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ジャックポット の商品レビュー

2.9

16件のお客様レビュー

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2024/05/24

大好き  読み終わりたくないからちびちび読んでは休憩してる 読み終わった 大好きなアーティストのライブに行った後のような読後感 この先何回も読み返すと思うし、読むたびに元気づけられると思う

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2022/12/12

ほとんどの作品のラップ風な言葉遊びにはついて行けず。早世した息子との再会の「川のほとり」はそれなりの佳作。

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2022/03/05

学生の頃は七瀬ふたたびが好きだったが、久しぶりに読んだら繋がりのない言葉が洪水でできている短編が多く、完読は諦めた。 最後に収録の「川のほとり」と「花魁櫛」は読めた。短すぎて強い感慨は湧き起こってこなかった。

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2022/01/28

個人的には長らくご無沙汰していて、久々に読んだ筒井作品。私小説的短編集で、現代のコロナ禍も描かれてたりするんですが、全体的に少々言葉遊び的に過ぎる、というか。どっぷり筒井ワールドに引き込まれる様な小説をまた読みたくなった。

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2021/11/04

久々の筒井ワールド!大真面目のパロディ!山下洋輔、中村誠一、坂田明、懐かしい名前。 川のほとりで、しんみり。ご冥福をお祈りします。

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2021/10/18
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初めて筒井康隆氏の著書を読んだ。川のほとりで死んだ息子と会ったシーン、コロナに関する記述、グロテスクな感覚を得る文体や私小説の極みのような黒い部分を吐き出す感覚。思った以上にリズムを意識していて、まるで汚いラップが脳内で反響するような作品だった。この深さとか、意味とか、そういう類の文学としての趣よりも退廃を体で表現しながら進んでいく日本版ヒッピーのような感じだろう。昭和の鬱屈とした時代にフィットした感はわかった。今の文学ではないんだろうけども、凄まじい言葉の嵐、しかしふしぎと全く残らない。合う合わないの問題なんだろうと諦めた。

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2021/10/11
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2021.10.10 図書館 筒井康隆の最新作、私小説短編集。 私小説とは知らず、短編かと思って読み始めたら とんでもなかった。 昔の有名どころ筒井康隆しか読んでなかったから、 今こんなんなの?!と思って衝撃だった。 ものがたりなのかエッセイなのか、 筒井康隆個人の感情のままにシャレと韻の羅列。 ページの半分以上がカタカナ単語の羅列だったり、 1ページ分の同じ文章が逆文字で繰り返されたり。 やりたい放題(笑) 読みにくい、というか意味がわからないから進まない。 中盤で気づいたけれど、意味を理解するのは筒井康隆以外むり。 本人も、わからせようと思って書いてないと思う。 日記、メモ、落書きくらいの気持ちなのでは。 それを覗かせてもらった感じ。 内容はともかく(政治的、下ネタ、クズ感)とにかく頭のいい人。 筒井康隆が自分と対等に話せる、って思う人いるのかな。孤独感とどう向き合ってるんだろ、ってちゃんとした(?)エッセイが読みたくなった。 この無秩序感、批判的パロ、嫌いではない。 ただ、やっぱり政治的な内容はむり。 冷めちゃう。 政治的批判も多かったけど、そんなことあったんだーと思うこともあった。 頭がいいことの再確認と、こんな人なのかという驚きと(思ったより攻撃的だったり女性関係クズっぽかったり)、斬新な文章の潔さへの敬意。 大変だったけど読んでよかった。 あと!本書の中で筒井康隆が褒めてた本は全部読みたくなった!メモった。

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2021/08/22
  • ネタバレ

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筒井ワールド全開の私小説的短編集。 ・漸然山脈 ・コロキタイマイ ・白笑疑 ・ダークナイト・ミッドナイト ・蒙霧升降 ・ニューシネマ「バブルの塔」 ・レダ ・南蛮狭隘族 ・縁側の人 ・一九五五年二十歳 ・花魁櫛 ・ジャックポット ・ダンシングオールナイト ・川のほとり の14編収録。 最後の「川のほとり」の昨年早世した息子との夢の中での対話小説は感動的だし、中長編でもイケそうな気がしたが、それ以外は小説とは言えないと思いました。 ただ、テーマ(大衆文化、フランス文学、哲学、戦争、ジャズ、演劇、映画、マスコミなど)がしっかりしているものは十分読み応えのある筒井的文化論になっていると思います。 また、筒井さんお得意の言葉遊びも炸裂しているのですが、コロナことわざ以外は空回りしていたような気がして残念です。

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2021/06/26
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筒井康隆で青春を過ごしたものとしてはどう判断したらいいのだろう ドタバタでもないし言語実験?でもない なんだろう本書は 私は入り込めませんでした

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2021/06/23

筒井康隆「ジャックポット」https://www.shinchosha.co.jp/book/314534/ いやもうね、わたしはこの人が死んだら確実に大打撃を受ける自信がある。好きな作家がああ歳をとったなあと感じるほど寂しいものはなくて(親に思うより寂しいかも)、筒井康隆もた...

筒井康隆「ジャックポット」https://www.shinchosha.co.jp/book/314534/ いやもうね、わたしはこの人が死んだら確実に大打撃を受ける自信がある。好きな作家がああ歳をとったなあと感じるほど寂しいものはなくて(親に思うより寂しいかも)、筒井康隆もたまにあれ?という時もなくもないけど、それすら彼のパフォーマンスなんじゃないかと思ってしまう。どうにかして永遠に生きて書き続けてほしい。(おわり

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