ひと の商品レビュー
人と人との繋がりで僕らは生きている。 良いつながりもあれば悪いつながりもある。 二十歳の大学生が大学を辞め、青春を捨てる。 そして惣菜屋で働き始める事によっていろんな人と出会っていく。そして父のルーツにも迫っていく。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
焦らなくてもいい。でもとどまらない。 あげられる人っていいよね。 道は譲る、ベースも譲る、でも彼女は譲らない。 猫の名前を途中で変えた 名前はぶう 見た目と一致している方が呼びやすいのよ そんなゆるさ、構えない日常が染みた
Posted by
無闇に買い物で散財するのを辞めたくなった。これ買うお金勿体ない。そう思えるのは、聖輔くんがただ困窮しているからではない。彼の生き方が真摯で自分を反省するからだ。遠い親戚より近くの他人。その通りなのだが、彼の人と付き合う価値観が目から鱗。彼の選ぶ、発する言葉。本当に幸せになって欲し...
無闇に買い物で散財するのを辞めたくなった。これ買うお金勿体ない。そう思えるのは、聖輔くんがただ困窮しているからではない。彼の生き方が真摯で自分を反省するからだ。遠い親戚より近くの他人。その通りなのだが、彼の人と付き合う価値観が目から鱗。彼の選ぶ、発する言葉。本当に幸せになって欲しい人だ。
Posted by
読後、タイトルが上手いなぁと思った。 『ひと』いろいろなひとがいて、関わり合いながら今日という日を生きている。。 聖輔は、突然、過酷な環境で生活することになる。しかし、辛いからといって自暴自棄になることなく実直に生きていく。読み手は、その実直さに心を揺さぶられ聖輔にエールを送り...
読後、タイトルが上手いなぁと思った。 『ひと』いろいろなひとがいて、関わり合いながら今日という日を生きている。。 聖輔は、突然、過酷な環境で生活することになる。しかし、辛いからといって自暴自棄になることなく実直に生きていく。読み手は、その実直さに心を揺さぶられ聖輔にエールを送りながら、自分の生き方を振り返ることになる。私は今を実直に前を向いて生きているだろうか? どうか聖輔のような若者が幸せに暮らせる世の中でありますように…
Posted by
“人材に代わりはいても、人に代わりはいない。” なんとなく、置かれた場所で咲きなさい、に通じるものがあった気がする。 聖輔みたいに、実直に生きたい。無理か。
Posted by
どん底の主人公が出会う登場人物ひとりひとりがとても魅力的。 こんなふうにひとと接することができたら、と自分への戒めになった。 どんなにつらいことがあっても、この主人公のようにブレずに強く優しくありたい。
Posted by
世の中には悪い人もいるけど、いい人も沢山いるんだなって思いました。人の温かみを感じる作品。 青葉の「何もかもあきらめなくてもいいんじゃない?」ってセリフがめちゃくちゃ好き。刺さりました。 あと督次さんも好き。終盤は主人公じゃなくても泣けるやろこんなの…。 厚さの割にかなり読みやす...
世の中には悪い人もいるけど、いい人も沢山いるんだなって思いました。人の温かみを感じる作品。 青葉の「何もかもあきらめなくてもいいんじゃない?」ってセリフがめちゃくちゃ好き。刺さりました。 あと督次さんも好き。終盤は主人公じゃなくても泣けるやろこんなの…。 厚さの割にかなり読みやすくてスラスラいけました。 未来も大事だけど今も大事。だから、焦らず少しずつ進む。自分も心に留めながらこれから過ごしたいです。
Posted by
今までで1番短い期間で読み終えてしまったぐらい、読みやすく、商店街のコロッケが食べたくなりました。 馴染みのある街の名前が、本に出てきて嬉しくなりした。
Posted by
地方出身者は通じるものがある。 タイトルの通りいろんな"ひと"がでてきます。 最後の一文が好きです。 読み終わった感想 ・ほっこり ・コロッケ食べたい
Posted by
この本で作者3作目になります。なんとまぁシンプルな題名と思い購入。財布の中に55円しかなのに腹ペコという場面からスタート。そこからグイグイ引き込まれていきます。テンポの良い何気ない会話が胸にじ〜んときます。聖輔の周りの人達がいい人ばっかりなので、親類の基志と慶応ボーイの高瀬涼が、...
この本で作者3作目になります。なんとまぁシンプルな題名と思い購入。財布の中に55円しかなのに腹ペコという場面からスタート。そこからグイグイ引き込まれていきます。テンポの良い何気ない会話が胸にじ〜んときます。聖輔の周りの人達がいい人ばっかりなので、親類の基志と慶応ボーイの高瀬涼が、思いっきり悪人に見えます。 砂町銀座商店街は実在するので、行ってみたくなります。きっと聖輔みたいな純粋な青年が軒先に立つお惣菜屋さんがあるに違いない。 聖輔と青葉のその後が知りたいので、ぜひ続編をお願いします。
Posted by