東京藝大美術学部 究極の思考 の商品レビュー
私は、会社勤めと並行して中小企業診断士としても活動しています。経営コンサルタントの国家資格、との位置付けと言えばいいでしょうか。 診断士の人たちと一緒に仕事をしていると、論理的であることが重視されます。3C分析(「顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(C...
私は、会社勤めと並行して中小企業診断士としても活動しています。経営コンサルタントの国家資格、との位置付けと言えばいいでしょうか。 診断士の人たちと一緒に仕事をしていると、論理的であることが重視されます。3C分析(「顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)」の3つの視点からマーケティング環境分析を行うフレームワーク)などの枠組みを活用して考えをまとめていく機会が多くなります。 むろん、ロジカルであることは大事だと思います。しかし、そこに注力していくのは、最適解を目指した行為で、それを突き詰めるとみんな同じ答えにたどり着いてしまうような気がしてならなくなりました。それでは差別化を図れません。 ですから、もっと個人の想いとか感情から発せられるものがビジネスに活かされるべきではないか。主観こそが差別化の源泉ではないのか。そんな想いがアート思考を学ぶきっかけになっています。 そして、東京藝大卒の方が、ビジネス界でも活躍されているのを知っていたこともあり、卒業生の方がどんな学びをしてきて、どんな思考をしているのか興味を持って、本書を手にしました。 https://bit.ly/3id0ceL
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ロジックやファクトの本を続けて読んでいたので頭を柔らかくするために読んでみました 学生時代の何者でもなかった時の自分が甦る感じです 自分自身もかなりの時間を音楽に使っていますが、それがあるからこそ仕事や仕事以外も含めて、モノづくりをしている人と仲間意識を持てて、バランスが取れ...
ロジックやファクトの本を続けて読んでいたので頭を柔らかくするために読んでみました 学生時代の何者でもなかった時の自分が甦る感じです 自分自身もかなりの時間を音楽に使っていますが、それがあるからこそ仕事や仕事以外も含めて、モノづくりをしている人と仲間意識を持てて、バランスが取れているのだなと思いました。 アートに関われていることは本当にありがたいことです
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私が美大で学んだことを客観的に再認識できたらいいな、それから他の美大にはない芸大生ならではの思考についても知れたらいいなと思って読んだけど、美大や芸大のことをよく知らない人向けの本だったので期待したほどの発見は得られなかった。活躍している在校生や卒業生へのインタビューが中心で具体...
私が美大で学んだことを客観的に再認識できたらいいな、それから他の美大にはない芸大生ならではの思考についても知れたらいいなと思って読んだけど、美大や芸大のことをよく知らない人向けの本だったので期待したほどの発見は得られなかった。活躍している在校生や卒業生へのインタビューが中心で具体例ばかりだったから、芸大で学ぶ内容や頭の使い方、ビジネスへの活用方法についてもっと掘り下げてほしかったな。美大や芸大のことはよくわからないけど他の人と差別化するためにアートを学びたい、みたいなビジネスパーソンにとっては参考になりそう。 【読んだ目的・理由】芸大生の思考方法を知りたくて 【入手経路】買った 【詳細評価】☆3.2 【一番好きな表現】「やりたいことをできる環境に自分を置くことを才能という」という教えでした。(本文から引用)
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