5000日後の世界 の商品レビュー
よかったです ただ、タイトル的にちょっとむき出しで電車で読むの難しい(恥ずかしい)気もしつつ 内容は一切ややこしい系ではないのでご安心ください、真っ当な物ですし色々気づきを与えてくれます
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雑誌『WIRED』創刊編集長による未来予測本。 これまで何冊かこういう類の本を読んできたので、 大きな驚きや発見はなかったですが、 ミラーワールド(AR:Augmented Realityやデジタルツイン的な世界かな)について 語った本はそう多くはなかったかも。 未来のテクノロ...
雑誌『WIRED』創刊編集長による未来予測本。 これまで何冊かこういう類の本を読んできたので、 大きな驚きや発見はなかったですが、 ミラーワールド(AR:Augmented Realityやデジタルツイン的な世界かな)について 語った本はそう多くはなかったかも。 未来のテクノロジーや未来予測に関する本なのですが、 著者の語りを本にしているからか、結構分かりやすく書かれています。 欧米の知識人でもこのように平易に書くことのできる人がいるんだな、 というのが新鮮な驚き、笑。 また著者のテクノロジーに対する楽観的な姿勢に好感を持った。 新書なので、手軽に読める未来予測本に仕上がっています。 「テクニウム」や「〈インターネット〉の次に来るもの」も読んでみようかな。。 (しばらくは時間取れそうにないけれど…。) ※テクニウム https://booklog.jp/item/1/4622077531 ※〈インターネット〉の次に来るもの https://booklog.jp/item/1/4140817046
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前半はすごくワクワクしながら読んだ。 2021年の本だけど、Web3よりもミラーワールドじゃん! ミラーワールドの方がもっともっと広い概念じゃん! とか、読み進めるのがすごく楽しみだったんだけど、読み進めていくうちに何故か興奮がおさまっていった。 なんでだろ?
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次の時代の勝者は、GAFAのどれでもなく、まだ名もないスタートアップ企業になるだろうという予測は衝撃的(次に勝つのはARの会社という見方)。時代を遡れば、マイクロソフトやGAFAの登場について同じようなことが言える。過去5000日から未来の5000日を想像することは説得力があるし...
次の時代の勝者は、GAFAのどれでもなく、まだ名もないスタートアップ企業になるだろうという予測は衝撃的(次に勝つのはARの会社という見方)。時代を遡れば、マイクロソフトやGAFAの登場について同じようなことが言える。過去5000日から未来の5000日を想像することは説得力があるし、とても示唆に富んでいる。
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5000日後の世界という一見ミステリアスな設定に惹かれて。約13年と2ヶ月後のテクノロジーは、世界は、どうなっているか。期待でページをめくる。 13年前、2008年といえばどうだったろうと調べてみるとSpotifyが配信を開始し、日本向けiPhoneが初めて発売された年だった。...
5000日後の世界という一見ミステリアスな設定に惹かれて。約13年と2ヶ月後のテクノロジーは、世界は、どうなっているか。期待でページをめくる。 13年前、2008年といえばどうだったろうと調べてみるとSpotifyが配信を開始し、日本向けiPhoneが初めて発売された年だった。あれ、大して今と変わってないな。Amazonはとっくに生活の一部だったし、Googleも既になくてはならない存在だったし。ドラえもんの設定ではタイムマシンが発明された年だったようだけど、残念ながらそれには現実世界は遅れをとっている。 その視点で考えるとケヴィンケリーは実直なのだと思う。テクノロジーの予言者として5000日後に自分の言動を振り返り責任をとりたいというような思いもあるのだろうか、この本に描かれた5000日後の世界は読者をワクワクさせるような夢も奇想天外さもなかった。これにがっかりした読者も多いと思う。今想像できえるVRやメタバースが実現する地続きの世界が描かれる。 ただ、テクノロジーに耳を傾けるという発想、汎用AIは生まれない(!)という主張とその根拠、ミラーワールドで私は何者であるのかを問い続けること、テクノロジーの発展と規制、これから来る世界をどう生きていくかという想像にじっくりと浸る読書体験であった。
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分かるような分からないような。 でも、そうなるのは分かっていたこと。 視野を広げるのには良い本だと思います。
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ケヴィン・ケリーは、雑誌「WIRED」(デジタルがもたらす経済の変革を追う世界的な著名雑誌)創刊編集長で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどシリコンバレーで成功した沢山の起業家たちを取材してきた人物。 彼は「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」と言う。 ...
