たまごの旅人 の商品レビュー
どの短編もそれぞれにいい人嫌な人が出てきて、でもどの人の気持ちにも寄り添おうとする主人公が好感が持てる。ムカつく気持ちを持ちつつプロであろうとする姿勢は好き。コロナ禍でのみんなの生活を描いた話を初めて読んだ気がする。自分が恵まれた環境にいることを改めて認識した。
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旅気分を味わいたくて手に取った1冊。海外旅行添乗員のお仕事小説でした。 アイスランド、クロアチア、スロベニア、パリ、北京。 添乗員の立場で体験する海外ツアーはハプニングの連続と困った人たちの対応で大変!! 初めて聞いた地名、天然記念物のドラゴンズベイビーことホライモリ。携帯片手に...
旅気分を味わいたくて手に取った1冊。海外旅行添乗員のお仕事小説でした。 アイスランド、クロアチア、スロベニア、パリ、北京。 添乗員の立場で体験する海外ツアーはハプニングの連続と困った人たちの対応で大変!! 初めて聞いた地名、天然記念物のドラゴンズベイビーことホライモリ。携帯片手にググりながら読みました。 ささやかだけど自分の知らない世界を感じられのは楽しい。 ツアーには老若男女いろんな人がいて、いろんな理由で参加している。 困った御客様と長い時間を一緒に過ごし対応することになる添乗員さんに“お疲れさま”を言いたくなりました。 物語で派遣社員の遥はコロナ感染の煽りで失業。将来への不安や職業選択の悩みがリアルでした。 コロナ第7波の今、海外旅行に行ける日を想像しつつちょこっと旅気分を楽しみました。 『たぶん、よその土地を訪ねるということは、その土地のことが完全な他人事でなくなるということなのだ』 『気持ちさえ変われば、世界はまるで違うように見えるのだ』
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読めば読むほど、旅がしたくなるのが玉に瑕だが、近藤さんの文体は、いつ読んでも面白いし、読みやすい。 今回は新米ツアコン。
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話の組み立てが昔読んだ平岩弓枝の『ふたりで探偵』という本を思い出させた。もちろん事件は起こらないが、添乗員とツアーの客とのやり取りは良く似ている。 違うのは主人公がまだ若い『たまご』であるのとコロナ禍である事。
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現代の女性が言いづらいことも臆せずに盛り込んでくれる近藤史恵さんの作品は、いつも読みやすくて好きだ。
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新人添乗員さんと一緒に旅ができる一冊です(^-^) 心に残った近藤さんの言葉。。 『叶った望みはいつも間にか日常になり、叶わなかった望みだけが大きく感じられる』 『望んだものが、そのまま手に入るなんて、たぶん簡単じゃない。だが、望んでいなくても、素敵なことは転がり込んでくる...
新人添乗員さんと一緒に旅ができる一冊です(^-^) 心に残った近藤さんの言葉。。 『叶った望みはいつも間にか日常になり、叶わなかった望みだけが大きく感じられる』 『望んだものが、そのまま手に入るなんて、たぶん簡単じゃない。だが、望んでいなくても、素敵なことは転がり込んでくるかもしれないのだ。』
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
添乗員、勝手なイメージ持ってたけれど、それはそれは大変なお仕事だよね。異国で1人で、いろんなことこなさないといけないし。読んでて、それは傷つきすぎ…みたいに思ってしまったりしたけれど、そりゃそうだよね。 でも、だからこそ…が伝わってきた。 アイスランド、スロベニアには行ってみたいな。 コロナどうにかなりそう…だから、きっとこの後、添乗員に復帰する姿、見れるのかな。
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一気に読めた。 旅行に行きたくなった。 人への気遣いは、大事だなぁ 私はどうかな…って考えてしまった。
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海外旅行に行かない人間なので「ふーん」くらいの感想だった。あと大体おっさん・年寄りが困ったちゃんみたいになってるなぁと思った。 読みやすさと表紙の色合いが良い。
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ツアーコンダクターに憧れてた時期あったから親近感湧いた。 好きなことを仕事にするのもまた違った悩みが出てくるんやなあって。人生選択の連続やなあ、、!
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