まちづくり幻想 の商品レビュー
つまるところは人の問題である。いかなる課題も失敗する理由も人的ミスによるものだが、成功に導くのも「人」である、と実感。行政だけでなく、会社などあらゆる組織にも置き換えられる。結局「人」を大事にしない事業や組織はダメになるよなぁ。一市民レベルでもできること…地元企業・店舗を応援す...
つまるところは人の問題である。いかなる課題も失敗する理由も人的ミスによるものだが、成功に導くのも「人」である、と実感。行政だけでなく、会社などあらゆる組織にも置き換えられる。結局「人」を大事にしない事業や組織はダメになるよなぁ。一市民レベルでもできること…地元企業・店舗を応援することか。よし、転職しよう。
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1.地方創生に興味を持っていたころに買っていたことを忘れていたので読みました。 2.地方創生が失敗する根源は「地元の人」にあることを気づかせてくれます。成功体験を真似することは良いですが、補助金目当てに成功しないプロジェクトへ予算をばらまき、案の定失敗します。そうして、「まちづ...
1.地方創生に興味を持っていたころに買っていたことを忘れていたので読みました。 2.地方創生が失敗する根源は「地元の人」にあることを気づかせてくれます。成功体験を真似することは良いですが、補助金目当てに成功しないプロジェクトへ予算をばらまき、案の定失敗します。そうして、「まちづくりは失敗するもの」というマインドが形成され、新規移住者に無言の圧力を与えてきます。 このようなことが当たり前に行われているから日本の地方創生は失敗が大半です。大切なことは地元の人たちがまちづくりに対して真剣に取り組み、自分の保身と常識を捨てて門徒を広くし、地域経済を潤すことで人口が増えていくということです。 3.思えば、地元で勉強している大人を見たこともないし、公務員で凄いと思える人もいなかった。つまり、自分は将来こういう人になりたいと思える人は5人もいませんでした。地元に住んでいた自分ですらそうなのに、移住者ならなおさらだろうなと思いました。 地方創生を成功させたいのであれば、ビジネスとして成立させることが絶対条件です。これは、沢山儲けろということではなく、最適所得を実現するということがまず第一歩です。年配の人には理解されない思考ですが、若者がこれを普及していく必要があるのだと思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で 地域再生はなぜ失敗するのか? 様々な誤解幻想を整理して紹介。幻想を打ち破った事例などもあるのが良い。でも事例の横展開はダメ^_^ コロナ禍で地方の時代は幻想 大企業の地方拠点はそこまで良くない 東京一極集中は終わってない 人口減少は変えられない インバウンド現象で観光は崩壊しない 安くたくさんはダメ ありがちな勘違い 予算だけでは何も変わらない 他の成功事例も意味がない 知りたきゃ当事者に聞く 柔軟な勤労形態 前向きポジティブに 道を譲る 地域の人間関係 悪しき横並び みんなで頑張るの幻想 変えるのはよそもの若者馬鹿者という言い訳 信用経験投資 外圧 同じ属性同じ階級外部評価 具体的な応援 反対される仕事ライバルと育つ よそ者頼み お金の流れ 労働所得も資本所得も 誘致ファン作りの経済的役割 消費力労働力 コンサル問題 執行能力判断能力経済的自立能力が失われる 外の人の活用方法 小さく始める 設備投資なし在庫なし粗利高く明確な営業ルート 無理の回避 過去の幻想ではなく未来の夢 人材育成教育投資稼ぐ仕掛けと目的 外に出る外を使う 新組織未来を作る 地元で消費地元に投資行動する始める 外の視点で中の人ができないことをする 宮崎駿 大事なことは、だいたい面倒くさい 二宮尊徳 道徳と経済 渋沢栄一 論語と算盤
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補助金を確保して、コンサルいれて、地域おこし協力隊を呼んでおけばいいんじゃない?という地元民。 ワーホリの延長でやってくれる協力隊。 その中でも地道に人々と折衝しながら道を切り開く人もいる。 地方創生のリアルが書かれていて、勉強になった。
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宮崎駿さんの名言「大事なことは、だいたい面倒くさい」この本の、象徴的な言葉だ。出来ることから、やる。面倒な事ほど挑戦する。なるほど
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読みやすかった。いろんな方法があるかもしれない。 でも、結局は地元の人が覚悟を持って何かやる、外の人にもリスクを持って関わってもらう。ということだろう。 クソコンサル、1人の覚悟、稼ぐ地域、自分で考える、この変がキーワードかな?
