも最近は宣伝文句に踊らされて本を選んでいるのかと思うくらい為になる本に出会う事が昔よりダントツに少なくなってきた気がする。歳をとって初耳が減ってきたという事なのか。次の本に期待したい...
何か凄い事が書かれているのだろうと思って読んでいたが、何事もなくそのまま読み終わってしまった。どうも最近は宣伝文句に踊らされて本を選んでいるのかと思うくらい為になる本に出会う事が昔よりダントツに少なくなってきた気がする。歳をとって初耳が減ってきたという事なのか。次の本に期待したい。
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p46 リモートで共同作業をする人はどんどん増えていくでしょう p65 人間の知能は何百万年もこの星で生き残るために進化した狭くて特異な合成物でしかない p84 クリーンミート new age meats, impossible foods, beyond meat, me...
p46 リモートで共同作業をする人はどんどん増えていくでしょう p65 人間の知能は何百万年もこの星で生き残るために進化した狭くて特異な合成物でしかない p84 クリーンミート new age meats, impossible foods, beyond meat, menphis meats(UPSIDE Foods) p112 NFT non-fungible toke (非代替性トークン) p121 未來の教育の変化 3つ 1 動画メディアを使い、その問題を自ら学んだ人から学ぶ 2 ARやVRを使った学習 3 プロジェクト方式の学習 p140 国は小さな問題を扱うには大きすぎるし、大きな問題を扱うには小さすぎる p148 学校の教育は専門的でなく、できる限り広いものを対象とし、ジェネラリストを育てるべき 普通は関係のない2つの分野を自分なりに結びつける p175 新しい発見のためには、最適化とは反対のことをしなくてはなりません p182 これからの人生を年単位ではなく日数で考える発想法
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ケヴィン・ケリー「5000日後の世界」読了。WIREDが好きだ。その創刊編集長である著者の強みは先見性だ。それはテクノロジーに耳を傾ける事から生まれるとの事。また生物の進化ように技術の進歩を捉えるとプロトピアを予測できるとの事。WIREDの根幹を成す著者の壮大な思想がコンパクトに...
ケヴィン・ケリー「5000日後の世界」読了。WIREDが好きだ。その創刊編集長である著者の強みは先見性だ。それはテクノロジーに耳を傾ける事から生まれるとの事。また生物の進化ように技術の進歩を捉えるとプロトピアを予測できるとの事。WIREDの根幹を成す著者の壮大な思想がコンパクトにまとまっていた。未来に希望が持てる胸熱の良書。
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『5000日後の世界』という表題にまず目を惹かれた。10年後とか20年後という表現ではなく、日にちだったこと。日にちで考えることについては、本書6章に答えがある。思考を止めないために日にちを数えるのだそうだ。詳細を知りたい人はぜひ本書を手に取り確認をしてほしい。 1章から4章で、...
『5000日後の世界』という表題にまず目を惹かれた。10年後とか20年後という表現ではなく、日にちだったこと。日にちで考えることについては、本書6章に答えがある。思考を止めないために日にちを数えるのだそうだ。詳細を知りたい人はぜひ本書を手に取り確認をしてほしい。 1章から4章で、5000日後の世界を描き、5章から6章では著者の思考をたどることができる。シンプルな言葉で語られているが、真似て実践しようとしても簡単ではない。それでも、著者の思考に近づいて見たいので、『テクニウム』『<インターネット>の次に来るもの』を読み解きたい。 著者が提唱しているミラーワールドがどのようなものかや、各産業がどのように形態に変わっていくのか(著者の仮設)等が学べる。 未来のことを知りたいと思う好奇心を刺激され、自分の理解度を検証するために学んだことを書き出してみたくなる。 私にとっては刺激的な一冊でした。
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