サイコーの通知表 の商品レビュー
感動した。 通知表に疑問を持った生徒たちが、担任の先生の通知表をつける話。 通知表って、ほとんど全ての子どもたちに関係しているものだから、とても身近に感じられると思う。 こんなに良い先生ならもういっかい小学校に通いたいくらい。 「できる」ばかりの主人公の成長もしっかり感じら...
感動した。 通知表に疑問を持った生徒たちが、担任の先生の通知表をつける話。 通知表って、ほとんど全ての子どもたちに関係しているものだから、とても身近に感じられると思う。 こんなに良い先生ならもういっかい小学校に通いたいくらい。 「できる」ばかりの主人公の成長もしっかり感じられた。 通知表だけじゃその子の良いところはわからない、って本当にそう。 主人公を見て、ハシケン先生はそう感じたんじゃないかな? 大人でも難しいことを小学4年生がやっちゃうのは、フィクションすぎるけど、児童文学だからこのくらいがちょうど良いのかも。 おすすめ年齢は中学年から。
Posted by
親となった今、子どもたちの試行錯誤にグッとくる。小学生って思ったより大人だよなあ。先生に通知表をつけるっていう発想面白かった。
Posted by
素敵な子ども達。ハシケン先生も魅力的。工藤純子さんは子どもの気持ちに寄り添っている話が多くて、ファンです。
Posted by
きっと子どもは共感するだろう。 通知表をつけるほうの身になって読むと、ちょっと胸が痛い。 先生によってつけ方が変わってしまってはいけないということになっているけど、やっぱり変わってしまうと思う。 それに気づきながらも、クラスで相談してあんな通知表を作ってくれるなんて、すごく出来た...
きっと子どもは共感するだろう。 通知表をつけるほうの身になって読むと、ちょっと胸が痛い。 先生によってつけ方が変わってしまってはいけないということになっているけど、やっぱり変わってしまうと思う。 それに気づきながらも、クラスで相談してあんな通知表を作ってくれるなんて、すごく出来た子どもたちだ。四年生にしては出来すぎな気がするが、自分が貰う側だったら、感動してしまうだろう。 もう1人の威厳のある?先生の通知表も出してみたら良かったのに。
Posted by
小学生たちが担任の先生の通知表をつくる物語。 ・通知表の目的は? ・評価を通じて先生にどういうメッセージを伝えたい? ・そのメッセージがきちんと伝わる渡し方は? 会社の人事評価でにもあてはまりそうな視点で描かれているのが興味深く、題名の通り「サイコーの通知表」のエンディングで...
小学生たちが担任の先生の通知表をつくる物語。 ・通知表の目的は? ・評価を通じて先生にどういうメッセージを伝えたい? ・そのメッセージがきちんと伝わる渡し方は? 会社の人事評価でにもあてはまりそうな視点で描かれているのが興味深く、題名の通り「サイコーの通知表」のエンディングです。
Posted by
通知表っていったい誰のためのもの?なんのためにあるの?貰って嬉しいのは誰? なんてことから先生にも通知表を付けよう、と考え始めて、クラス全員で担任の先生の通知表を作ることになった朝陽達。 そう言われれば通知表って何?って考えさせられた。 未来へ繋がる評価でなくてはならないはずのも...
通知表っていったい誰のためのもの?なんのためにあるの?貰って嬉しいのは誰? なんてことから先生にも通知表を付けよう、と考え始めて、クラス全員で担任の先生の通知表を作ることになった朝陽達。 そう言われれば通知表って何?って考えさせられた。 未来へ繋がる評価でなくてはならないはずのものなのに、本当にその機能を果たしているだろうか? 数字で表せない評価は個人的な感情が混ざり込んで来ないものなんだろうか?なんて色々考えさせられた。 子ども達にも読んでほしいけど、通知表をつける先生達にも読んでほしいなあ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
4年生の朝陽の通知表は全部「できる」。1年生からずっと同じだ。 友達の大河は体育以外は「もう少し」も多い。でも朝陽は、大河の通知表の方がいいと思っている。全部「できる」はふつうの証明書みたいだからだ。 ある日クラスで通知表をもらってうれしいのか、内容がよくわからないのに意味があるのかという話になる。 そこから担任のハシケン先生にサプライズで通知表を出そうということになり…。 自分達が通知表をもらって感じたことをいかして通知表を作って渡す場面は感動的です。 学校の先生にも読んでほしい。
Posted by
令和6年光村4年下の巻末この本読もうに掲載される本なので、読んでみました。 主人公は一年からずっと「できる」(ふつう)の評価しかない、真ん中の四年宮永朝陽。担任は橋本健太(ハシケン)先生。朝陽が通知表のことを考えはじめ、友達や何人かで先生の通知表をつけようと考えたり、そもそも評価...
令和6年光村4年下の巻末この本読もうに掲載される本なので、読んでみました。 主人公は一年からずっと「できる」(ふつう)の評価しかない、真ん中の四年宮永朝陽。担任は橋本健太(ハシケン)先生。朝陽が通知表のことを考えはじめ、友達や何人かで先生の通知表をつけようと考えたり、そもそも評価って何だろう?と悩んでいたら賢い姉から絶対評価と相対評価を教えてもらったりします。途中まではわりと予想通りな展開ですが、最後にいよいよ通知表の発表のあたりは、色々考えさせられたり、大人目線だからかもしれないけど、かなり共感して、心動かされました。 工藤純子さん、恋する和パティシエール位しか読んでない。ぐるぐるの図書室なども読まねば。
Posted by
成績、全部普通。何も長けていることがないと言われているようでいや。という主人公。 成績表の見方は子どもにも大人にも、ごほうびや叱責の基準として扱われることが多いけど、変化してきている基準の仕組みや「評価すること」の難しさ、相手を見る観点など、本人の気づきや周りを巻き込むことで見え...
成績、全部普通。何も長けていることがないと言われているようでいや。という主人公。 成績表の見方は子どもにも大人にも、ごほうびや叱責の基準として扱われることが多いけど、変化してきている基準の仕組みや「評価すること」の難しさ、相手を見る観点など、本人の気づきや周りを巻き込むことで見えてくるものがある様子が興味を惹いた。
Posted by
私も子どもの頃、通知表が大嫌いだった。そして、今我が子の通知表をもらう立場になっても、終業式の日はなんだかドキドキする。 この本を読んで、通知表の本質を知らないのに苦手意識を持っていることに気付いた。 通知表って?という点を簡単に説明されていること、通知表をつける側(先生)の気持...
私も子どもの頃、通知表が大嫌いだった。そして、今我が子の通知表をもらう立場になっても、終業式の日はなんだかドキドキする。 この本を読んで、通知表の本質を知らないのに苦手意識を持っていることに気付いた。 通知表って?という点を簡単に説明されていること、通知表をつける側(先生)の気持ちに触れられていること、納得できるものに仕上げるために探求する子どもたち、お互い真摯に向き合う先生と子どもたち…心に沁みた。 通知表に関わっている人たち(特に先生)に読んでもらいたい。
Posted by
- 1
- 2