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地方再生で失敗する時に何が起こっているのか、バッサリ書いてあって痛快です!(笑い事ではないんですが) 何か物事を進めるときに気をつけなければいけないポイントは共通しているので、仕事にも活かせる内容です。オススメ!
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行政職員としても、公民連携担当としても一年目。考え方のバイブルの一つにしていきたい。自分の担当での応用イメージがまだまだ湧かないが、外に出て繋がりを積極的に作るなどのアクションなど、具体的な取り組みは早速取り入れていきたい。 (たった一年なのに、業務量に追われて内向き思考になりか...
行政職員としても、公民連携担当としても一年目。考え方のバイブルの一つにしていきたい。自分の担当での応用イメージがまだまだ湧かないが、外に出て繋がりを積極的に作るなどのアクションなど、具体的な取り組みは早速取り入れていきたい。 (たった一年なのに、業務量に追われて内向き思考になりかけていた、、)
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これぞリアルゥゥゥッていう本。こういうのがなきゃダメ。そんな小手先で上手くいくはずなんてないのは分かってたけど、なんなら上手くいったとされているものも実は上手くいってなかったりするのね。驚いた。 現状(惨状?)を冷静に分析してかつ今後の提言までしっかりつなげているが、そこまで読...
これぞリアルゥゥゥッていう本。こういうのがなきゃダメ。そんな小手先で上手くいくはずなんてないのは分かってたけど、なんなら上手くいったとされているものも実は上手くいってなかったりするのね。驚いた。 現状(惨状?)を冷静に分析してかつ今後の提言までしっかりつなげているが、そこまで読んでも楽観的になれないのが印象に残った。というのもまず民に元気はない。地域資本のコングロマリットとか豊富な観光資源とか全国レベルの特産品とか自治体ガチャのSラン勢は置いといて、なんの取り柄もない自治体が工場誘致やら商業施設建設やらに走ったところで喉の渇きに海水ガブ飲みするようなもんで、長期的に見たら負債にしかならんケースの方が多いってのを知ってしまった以上、民が芽吹くのには時間かかりそうだし、果たして育つのかどうかも甚だ怪しい。そして官も官よ。前向きな自治体職員の一番の敵は後ろ向き職員ってのはマジでそうでじょ。あの公務員という組織はね、長年いる人ほどリスクを取らないようにできてるのよ。民間ですらそうなんだから。彼ら転職できないし、住むところも変えられないから、自分の人生が簡単に天秤にかかかるのよ。それより重たいもんなんてない。環境保護と一緒。自分たちが生きてるうちに枯渇さえしなきゃ良いのよ極論。 となると残された最後の道は首長だと思うのよな。日本の自治体行政は首長の権限が非常に強く出来てる。さじ加減ひとつで条例もつくれるし、予算も通せる。彼らとその取り巻き(副市長やら助役)にアントレプレナーとしての資質があれば、どうとでもなりそうなもんだけどね。千葉市の熊谷さんとか革新自治体は成果を上げているし、人口減少が進む地域であっても指揮者さえ有能ならばオンボロ楽器でもそれなりにまとまるし人呼べるんじゃないん?違うん?オーケストラってとんでもなく上手いプレイヤーを見に行くもんじゃないじゃん? 縦割り組織をうまく利用して、首長含む自治体の上層部が本気でやれば、自治体をなんとかせにゃいかんという覚悟を持ったプレイヤーは増えると思うのです。長い目で見ると、今後は首長に立候補するまともな人材がいないようなマジでやべえ自治体も増えてくるだろうから、民間人の人生プランの一つの選択肢に「首長」が加わると良いよね。もちろん相当する知識や器量や熱意があってのことだけど。
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外の人に頼らず、自分の地域の実情にあった課題を自分たちでの力で考えて解決していくこと。何十年も掛けて衰退してきた地方を復活させるのは容易ではないが、面倒くさいことは大事なこと…地域の過去の栄光にとらわれずに未来のことを考える…等々。 自治体職員(特に管理職)の方は是非読んでいただ...
外の人に頼らず、自分の地域の実情にあった課題を自分たちでの力で考えて解決していくこと。何十年も掛けて衰退してきた地方を復活させるのは容易ではないが、面倒くさいことは大事なこと…地域の過去の栄光にとらわれずに未来のことを考える…等々。 自治体職員(特に管理職)の方は是非読んでいただきたい本だと思います。官民問わずとは思いますが、自分もしっかりと考えて、前年踏襲で思考停止しないように行動していきたいと思います。
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