1,800円以上の注文で送料無料

叙述トリック短編集 の商品レビュー

3.3

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/11/16

タイトルとおりの叙述トリックの短編集。最後以外のトリック自体はまぁ理解できるが最後はなかなかの仕掛け。試みとして面白い。 どうしても短編集なのでキャラや背景にのめりこめずに、いまひとつ熱中ができませんでした。また文章も、高いレベルで書いたブログ小説のような印象で、理解できるよう...

タイトルとおりの叙述トリックの短編集。最後以外のトリック自体はまぁ理解できるが最後はなかなかの仕掛け。試みとして面白い。 どうしても短編集なのでキャラや背景にのめりこめずに、いまひとつ熱中ができませんでした。また文章も、高いレベルで書いたブログ小説のような印象で、理解できるようで、理解しづらく、少々読みとるのが大変でした。自分だけならごめんなさい。

Posted byブクログ

2021/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

叙述トリックミステリー、最後の最後のどんでん返しが、途中で話し方や趣味の幅からわかってしまったので、あんまり衝撃がなかった。 あと、ミステリーとなっているもののテーマがライトなものが多くて、あんまり読みながら「真実を知りたい!」とならなかった。終始さっくり読みで終わってしまった。。。

Posted byブクログ

2021/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルにも付いている通りこの本は叙述トリックを使って書かれた本だが、叙述トリックがあると分かっていても騙されてしまう。 しかも本の冒頭には、お話ごとの叙述トリックのヒントまで書いてある。さすがに挑戦的すぎて心配になったが、最後のお話を読んだ時、全てが理解できた。この本は、単に叙述トリックのお話を詰め込んだだけではない。

Posted byブクログ

2021/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに惹かれて購入。途中までは「うーん、こんなもん?」と思いつつも最後の最後で騙されました。叙述トリックはやっぱり面白い。 たしかに、【同じ登場人物が一人】出てきてました。わかった瞬間めちゃくちゃ気持ちよかった。

Posted byブクログ

2021/10/01

’21年10月1日、読了。図書館本。似鳥鶏さんの作品、初です。 うーん…どうだろう?なんとか最後まで読んで(途中で止めようと、何度か考えました)、騙されましたし、うまく出来てる、とは思いましたが…何か、ちょっと「違う」という感が…。 確かに「叙述トリック」なんですけど…僕は、...

’21年10月1日、読了。図書館本。似鳥鶏さんの作品、初です。 うーん…どうだろう?なんとか最後まで読んで(途中で止めようと、何度か考えました)、騙されましたし、うまく出来てる、とは思いましたが…何か、ちょっと「違う」という感が…。 確かに「叙述トリック」なんですけど…僕は、満足できなかったです。いわゆる普通の「叙述トリック」ではない、と。いつもの、他の、好きな「叙述トリック」物と比べて、「うわぁーー」という驚き&快感(?)が、ありませんでした。 でも、この「普通でない感じ」が、ファンの方々は好きなんだろうなぁ、とも思えました。ライトなかんじ、というか…。この人の他の作品も、こんな感じなのかな? まあ、僕には合わなかった、という事なんでしょう。矛盾しますが、トリックは、良くできているなぁ、と思いました。

Posted byブクログ

2021/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 実に似鳥さんらしいというか、筆者が全力で楽しく書いていることが伝わってくる、ハチャメチャながら笑って許せてしまう一作。予め「叙述トリックです」と前置きしているからこそ許されるようなぶっとんだトリックや真相が目白押しで、とは言え、綿密な伏線もきちんと仕掛けてあるのがすごい。  各話のトリックというかネタは、込み入っているものが多いので、メモなしで全容を把握するのは難しいものの、大まかな真相はなんとなく掴める……ような、そうでもないような?(笑) 短編の一つ一つが最終的に集約されて大きな真相に辿り着くのって、読んでいて痛快ですよね。  全般的にストーリーはしょうもないものばかり(誉め言葉)ですが、二作目の「背中合わせの恋人」だけは、叙述トリックとは離れて純粋な青春小説としても楽しめました。  それにしても、この筆者の作品に高確率で登場する変態は、まごうことなき変態なのに見ていて不快にならないところが凄い(誉め言葉)  そして相変わらず、軽快な文体と、詳細な脚注、ふざけ過ぎにもほどがある「あとがき」が大好きです(笑)

Posted byブクログ

2021/07/22

もともと叙述ミステリーの多い作家ですが、初めから叙述と銘打った上でノリノリで書いてる感じですね。叙述ミステリーは1読めと2読め以降では味わいが全然違うので、ガチで作者に挑むのか、軽い気持ちで読むのか、読む前に覚悟を決める必要があります。

Posted byブクログ

2021/07/17

叙述トリックらしい叙述トリックとは言えない。 まあ勘違いさせるような書き方にはなっているけど。 叙述トリックを探しながら読まないほうが良いかな。

Posted byブクログ

2021/07/12

この作者はアンソロの一編くらいでしか読んだことないのだけれど、タイトルで叙述トリックを用いていますと明言した上でも読者を十分に楽しませますよ、という気概に感化されて読みはじめる… 読みながらちょいちょいあれ?と思ったりしてましたが、ところどころのバカミス的なノリも含めつつ、なんだ...

この作者はアンソロの一編くらいでしか読んだことないのだけれど、タイトルで叙述トリックを用いていますと明言した上でも読者を十分に楽しませますよ、という気概に感化されて読みはじめる… 読みながらちょいちょいあれ?と思ったりしてましたが、ところどころのバカミス的なノリも含めつつ、なんだかんだで捻りが利いてて楽しめました。

Posted byブクログ

2021/06/12

6話からなる叙述トリック短編集。 前書きに「読者への挑戦状」としてトリックのヒントがありますが、そう簡単ではありません。 謎解きが好きな方は楽しめる一冊となっております。 なんとかトリックを見抜いてやるぞと集中しすぎて疲れてしまうが・・・・ 案外いつもどうりの読み方の方が文章...

6話からなる叙述トリック短編集。 前書きに「読者への挑戦状」としてトリックのヒントがありますが、そう簡単ではありません。 謎解きが好きな方は楽しめる一冊となっております。 なんとかトリックを見抜いてやるぞと集中しすぎて疲れてしまうが・・・・ 案外いつもどうりの読み方の方が文章に違和感を感じて見抜けるかもと思ったりしたりしました。

Posted byブクログ