《新明解》な比喩づくし の商品レビュー
第1章 何はともあれ明解に 第2章 トロロコンブかあおみどろ 第3章 サイズ違いのサイドカー 第4章 人をたとえば穴だらけ 第5章 漢語をかたくやわらかく 第6章 外来語には在来を 第7章 動詞同士はどうしてか 第8章 はばかりながら合体も 第9章 負けてはいないオノマトペ
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国語辞典は、言葉の意味を調べるものであって、普通は読むものでも、ましてその表現を楽しむものでもないが、山田忠雄さんが編集主幹を務めた新明解国語辞典の第四版だけは違う。と、著者は言います。 こちらの本では、比喩表現に的を絞って紹介してくれているのですが、噂に聞いていた魅...
国語辞典は、言葉の意味を調べるものであって、普通は読むものでも、ましてその表現を楽しむものでもないが、山田忠雄さんが編集主幹を務めた新明解国語辞典の第四版だけは違う。と、著者は言います。 こちらの本では、比喩表現に的を絞って紹介してくれているのですが、噂に聞いていた魅力たっぷりの語釈に、クスクス笑いながら読みました。 科学的ではないところもあり、詩的な表現も私的な思いも溢れるこの辞書。現在は第八版で、だいぶ改訂されてしまっているようだけど、あまり直さず、このまま残っていてほしいと思ってしまいます。
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