冷酷 座間9人殺害事件 の商品レビュー

小野一光(著者)

2024/08/29

座間九人殺害事件についてのルポ。犯人の自分勝手さに頭が痛くなるし、気色悪い。軽い気持ちで読むべきではない本です。吐き気を催す。憤りを感じてしまう

2024/07/11

利益供与による情報の入手は、ジャーナリズムではなくなってしまう…葛藤…でも放棄！
私はジャーナリストを標榜してないし、あくまでライターである

顔の上半分は骨が硬い

そもそも論なんで自殺したいと思うんだろ
自殺志願者の心理が理解できん
検察の主張
「〝自殺するつもり〟と〝他殺されてもよい〟はまったく別である」
？？？
そーなん？
いまいちピンとこない

2023/09/07

きっつ。

もちろん、題材と、小野一光先生の著書ということで当然なのだが、きっつ。

自殺願望者をネットで漁って、九人殺害した事件。

犯人との面談、そして裁判の傍聴内容で構成されているのだが、こういう人間が存在しているという恐ろしさ。
恐らく、法律というのは、これに対峙することを想定していないのでないかと思う。
これを、弁護する立場の人間もまた、気の毒なのか、個別の事件に関わりなく「自らの社会正義」の実現を願っているのか知らないけども。

いずれにしろ、こういうのが身近にいて、巻き込まれる可能性は０ではない。全く理不尽である。
サイコパスにとって、一般人は獲物でしかないと書いている人もいた。

自衛すらままならないのかもしれない。

自分だったらどうなるのか。

嫁が被害者だったらキレるかもしれない。
娘だったら、壊れる。

ちょっとそう考えた。

2023/06/29

ミステリーばかり読んでるけど、こちらは実際に殺人を犯した犯人の生の声が読める。
故によりリアルで、ドキドキ感が強い作品だった。

2023/03/06

★★★
今月3冊目
ようやく読めた。ニュース出た時とんでもない事件だなと思ったが報道は少なく、3ヶ月で9人バラバラにしてたやつ。
海外のシリアルキラーと違って金が欲しく殺してレイプしてバラバラという。
胸糞悪い本

2022/11/28

2017年、神奈川県座間市で発覚した殺人事件「座間9人殺害事件」
SNSを利用して自殺志願者を募り殺したという白石隆浩。
ニュースで報道された彼の供述、裁判での発言などから知る白石隆浩という人物。
その人物と事件に迫ったルポ。

筆者は刑が執行される前まで面会を重ねて彼の本質に迫ろうとしている。

ふとした会話に漏れ出るその人となり…

読んでいくうちに思う
果たして彼は何者だったのだろうか？

2022/11/24

9人を殺害し解体しクーラーボックスで保管するという猟奇性ゆえに、ある時期を境にメディアでは一切報じられなくなってしまった座間殺害事件。その犯人の白石死刑囚への接触ルポ。犯行の残忍性や異常性に読者の関心があるにも関わらず、対価が生じた表層的な白石死刑囚との面接と裁判傍聴記録だけで一冊の本にするのはさすがにどうであろう。白石死刑囚の人物像は少しは伝わってくるが。ゴシップ誌の記事のようである。

2022/06/15

繋がりやすく、孤立しやすく、誰よりも素直に。

「証拠は見ましたが、遺族との面識はないため、とくに思うことはありません」
この言葉が繰り返された時、驚くほど素直な人だと思った。下手な反省も、涙も自己弁護もせずに、ただ無関心である事を素直に告白した。
素直に邪悪である。精神障害も発達障害も無い。パーソナリティ障害でもない。それなのに、殺人にも解体にも臆する事が無い。被害者の方が精神疾患の気配が多い。

このアンバランスさが、余計に社会を冷たく見せている。

2022/06/13

もうただただ最悪。被告に深みは何もなく、ただやりたい。それだけなのに、騙されて近づいてしまった被害者。自殺はできたのか。したくなかったのか。2ヶ月で9人。人が人でなくモノのように扱われることに吐き気を覚える。読まなきゃよかった。

2022/05/31

自宅で9人殺した男の記録。
元々顔と頭が良いため女も引っかかりやすいのだろうがネットを使ってここまで出会えるのは素直に凄いと思った。殺し、死体損壊、盗み、死姦の要素が無ければYouTuberにでもなっていたかもしれぬ。
段々と人体解体の手口が効率化していき人がいる時にも解体中なのが怖い。
殺されなかった人も何人かいるのは意外だった。