総理の夫 愛蔵版 の商品レビュー
フィクションはたくさん読んできました。 でもこれは単なるフィクション小説じゃなく、 筆者の本気の願いが込められたフィクション。 だからなんどもなんども、 電車の中で笑いも、涙も、こらえるのが大変だった。 読み終わった後、 そう遠くない未来の日本もこうなってほしい、と 願わずに...
フィクションはたくさん読んできました。 でもこれは単なるフィクション小説じゃなく、 筆者の本気の願いが込められたフィクション。 だからなんどもなんども、 電車の中で笑いも、涙も、こらえるのが大変だった。 読み終わった後、 そう遠くない未来の日本もこうなってほしい、と 願わずにはいられない。
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原田マハさんの描く男性は可愛いですね。 映画は見ていないのですが、キャストを見て想像しながら楽しく読みました。 また、妊娠出産を経験した目線で読むと日本のあるべき姿を考えさせられます。
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2023年6月10日 こんな総理がいたら良い。 出産が素直に喜べず、産休を取るのに気づかう世間。職場。 まさに直面している私の職場。 20年前から悪化している状況だ。 国民みんなが幸せな毎日が送れるように物心共々。 そう考えて実現を目指す政治家が与党になって欲しい。
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展開が軽やかで読みやすかったです。映像化されている作品は見ていませんが、登場人物は映画の役者さんを思い浮かべながら読んでしまいました。
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日本初の女性首相はいつ生まれるのだろう この小説の内容はかなり飛び抜けているが、誰もが憧れるようなバックボーンを持った二人が夫婦となった
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2022,18 ラジオ懸賞 先が気になってぐいぐい読み進めた 久々に3日とかで読み切った 書かれたのは2013年。そろそろ女性総理が出てきても良いものかと思う。 登場人物がみんないかにもな設定やけど、最後に母親が心から支援してくれる描写はグッときた 「選択をする」ということ...
2022,18 ラジオ懸賞 先が気になってぐいぐい読み進めた 久々に3日とかで読み切った 書かれたのは2013年。そろそろ女性総理が出てきても良いものかと思う。 登場人物がみんないかにもな設定やけど、最後に母親が心から支援してくれる描写はグッときた 「選択をする」ということが生きていく中でも重要で大変なことやと感じるから、妻の決定に委ねるっていうのは、真に寄り添うという一方あらゆる選択や決定を自らでしないという無責任さも少し感じた 全体通してとても楽しく読み進めれた
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日本初の女性総理・相馬凛子が誕生し、鳥類研究家の夫・日和は妻を支えようと決意する。だが国民目線の政策には、政財界のおじさん連中からやっかみの嵐で…。描き下ろしコミックも収録。2021年9月公開映画の原作。 いかにも映画の原作になりそうな内容で面白かった。
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このような当たり前のセンスを擁した総理が、是非とも日本に登場して欲しいと、切に望んでしまった。 まあ実現するのには夢のまた夢、小説の世界だけだろうね。
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初の女性総理の誕生について夫の目線で日記形式で書かれた本。さくさく読めて、凛子さんのカッコ良さにも感銘を受けた。元気になる本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本に 初 女性総理大臣 誕生! ……その夫が主人公、という設定がおもしろい。 “妻が、総理大臣に!? では、私は日本初の(ファースト・レディならぬ)ファースト・ジェントルマンだ。“ と日記をしたためていく。 総理の夫もたんなる一般人ではない。 夫 相馬日和は東大卒の鳥類学者。さらには日本の財閥、相馬一族の次男ときている。 幼少から鳥ばかりに興味を示していた彼が、凛子と結婚して、それぞれの仕事に没頭する日々を送ってきた。 凛子もこれまたエリート街道で、父は作家で母は政治学者、自身も東大にハーバード卒、活躍を経ての政治の道へ。 そういう夫婦だから、政治の、総理への道も納得できるし裏付けされている。 これまた政治にありがちな裏で根回しがくり広げられる。 そして、「おめでたい人」日和はそんな策略にいっさい気がつかず、ただ凛子を影で支えたいとけなげに願う、大和撫子のような、、いや、ジェントルマンだ。 凛子は清廉潔白、有言実行、質実剛健、うらおもてがなく外見も心も美しい。 そして相手が求めていることを察して、微笑んで返してくれる。 この凸凹のようですれ違いの夫婦だけれど、実にお似合いで応援したくなる。 脇役のキャラも立っていて、好きなキャラ推しができそうだ。 女性総理だけに、女性が社会で生きやすい、子育てしやすい、しいては社会全体が良くなる考えは素晴らしい。 女性としての生き方も考えさせられる。 個人的にはラストは違う展開を期待したけれど、道を選ぶことができるのが、人生の自由だ。 2021年9月に映画公開、女性総理には中谷美紀さん、主人公の総理の夫には田中圭さん。 映画は見ていないが、中谷美紀さんは凛子の聡明さを表現するにはうってつけ。 私の頭の中では、日和はなぜか松重豊さん(年齢差がありすぎて本作とはズレるけれど)で補完。 原田マハさん、政治も書けるの、おそるべし。 楽しい作品だった。
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