ケヴィン・ケリーは、雑誌「WIRED」(デジタルがもたらす経済の変革を追う世界的な著名雑誌)創刊編集長で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどシリコンバレーで成功した沢山の起業家たちを取材してきた人物。 彼は「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」と言う。 テクノロジーの進化の未来を、5000日後と日数で考えます。 10数年というとまだまだ先な感じがしますが、日数で考えると近い将来だなとちょっと不安になりますね。 スマホの次に来るものは、スマートグラス。 身につけて画面を表示するウェラブル。 ミラーワールド=(AR世界)拡張現実の世界。 AR機能を搭載したスマートグラスを装着して、離れたところにいる人同士がその場で対面しているような状態で共同作業ができるようになる。 メタバースのような事かな?と思ったが、ちょっと違うみたい。 ミラーワールドは、スマートグラスを通して現実世界を見ると、現実の風景に重なる形で、バーチャルの映像や文字が出現するらしい。 どちらに行けばいいか矢印やキャラクターが現れて案内してくれたり。 ポケモンGOをメガネ通して見てるみたい。 歴史を遡ってその場所に以前あったものを呼び出せたりもするらしい。 ミラーワールドは、サブスクで利用できるようになり、リモートで共同作業する人たちが増えていく。 このようなARの世界を作り出すのは、GAFAのどの会社でもないと言っている。 フィンテックに関しては、ブロックチェーンが本人であると保証するものになり、顔認証で決済できるようになるので、レジが不要となり、リアルタイムの会計処理が可能になる。 仕事と遊びが融合し、区別がなくなる。 退屈な仕事はAIに任せ、クリエイティブな仕事で生きられる時代になる。 最近は、バイオテックのスタートアップ企業が増えている。 食物由来の成分や動物の細胞を使ってデスレスミートとも呼ばれている培養肉(クリーンミート)を作っている。 動物を殺さないでいいなんて、素敵ですね。 アレルギー体質やベジタリアン、宗教的に禁止されている人もお肉を食べられるようになります。 10年以内に、iPhoneに相当するような世界中の人が欲しがる中国製の製品が出てくるそうです。 何だろうか。 中国人がデザインして創造したブランドだそうです。スマートグラスか電気自動車か何かはわからないそう。 中国には深圳という、アメリカのシリコンバレーのような都市があり、スタートアップ企業が沢山あるそうです。 国内移民が沢山深圳に集まり、文化が混ざり合って相乗効果で新しいアイデアを生み出します。 産業別に中心となる都市ができ、その分野を目指すならそこに行くという話になっていく。 「プロトピア」を目指す。 今日よりほんの少しだけ良い状態を想像する。 歴史は、世界が良くなっていることを教えてくれる。 心に残っているのは、「自分を本当に知るには失敗しなくてはならないし、上手くいかないことを経験しなくてはならない。」 「成功とは何かを知るためには、何か上手くいかないものに挑戦しなくてはなりません。」という言葉。 イーロン・マスクも同じ事を言っていて、成功者は沢山失敗して今があるんだと感心しました。 私の失敗とは規模が違いますが笑。チャレンジしないと失敗もできないですもんね。 企業は、大きくなるほどイノベーションは難しくなるそうです。 新しい発見のためには最適化されたものと反対のことをしなくてはならない。 失敗する可能性の高い事をしなくてはならない。 普段からなるべく小さな失敗を重ねておき、それが溜まって大きな失敗につながらないようにする。アジャイル開発と言うのがある。 慢性化させずに危機的状況を避けられる。失敗したと責めずに、これでいいと考える。 ソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法のひとつらしいのですが、これはなるほどと思いました。小単位でテストを重ねる。色んな仕事に応用できますね。 彼の友人が「ほとんどの計画は思いついてからそれが終わるまでの期間は5年」と言っていたそう。 5年で、かなり世の中が変わりますよね。 自分も変わっていないとおかしい。 というか、まずい気がします。 私は、少し前に流行った20◯◯年はこうなる!みたいな本がちょっとこわくて避けていました。 ですがテクノロジーに焦点を当てて想像した未来はとても明るく感じ、それに対する沢山の問題点をこれから改善しつつ毎日少しずつ進化していくんですね。 幼い頃から想像していたあの未来の姿が5000日後に目の当たりにできるんだ。 スマートグラスをかければ空飛ぶ車も恐竜も拝めるな。 雑誌「WIARD」も読んでみたいと思いました。
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雑誌「WIRED」共同設立者であり、「フリーミアム経済」といったテクノロジーがもたらす未来予測で定評のある著者が、AIを始めとするテクノロジーが今後の社会や経済にもたらすインパクト等について語ったインタビューの内容をまとめた一冊。 著者は、人々がAR(仮想現実)空間で「デジタ...
