何者かになりたい の商品レビュー
中学生高校生の自分におすすめしたい本でした。 アイデンティティの拡散などで苦しんでいる人は考え方の参考になると思います。
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「アイデンティティ」「自分自身の構成要素」という観点から見ていくというのが興味深く、おもしろかったです。 年代別に見ていくことによって、イメージしやすかったです。 この本の考え方を知っておくことで、自分との付き合い方や人との付き合い方も少しラクになっていきそう、と思いました。
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人が人生の各段階で、どういう理由から、何者かになりたいという欲求を持つのかを解説してくれた本。 特に以下の点が面白かった ・中年になっても何者かになりたい欲を持つ人は多いこと ・シニアはアイデンティティを喪失していきながらも生きているサバイバーだということ ・作者のように出版するような何者かになってもそれを維持していくのにまた努力が要ること 以下気になった点 ・何者かになりたい人がどのようにその気持ちに対処したらいいのか?どういう風にうまく使ったらいいのか?について具体的な対処法があまり書かれていなかった ・精神科医の観点から専門的に分析するというよりかは、1人の人生の先輩が経験を含めて語るというスタンス
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当然ながら、何者かになりたいという気持ちにハッキリとした答えをくれるものではない。が、何者かになりたいという気持ちの不透明さや気味の悪さをやさしく言語化されており、自身の疑問を紐解くのに役立った。
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アイデンティティとは何なのか? イコール個性だと思っていたが アイデンティティとは自身を構成する要素の集合である アイデンティティのある何者かになりたい と思うとき 自分を構成する要素と向き合う必要がある 自分の好きなものや趣味や 所属している集団は不変ではなく流動するため ...
アイデンティティとは何なのか? イコール個性だと思っていたが アイデンティティとは自身を構成する要素の集合である アイデンティティのある何者かになりたい と思うとき 自分を構成する要素と向き合う必要がある 自分の好きなものや趣味や 所属している集団は不変ではなく流動するため その流動を乗りこなす必要がある パートナーとて不変の存在ではない ただ、パートナーや子供においては、 一度、何者かになってしまったら 他のものにはなれない 妻になったら、ひとりの女には戻れない その点、宗教は不変。 だから、信仰はなくならない 人間の弱さを認めて、進行を深める分には問題ない気もする、、
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キャッチーなタイトルと表紙のデザインに惹かれて図書館で借りました。現代社会、また人生の各フェースで「何者かになりたい」という欲求、アイデンティティーの確立とどのように対面するか。何者かを特定することではなく、広くいろいろなことに触れ、自分の琴線の揺れに注意を向けるのが大切に思いま...
キャッチーなタイトルと表紙のデザインに惹かれて図書館で借りました。現代社会、また人生の各フェースで「何者かになりたい」という欲求、アイデンティティーの確立とどのように対面するか。何者かを特定することではなく、広くいろいろなことに触れ、自分の琴線の揺れに注意を向けるのが大切に思いました。読みやすいものの、表面的で行動に影響することはなさそうです。
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何者かになりたいというのは、アイデンティティが足りないと自認している状態。自分自身の構成要素が不足しているときは、「危なくない」構成要素を手に入れる。すでに持っている手元にあるものいてもいい場所を手放さない。金と時間で居場所を買うとき、なくなった後何も残らないをちょっと検討。一発逆転、たった一つの冴えたやり方を避ける。最初の構えを広めにとる。 構成要素を失ったときの組み換え。おおらかな幸せな高齢者は素晴らしい存在。確かに。
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「私という自分は何者であるのか」という自問 に対して、「私は〇〇が好きで」「こういう趣 味があって」などの答えが出てくると思います。 これはアイデンティティーという言葉に置き換 えることができます。 つまり、その人を構成している要件や要素なの でしょう。 この要件は生まれな...
「私という自分は何者であるのか」という自問 に対して、「私は〇〇が好きで」「こういう趣 味があって」などの答えが出てくると思います。 これはアイデンティティーという言葉に置き換 えることができます。 つまり、その人を構成している要件や要素なの でしょう。 この要件は生まれながらにして備わっているも のではありません。思春期や大人になってから 身につくものです。 人生100年時代と言われる現代では、60歳 を過ぎてから身につけることもあるらしいです。 「自分のアイデンティティーってなんだ?」と 自問自答する機会はそうはないと思います。そ のきっかけを与えてくれる一冊です。
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自己啓発本ではなく、自分を再認識するための本。 わかっていたけれど頭の中でぐちゃぐちゃしてた事をちゃんと文章化してくれいて、とても納得できた。淡々とした文章なので、受け入れやすかった。 141.93
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「何者かになりたい」と願っていたと思う。それは、他者から認められたい欲求の表れなのかもしれない。『他者と働く』という本の「自分は自分とその周りからできている」というフレーズを思い出した。また、仏陀の教えに「無我」というものもある。自分さえないのだという考えだ。改めて、自分とはなに...
「何者かになりたい」と願っていたと思う。それは、他者から認められたい欲求の表れなのかもしれない。『他者と働く』という本の「自分は自分とその周りからできている」というフレーズを思い出した。また、仏陀の教えに「無我」というものもある。自分さえないのだという考えだ。改めて、自分とはなにかを考え直す。家族、職場、友人、地域、趣味、仕事、SNSなど沢山のことが重なり合って【自分】と認識してるんだと思う。 大人になって新しいことにチャレンジをしなくなることは、アイデンティティを選び終わったからである。これは納得した。チャレンジしている人って、アイデンティティを探している人、もしくはチャレンジすること自体がアイデンティティなんだと思う。また、大人になるにつれて、失っていくこともある。環境や感覚などが変われば当たり前のことだ。 今いる人、今あることを大切にしていくこと、「おかげさま」の心をもつことが【何者かになりたい】問題を解決していくのかもと感じた。
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