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不安に克つ思考 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/11/04

19人の賢人たちが、歴史の大転換期を生きるために何を考えるべきかを説いた本。 コロナ禍により浮き彫りとなった社会問題について、賢人たちの考えがインタビュー形式で書かれています。 現在も続く世界の大変化を生きるために、私たちが考えなければいけないことを教えてくれます。

Posted byブクログ

2024/03/10

『#不安に克つ思考』 ほぼ日書評 Day767 クーリエジャポンによる世界の論客インタビュー記事を集めた1冊。2021年刊なので、ややパンデミックとバイデン米大統領就任(あるいはトランプ前大統領への批判)にテーマが寄っているが、現在進行形の様々な考え方を一望するには役立つ内容...

『#不安に克つ思考』 ほぼ日書評 Day767 クーリエジャポンによる世界の論客インタビュー記事を集めた1冊。2021年刊なので、ややパンデミックとバイデン米大統領就任(あるいはトランプ前大統領への批判)にテーマが寄っているが、現在進行形の様々な考え方を一望するには役立つ内容。 能力主義(メリトクラシー)や誰もが高等教育を受けられる環境の弊害。累進課税が弱められ富の偏在が顕著になると経済成長が鈍化する。かつては「バカなことを言うものでは無い」と家庭内で嗜められたものがSNS時代では大きく増幅される。Googleに代表される、あらゆるものが商品化される時代、等々である。 https://amzn.to/3TddMjD

Posted byブクログ

2023/04/15

クーリエジャポンを初めて読んだ。考えたこともない視点が次々提示されるのは面白かったが、何か独善的な感じで、語られていることが本当なのかの納得感が得られなかった。気になる視点は別の本でじっくり読む必要があるだろう。

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2022/11/28

感想 人間が辿ってきた経歴の中で経験したことのない変化。漠然とした不安を抱える人々。そんな時代にあっても心を強く保つ。希望ある将来を見据えて。

Posted byブクログ

2021/12/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> はじめに 序章時代精神の転換 第1章コロナ禍と人間 第2章分断と新秩序 第3章資本主義の諸問題 第4章コロナ禍の中で働くということ 第5章文化という希望 クーリエジャポンのいつものオムニバス版 19人もの有名人の”コメント”だから、一人分が少なくて 落ち着かない

Posted byブクログ

2021/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レベッカ・ソルニット パンデミック後の「災害ユートピア」 グレタ・トゥーンベリ 環境活動家という生き方 ダニエル・カーネマン 指数関数的な変化には対応不可能 バーツラフ・シュミル 気候変動の対処はレスイズモア。 エマニュエル・トッド 若者世代の負担の補償 トマ・ピケティ バラモン左翼と商人右翼 デイヴィット・グッドハート 知的エリートと庶民を分断する能力主義 ジェイムズ・スタヴリディス 2034年米中戦争のシナリオ キショール・マブバニ 中国「戦狼外交」 ガブリエル・ズックマン 極端な富は累進課税制度の廃止による シュシャナ・ズボフ 監視資本主義 マイアナ・マッツカート アントレプレナー国家 ロバート・シラー 物語が市場を動かす。チューリップバブルは新聞が引き起こした。 リンダ・グラットン on-line会議、柔軟な労働時間、対面を戦略的に、子育て男性、これらはコロナ後も続く ダニ・ロドリック ギグエコノミー カズオ・イシグロ ノーベル賞作家 クロエ・ジャオ ノマドを扱った映画監督

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2021/11/01

カズオ・イシグロさんの記事は、一読の価値あり。 イシグロさんの創作方法やインスピレーションを得た作品などに触れた箇所など、作品を読み解き、楽しむためのヒントが盛り込まれている。 また、記者自身の見解や読みも提示されているので、読み巧者の読み方を知るための手がかりにもなる。 この記...

カズオ・イシグロさんの記事は、一読の価値あり。 イシグロさんの創作方法やインスピレーションを得た作品などに触れた箇所など、作品を読み解き、楽しむためのヒントが盛り込まれている。 また、記者自身の見解や読みも提示されているので、読み巧者の読み方を知るための手がかりにもなる。 この記事を読んで『私を離さないで』や『クララとお日さま』を再読すると、ますますイシグロ作品の面白さと深みにはまっていく。 その他の記事についても読みどころは多いが、世界情勢に明るくない自分では読みこなせない箇所も多い。特に、能力主義に対する批判については何度も読み返したが、まだ腑に落ちない(反論以前の理解度で止まっている)。だから、この本は「自分は何を理解できて、何を理解できないのか」を概括するのにも良い本だと言えそう。

Posted byブクログ