雑誌「WIRED」共同設立者であり、「フリーミアム経済」といったテクノロジーがもたらす未来予測で定評のある著者が、AIを始めとするテクノロジーが今後の社会や経済にもたらすインパクト等について語ったインタビューの内容をまとめた一冊。 著者は、人々がAR(仮想現実)空間で「デジタルツイン」を活用し、物理的な限界を超える規模と速度で協働する「ミラーワールド」を、インターネットとSNSに続く「第3のプラットフォーム」と位置づけ、そこでは社会や組織、個人の内外に存在するあらゆる境界線が曖昧になり、現実世界と仮想世界、人間の脳と機械のAI、企業とコミュニティ、仕事と遊びといった、これまで相互不可侵だった次元が有機的につながることで、様々な産業において新たな価値が生まれる「プロトピア」の出現を予測する。 「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」という著者は、「『スマート〇〇』という言葉はすべて『ハッカブル〇〇』に置き換えることが可能」というように、新たなテクノロジーにはリスクがつきものであることは認めつつ、「テクノロジーは良い面が51%、悪い面が49%」と割り切って、悪いテクノロジーを理由に拒否するのではなく、良いテクノロジーを増やすことを提唱する。気軽に読める新書ながら、著者の優れた洞察から多くの示唆を得ることができる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> はじめに 第1章百万人が協働する未来 第2章進化するデジタル経済の現在地 第3章すべての産業はテクノロジーで生まれ変わる 第4章アジアの世紀とテック地政学 第5章テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる 第6章イノベーションと成功のジレンマ あとがき 楽観主義者であるということ 訳者解説 すべてはAIと接続されたミラーワールドが訪れる P84食の未来ークリーンミートが変える食、バイオテック P128アジアの世紀が到来するー東アジア人は個人主義 より社会契約を重視する文化、アメリカ人は自己中心的
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帯に書いてるのは「ビジョナリー(預言者)」。それはそうなんだけど,ケヴィン・ケリーを初めて知ったのは、二十年前に大学のときに課題で与えられた洋書の人。その時から今後の社会がどうなっていくのかという視点を与えて続けてくれていると思っている。本書はそんなケヴィン・ケリーの本書のための...
帯に書いてるのは「ビジョナリー(預言者)」。それはそうなんだけど,ケヴィン・ケリーを初めて知ったのは、二十年前に大学のときに課題で与えられた洋書の人。その時から今後の社会がどうなっていくのかという視点を与えて続けてくれていると思っている。本書はそんなケヴィン・ケリーの本書のためのインタビューを一冊にした本。ARの話とかAIの話とかもいろいろ書かれているけれど,ポジティブ過ぎず,ネガティブ過ぎず,それでいて今後の社会に期待をさせてくれる内容に勇気づけられる。そして日本の読者向けの本なので日本の特徴や今後のヒントも書かれていているのもいい。その視点で考えてると,海外では~という論調にはあまり意味がなく,日本は日本の生きる道を探ってほしいと思うし,自分もそうありたいと思う。
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