殺した夫が帰ってきました の商品レビュー

桜井美奈(著者)

2022/01/26

インパクトある題名で、半信半疑のまま状況を受け入れられず主人公を見守るような気持ちだった前半。挿入口されるお話にちぐはぐなものを感じ、お仕事に対する真摯的すぎる姿勢に違和感を覚える頃に一気に伏線回収となった。生い立ちの悲しさをラストまで引きずる展開となったものの一縷の希望が見いだせて、救いがあったのかと。
個人的には好きなお話だった。この作家さんの本をもう少し読み進めてみたいと。

2022/01/28

この作者の他の作品を読んでいないので断定するのはちょっと強引かと思うが、読後の印象で文章が幼稚だと思った。タイトルには惹かれたが、がっかり。読み切れるか自信がなかった。でも、これが一作目ではないようなので他の作品も一応読んでみようとは思った。

2022/01/23

このタイトルに惹かれて手に取りました。
インパクトあると思います。

警察から電話があって、夫の身元を確認してほしいと・・・
思わずゾクッ！え？じゃ彼は誰・・・

前半と後半の違い。そういう事か・・・
凄く面白かった。

2022/01/18

展開が気になってサクサク読めました。

しかし、途中から展開が読めてしまい、ミステリー本あるあるの結果だなと思いました。

2022/01/12

DVを受けていた夫を殺した後、東京で人生をやり直していた主人公。そこに夫が現れ。。そこからベタだったり斜め上だったり、とにかく次々とストーリーが小気味よく展開していく。かなり一気に読みたくなる面白さでした。最後は切なくも温かく、主人公には幸せになって欲しいと心から思えた。

2022/01/11

都内のアパレルメーカーでデザイナーをやっている鈴倉茉菜。取引先の穂高にしつこく言い寄られ、家まで押しかけられ、家の中まで入ってこようと穂高との間に割って入ったある男が現れる。その男は、茉菜の夫を名乗り、穂高を追い払う。男は、確かに茉菜の夫・和希だった。しかし、和希は5年前に崖から突き落とし、間違いなく殺したはずだったのだ。結婚当時、和希からDVを受けていた茉菜は警戒をするも記憶喪失になったという和希は、人が変わったかのように優しいいい夫だった。この男は、本当に崖から落とした和希なのか…

サスペンスミステリーだった。なんというか和希が、優しいいい夫なのだが謎が多すぎた。そして、殺す前までのギャップが凄すぎて、茉菜も戸惑うし、ずっとこにまま続けばいいなと思ってしまう。それは、仕方ないなぁとは思ってた。

だけど、まぁ、そういうことだよねと思っていたが、まさかのまさかだったな。なんとなく宮部みゆきの「火車」を思い出してしまった。あれは、この小説より重たかったけど。だけど、あれと同じで「私も幸せになりたかった」ってことだよなぁ。

彼女が幸せになれる方法は他にもあったのかなと思ったお話でした。

2022.1.11 読了

2022/01/10

タイトルからおもしろい

音読みと訓読みを教えてくれた松木さんが愛のことマナって呼ぶのなんか凄い良い

2022/01/09

なるほど。なるほど、なるほど、なるほど。
目まぐるしく変わるストーリーに、最後の数ページで綴られた終止符。面白かった。これだからミステリー小説はやめられない。オセロをするように、事実が白黒と変わっていったのがとても面白かった。

2022/01/03

テンポ良く進むストーリーに引き込まれ、あっという間に読了。
様々な部分に伏線が張り巡らさらており、ひとつずつ回収されていくのが、読んでいて気持ちよかった！

2022/01/03

他の方も多数書かれてるように私もタイトルに惹かれて読み始めました。
読み進めてるうちになるほど、なるほどとなる訳ですが、途中読めない時間があったので、たまにプレイバックしないと？てなることもしばしば…
読むなら一気読みがおすすめかな？ライトなページ数なので読み切れます！

非現実的な部分(タイトルからしてですが)がありますが、物語なのでそれも含めて読み進めていけばいいのかなと…

主人公のマナ、愛には残りの人生、幸せになって欲しいと思えるような終わり方だったので良かったです。