小説家になって億を稼ごう の商品レビュー
何か文章を書きたくて読んでみました。小説を思いつくところから出版、印税生活になった後まで網羅されている。小説を書いて収入を得るという大筋がイメージしやすい。特に執筆のはじめの一歩「想造」はすぐにでもできそうでいいなと思った。 印税の交渉の仕方など、よく出版社が許したなというト...
何か文章を書きたくて読んでみました。小説を思いつくところから出版、印税生活になった後まで網羅されている。小説を書いて収入を得るという大筋がイメージしやすい。特に執筆のはじめの一歩「想造」はすぐにでもできそうでいいなと思った。 印税の交渉の仕方など、よく出版社が許したなというトピックもある。反面、編集者との付き合い方や映像化に際する心構えなど出版社から作家には指摘しづらいけどわかっていてほしい部分もちゃんと含まれていたのかなと思った。 無理に意図を読み取ろうとするならば「印税の相場なんてググれば出てきてしまうのでそこは譲る分、メディアミックスなどは積極的に柔軟に受け入れてほしい。あと気に入らないからって一々SNSで晒して炎上させるのはなしの方向で。」というところでしょうか。 出版が2021年と芦原妃名子先生の件がある前なのでメディアミックスに対する心構えは今後は変わってくるかもしれないと思います。
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b-matatabiさんのレビューを読んで、興味を持ち、読んでみたくなり、本棚登録しました。 b-matatabiさん、すみません。この本、本棚登録するの、私恥ずかしくて、かなり迷いました。 でも、この本、買って読みたくて、本屋さんで購入するときの、メモがわりに、登録しました。 ...
b-matatabiさんのレビューを読んで、興味を持ち、読んでみたくなり、本棚登録しました。 b-matatabiさん、すみません。この本、本棚登録するの、私恥ずかしくて、かなり迷いました。 でも、この本、買って読みたくて、本屋さんで購入するときの、メモがわりに、登録しました。 興味深いレビューを、ありがとうございます ☆
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小説の書き方から出版、メディアミックスから果ては売れなかった時や編集者を好きになった時まで。あまりにも網羅されすぎてて(こんなに教えてもらって大丈夫か?)と不安になる。小説の書き方が割と似通ってて嬉しくなったりなどした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小説家として億を稼いだ人の指南本。(それにしても億を稼いでいてもまだ一冊も読んだことのない作家ということに恐ろしくなった…) 小説の書き方指南としては、2点のことが描かれているだけだった。登場人物の設定をよくよく練る方法と、プロットの書き方について書かれているだけで、分量としてもそれほど多くはなかった。確かに登場人物とプロットをよく作り込んでおけば、ある程度のものは書けるであろうし、それができない場合は、「登場人物」と「プロット」の作り込みが甘いということなのだろう。(さも簡単そうに書かれているがそれが難しい) それよりも紙幅が割かれているのは、作家としての実務の面についてだった。編集部との付き合い方や税金や契約についてのこと、メディアミックスの話が出てきたらどうすべきか、テレビの取材が来たらどうやって振る舞うべきか、サイン本は書くべきか、書店にどうやって営業するか、など、小説家としての実務のことが細かく描かれている。それだけ聞くと面白くなさそうと思ってしまうのだけれど、これがなかなか興味深く面白くて、するすると読めてしまった。お仕事本として単純に面白いし、小説家という仕事に対してよりリアリティをもって知ることができた。 こういうテーマであっても面白く読めてしまうというのだから、億を稼ぐ人っていうのは才能があるんだなあ、って思った。
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編集との付き合い方、小説の書き方、確定申告などの手続きなど、作家として生きていく上に必要な知識がしっかりと詰まっていました。素晴らしい本です。
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今のところ、書くつもりはなく、でもこういう本は、読むに当たっても役立つから、気になったら手に取っちゃう。氏の著作は一つも読んだことがないけど、本書はなかなかに面白い内容だった。同じ系統の作家による小説指南書とは違った趣で、誰でも小説を書けるってのはもう前提で、いかに上手く売り込む...
今のところ、書くつもりはなく、でもこういう本は、読むに当たっても役立つから、気になったら手に取っちゃう。氏の著作は一つも読んだことがないけど、本書はなかなかに面白い内容だった。同じ系統の作家による小説指南書とは違った趣で、誰でも小説を書けるってのはもう前提で、いかに上手く売り込むかとか、駆け出しの小説家としての心構え、みたいな部分にかなりの頁が割かれている。いつの間にかその気にさせられているあたり、さすがベストセラー作家は魅せ方もお見事、って感じ。
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小説の書き方について、こんなに具体的に指南してくれる本は他にはないと思う。 特に、文書力を磨くためには沢山の本を読むのではなく、気に入った一冊を何回も読む方が良いというのはとても参考になった。 そして、出版社との契約書や、編集者との交渉術などが具体的で凄く実践的。 もし、今後、...
小説の書き方について、こんなに具体的に指南してくれる本は他にはないと思う。 特に、文書力を磨くためには沢山の本を読むのではなく、気に入った一冊を何回も読む方が良いというのはとても参考になった。 そして、出版社との契約書や、編集者との交渉術などが具体的で凄く実践的。 もし、今後、小説を書くことがあったら改めて読んでみようと思った。
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小説家になる才能などないことは重々承知しているけど想造は結構好き。寝る前のルーチンになってるぐらいだし。 「校閲スタッフの直しは批判ではなくより良いものにするための提言」というのは耳が痛い。歳を取れば取るほど批判に聞こえるようになってしまった。素直に受け取るように今一度考え直そう...
小説家になる才能などないことは重々承知しているけど想造は結構好き。寝る前のルーチンになってるぐらいだし。 「校閲スタッフの直しは批判ではなくより良いものにするための提言」というのは耳が痛い。歳を取れば取るほど批判に聞こえるようになってしまった。素直に受け取るように今一度考え直そう。
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異業種お仕事体験ができたと錯覚するくらい小説家のお仕事のリアルを感じられました。こんなに職業に対して詳細な書籍は見たことない。色んな職業の人がこういった本を書いてくれたら…と思うけれど、文章も文体も素敵で読みやすく、わくわくした気持ちにさせてくれるのは小説家さんだからこそか。
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【完全実用】 小説を書いてベストセラー作家になった気分になれます。 編集者との接し方、著作権料の交渉など現実的な指南書となっています。 適宜読み返してトライしていきます。
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