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幕間のモノローグ の商品レビュー

3.1

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

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  3. 3つ

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2024/02/10

不思議な構成のホームズミステリー プロローグとエピローグの位置がとても変わってる。最初と最後にないんだもの。 物語は安楽椅子探偵モノというか、ホームズばりの超能力推理というか、とにかく天啓による真実の暴露みたいな超自然感があるものの、どこお話も俳優さんが主人公だけに新鮮な謎解...

不思議な構成のホームズミステリー プロローグとエピローグの位置がとても変わってる。最初と最後にないんだもの。 物語は安楽椅子探偵モノというか、ホームズばりの超能力推理というか、とにかく天啓による真実の暴露みたいな超自然感があるものの、どこお話も俳優さんが主人公だけに新鮮な謎解きが楽しめた。 連作の興味はメガネだったんだけれど、大きく外さないオチが少し期待外れかもしれない。しかし、スッキリした読後感はさすがの作品だと思う。

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2024/01/22

演者たちの業が引き起こす悲劇と喜劇。撮影現場で起きる謎をベテラン俳優が解いていく。スッキリした読後感はなく、辛さや苦い思いが残る。

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2023/07/08

別の本の最後にある紹介ページで見つけた本で、なんとなしに読んでみたけど、長編だと勝手に思い込んで読んでたのでしっくりこなかった。短編集だと理解して読めば、一編一編は面白かった。連作短編集というには分かりにくい気もしたけど。

Posted byブクログ

2023/04/18

話に入り込めなくて第一章で読むのを断念。『教場』みたいな味わいのあるミステリーを期待していたんだけど。

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2022/01/31

教場の俳優バージョンなのだろうけど、終盤で煙に巻くようなカラクリが露見し、肩すかしをくってしまうかのように終ってしまう。アクターズスクールの生徒さんが登場してくるが唐突な感じで混沌としたストーリーなのだが心ひかれてしまった自分にびっくり。長岡ワールドの虜となってしまったのだろう(...

教場の俳優バージョンなのだろうけど、終盤で煙に巻くようなカラクリが露見し、肩すかしをくってしまうかのように終ってしまう。アクターズスクールの生徒さんが登場してくるが唐突な感じで混沌としたストーリーなのだが心ひかれてしまった自分にびっくり。長岡ワールドの虜となってしまったのだろう(笑)

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2022/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ベテラン俳優の南雲が、生徒、共演者、スタッフの中で起こる事件を解決する話。 最後全てが繋がるのかとか考えて読んだが、肩透かしを食らった状態だった。でも、読みやすい。 終始メガネに触れられていたが、答えが出せなかったのが悔しい。 多様な役者仲間、監督と役者、役者とマネージャーなどの関係が興味深い。ミザンセヌ

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2022/01/04

教場の著者が描く、芸能界を舞台にした連作短篇ミステリー ベテラン俳優の彼、ある日突然、脳梗塞になり、復帰が危ぶまられていたが、マネージャーとともに無事復帰を果たす。何か違和感を感じつつ、周りは彼に接するが…… 芸能界で巻き起こるさまざまな事件やトラブルを、鮮やかに解決、彼に...

教場の著者が描く、芸能界を舞台にした連作短篇ミステリー ベテラン俳優の彼、ある日突然、脳梗塞になり、復帰が危ぶまられていたが、マネージャーとともに無事復帰を果たす。何か違和感を感じつつ、周りは彼に接するが…… 芸能界で巻き起こるさまざまな事件やトラブルを、鮮やかに解決、彼にはどうして真実が見えたのか? 経験に裏打ちされた根拠と、刑事の洞察力がタッグを組めば、次々に罪と罰が明るみに……

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2021/12/28

* 幕間のモノローグ/長岡弘樹 読みました。 ドラマの撮影中に起こる様々な事件。 その事件を次々と解き明かす俳優。 役者達の演技に隠された謎と、 謎を解き明かす俳優の秘密の物語。

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2021/12/10

芸能界で生きるものたちのさまざまな「業」がひしひしと伝わってくる。 連作短編になっているので、頭を切り替えて読むのにちょっと疲れる感あり。 現実…かと思われるさまざまな事件やトラブルの波に正直戸惑う。 南雲は、いったい何者か⁇と感じさせる。 俳優=心理学者なのか…。

Posted byブクログ

2021/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アクターズスクールの講師とその生徒たちの連作集。 構成的には「教場」の舞台を変えた焼き直しと思います。 いつものように薀蓄が鼻につく感じがありますが、面白く読みやすかったです。 役者という職業を掘下げた内容を期待していたのですが、全体的には生徒がかかわる事件を扱っていて、軽い感じでした。 その中でも、「汚れ役の歌」「白紙の応援歌」「ヘッドボイスの行方」は習作だと思います。

Posted byブクログ