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ステップファザー・ステップ 新装版 の商品レビュー

3.9

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2025/02/08

「男も女も誰でも必ず一度は子供だったことはあるわけで、だから子供には残酷な仕打ちをすることができないのだ。」 この一文は全体を通して強く強調されていたわけではないが、はぁ〜。と納得させられるものがあった。最後あのステップファミリーがどうなったか気になるところではあるが、テンポよ...

「男も女も誰でも必ず一度は子供だったことはあるわけで、だから子供には残酷な仕打ちをすることができないのだ。」 この一文は全体を通して強く強調されていたわけではないが、はぁ〜。と納得させられるものがあった。最後あのステップファミリーがどうなったか気になるところではあるが、テンポよく読めて爽快感のある一冊だった。数年後にまた再読したい。

Posted byブクログ

2025/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

楽しかった! 会話のテンポが軽快で飽きがこない。 弱みを握られて父親をやらされている泥棒が、だんだんと双子に愛着が湧いているのと柳瀬の親父が双子に「柳瀬のおじいちゃん」と自らを呼んでもらっているのが面白い。双子の両親がやべえ。 泥棒という職業柄(双子が持ってくることもあるが)事件に遭うことがあり、その真相が今までに出会ったことのないもので興味深かった! ⭐︎双子も読者も「俺」の名前を最後まで知らない?!再読の時に注意して読みたい。 おそらく名前を知らない方がこの不思議な家族には良いのだろう。俺の名前を知る時が家族の終わりかもね

Posted byブクログ

2025/01/12

久しぶりの宮部みゆきさん作品。 ミステリーとして見れば良くも悪くもライトだけれども本作の魅力は人間味溢れる登場人物達のほっこりホームコメディ部分かなと思います。 主人公視点の軽快で愉快なコメディタッチの文書も、すっかりミステリー要素を忘れてしまいそうになる設定や展開から忘れた頃に...

久しぶりの宮部みゆきさん作品。 ミステリーとして見れば良くも悪くもライトだけれども本作の魅力は人間味溢れる登場人物達のほっこりホームコメディ部分かなと思います。 主人公視点の軽快で愉快なコメディタッチの文書も、すっかりミステリー要素を忘れてしまいそうになる設定や展開から忘れた頃にやってくる謎解きタイムも個人的にはものすごく刺さりました。

Posted byブクログ

2025/01/09

確か中学生の頃に読んで、内容はほとんど忘れていたけどおもしろかったと思ったことだけ覚えていたので、再読。 その頃は絵本みたいな表紙だったのが、新装版はおしゃれなイラストの表紙になってる! 時代を感じるところは多々あれど、やっぱりおもしろかったです。 ジャンルでいったらコージーミス...

確か中学生の頃に読んで、内容はほとんど忘れていたけどおもしろかったと思ったことだけ覚えていたので、再読。 その頃は絵本みたいな表紙だったのが、新装版はおしゃれなイラストの表紙になってる! 時代を感じるところは多々あれど、やっぱりおもしろかったです。 ジャンルでいったらコージーミステリーか?と思い調べてみたらユーモアミステリーとの事。 3人の会話が面白くて、最終章「ミルキー・ウェイ」での緊迫した状況では親父も加わりとくに笑えました。 続編がありそうでないのが残念です。

Posted byブクログ

2024/11/29

小説の内容から興味をそそられ買い、抜群に面白くて一気に読みましたよ。 泥棒と双子による疑似家族が7つの事件に挑む様は、ユーモア溢れた会話にクスッとさせられるのと文体が非常に読みやすくて良かったです。

Posted byブクログ

2024/11/16

初読みの作家さん。 少し癖のある疑似?家族のドラマ、かつ、軽い推理小説の要素があって、旅行のお供にはぴったりの本でした。 両親不在→子どもは一時保護→施設への措置という流れが必須ではないのかなぁ、なんてフト思ったりしました(笑)

Posted byブクログ

2024/09/30

プロの泥棒である"俺"は、雷雨の日に屋根から落っこちた。それが双子の兄弟が住む家だった。 「君らが落ちている俺を拾ってくれたわけ?」「そう」「国土を汚したくない」 こうして、どういうわけか双子の疑似親父になった"俺"。 泥棒をしながら、謎...

プロの泥棒である"俺"は、雷雨の日に屋根から落っこちた。それが双子の兄弟が住む家だった。 「君らが落ちている俺を拾ってくれたわけ?」「そう」「国土を汚したくない」 こうして、どういうわけか双子の疑似親父になった"俺"。 泥棒をしながら、謎を解き明かしていくミステリーの連作短編集。伏線は満遍なく所々にちりばめられていて、最後にするするっと回収される様はお見事です! 双子くんのキャラクターも愛らしく、3人のユーモアのあるやり取りに思わずニヤニヤしてしまいます。 平和でミステリーものが読みたいという方におすすめ。 自分的には、一気に読むというよりは積読しておいて、重いミステリーの合間に、クスッとしたいときに読むのがちょうど良かったです。

Posted byブクログ

2024/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

‪◯あらすじ ‪屋敷に盗みに入ろうとした泥棒が屋根から落っこちた!双子の中学生に助けられるも、弱みを握られ擬似親をさせられることに!?って話‬ ◯感想 各話、日常のミステリを主人公の泥棒が解いていく構成 ‪どうせ絆されるんだろうなって思ってたら一話の終わりくらいでさっそく絆されてて笑った。 こういう自分の弱みを見せないようにしてる男とても好き。

Posted byブクログ

2024/05/30

プロの泥棒がお父さんに!? となんともユニークなお話。しかし双子の親どないなってんねん…。 泥棒さんの方がよっぽど良識があるってことね。

Posted byブクログ

2024/05/06

宮部みゆき氏の読みやすい短編ミステリー。連載だったようで、章が変わる度におさらいが入るのは一気読みするには煩わしく感じることもあるかも。殺人もあるがなんだかライトに感じる内容。

Posted byブクログ