百貨の魔法 の商品レビュー
百貨店って、確かに不思議な魔法みたいな感じはあるよね。 百貨店を舞台にした、物語。 ファンタジーチックなものもあり、読んでいてなんとなく心地良い感じ。
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百貨店の存在価値を問いかけた本。大型食堂や屋上に遊園地があったことを知る世代の人には読みやすいかと思う。登場人物は極めて上品に描かれていて、好き嫌いが分かれるかな。
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百貨店のプロフェッショナル達のお話。 歴史のある百貨店は皆生き残りが大変である。人口減少、施設の老朽化、競合ショッピングセンターの流行、景気の悪化、等、悪条件を挙げれば霧がない。 それでも私は百貨店が好きだ、特に横浜SOGOが好きだ。まず、フロアに余裕がある。子供用品売り場も充実...
百貨店のプロフェッショナル達のお話。 歴史のある百貨店は皆生き残りが大変である。人口減少、施設の老朽化、競合ショッピングセンターの流行、景気の悪化、等、悪条件を挙げれば霧がない。 それでも私は百貨店が好きだ、特に横浜SOGOが好きだ。まず、フロアに余裕がある。子供用品売り場も充実してて楽しい。接客も良い。古き良き喫茶店でお茶をするのも好きだ。 と思ったら、星野百貨店の雰囲気がまだ味わえるのは有難いなと思う。ショッピングセンターにはない良さだ、もちろんショッピングセンターも好きだけど。
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読んで良かったと思いました。おすすめです。 とても感動しました。うるっと来ました(泣) 心が温かく優しい気持ちが充満しています。 『百貨の魔法』には姉妹作『桜風堂ものがたり』があるので、読破しようと思います。
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風早街にある星野百貨店は、街の人々に愛されているものの、時代の波に飲まれ風前の灯にある。 そんな百貨店で勤務する人たちのかけがえのない日々を描く。 * 私は百貨店の雰囲気が好きだ。 少し手の届かないような物たち。 言葉遣いも物腰も丁寧な店員さんたち。 百貨店のすべてが憧れでもある...
風早街にある星野百貨店は、街の人々に愛されているものの、時代の波に飲まれ風前の灯にある。 そんな百貨店で勤務する人たちのかけがえのない日々を描く。 * 私は百貨店の雰囲気が好きだ。 少し手の届かないような物たち。 言葉遣いも物腰も丁寧な店員さんたち。 百貨店のすべてが憧れでもある。 だから、雰囲気を味わいながら気持ちよく読み終えた。 描かれる人々が愛おしい。 風早の人々を愛する星野百貨店の人たちはどこまでも優しい。 そもそも村山さんの作品に出てくる人たちは優しいのだ。 強いから優しくなれるのだろう。 強いから許すこともできるのかもしれない。 強く優しい星野百貨店の人たち。 こんなふうにお客さまを大切に思ってくれているならば、百貨店が街になくてはならない存在であるのも頷ける。 街に灯火が消えないようにという願いは、街の人を大切に思うのと同意だ。 いつか星野百貨店に行ってみたい。 読み終えての私のささやかな願い。 白い猫は叶えてくれるかな。
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『桜風堂ものがたり』を読んで『百貨の魔法』を読みたくなって手に取ってみました。本の表紙が素敵で表紙を取ると【薄い水色にHOSHINOの文字と女性と朝顔と猫と手のモチーフ】星野百貨店でお買い物するとこの包装紙に包まれるのね。なんて思いながら、ゆっくりゆっくりと読みました。昭和の良き...
『桜風堂ものがたり』を読んで『百貨の魔法』を読みたくなって手に取ってみました。本の表紙が素敵で表紙を取ると【薄い水色にHOSHINOの文字と女性と朝顔と猫と手のモチーフ】星野百貨店でお買い物するとこの包装紙に包まれるのね。なんて思いながら、ゆっくりゆっくりと読みました。昭和の良き百貨店を思い浮かべノスタルジーに浸りながら人の優しさや温かみが感じられて良かったです。
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奇跡の魔法 謎の白い猫の魔法が百貨店に関わる人々に幸せな気持ちを届けてくれる。 最初のうちはゆっくり過ぎるぐらいに感じられる表現が、だんだんと急いで読まなくていいんだよと教えてくれるようにゆっくりとそして愛に溢れる百貨店への想いが伝わってくる。何度も涙腺が刺激されてしまった。
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人と人との繋がり、人と百貨店との繋がり 時代の流れとともに変わったものもある中で、変わらない想いも沢山あるのだと教えてくれる 物語の舞台である星野百貨店には多くの人々が働きお客様を迎えている 百貨店と共に、それぞれの人生も彩られているのがとても良かったな 大なり小なり捧ぐ想いは...
人と人との繋がり、人と百貨店との繋がり 時代の流れとともに変わったものもある中で、変わらない想いも沢山あるのだと教えてくれる 物語の舞台である星野百貨店には多くの人々が働きお客様を迎えている 百貨店と共に、それぞれの人生も彩られているのがとても良かったな 大なり小なり捧ぐ想いはに違いはあれど、働く者たちが百貨店という場所が大好きなことがとても伝わる 幼い頃は家族と来て、大人になり働きながら沢山のお客様をおもてなし それぞれの人生のエピソードは少し悲しくなったりめげてしまいそうなこともあったけれど、小さな奇跡の繋ぎ合わせで今の星野百貨店があるんだなと この物語は丁寧綴りだからこそ、格式高く重厚で美しい百貨店を想像してしまう 百貨店とかは何気なしに行ったりはするけれど、この作品を読んだ後に行ったら、働く人ばかり見てしまいそう笑 星野百貨店のように愛される百貨店があれば良いなって、あるのであれば、できるだけ長く長く続いていき沢山の人に愛され続ければ良いなと願ってしまう 百貨店と共にあり、百貨店へ捧ぐ想いが本当に素敵 小さな奇跡たちに心休まり、そして引き込まれていく とても優しく煌びやかな物語だった
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百貨店を巡る少し不思議なお話。 村山早紀さんの作品はほとんどがそうですが、読むと少し優しくて暖かい気持ちになれました。 全ての章が面白かったけど、個人的に1番気に入ったのは3章の夏の木馬。木馬に乗る時の描写が美しくて 印象的でした。
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百貨店の各店舗店員さん、コンシェルジュ、ドアマン、エレベーターガール。 様々な角度から、ひとつの百貨店を見つめる話。 街を愛している真っ直ぐな想いが溢れる、素敵な話。 私は子どもの頃から百貨店、のイメージがなくショッピングモールだったなぁ。 百貨店巡りもしてみたい。少しお高いけど...
百貨店の各店舗店員さん、コンシェルジュ、ドアマン、エレベーターガール。 様々な角度から、ひとつの百貨店を見つめる話。 街を愛している真っ直ぐな想いが溢れる、素敵な話。 私は子どもの頃から百貨店、のイメージがなくショッピングモールだったなぁ。 百貨店巡りもしてみたい。少しお高いけど、自分の気持ちが高まりそうだ。
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