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教えないスキル の商品レビュー

4.2

50件のお客様レビュー

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2021/04/11

やってみて、失敗して/成功して、いずれにせよ考えて、またやってみる。そのループが回るための潤滑油に専念することを解く本。 参考にしたいと思いつつ、「育成」特化の事例なので、成果が求められるビジネスシーンに適用するには、多少アジャストが必要と思った。

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2021/04/01

スペインのサッカーチーム、ビジャレアルの育成に携わる著者が、サッカー王国の中でも評価の高い育成がどのように作られ、運営されているかについて述べた本。1時間ちょっとで読み終わる分量ながらも、実体験と実績に裏打ちされた手法には強い説得力があり、サッカー指導者のみならず、人を育てるとい...

スペインのサッカーチーム、ビジャレアルの育成に携わる著者が、サッカー王国の中でも評価の高い育成がどのように作られ、運営されているかについて述べた本。1時間ちょっとで読み終わる分量ながらも、実体験と実績に裏打ちされた手法には強い説得力があり、サッカー指導者のみならず、人を育てるという立場にある全ての人に実りある一冊となっている。タイトルの「教えないスキル」という通り、「育てる」が「教える」に直結しがちな私たちに、「教える」ことは1つの手段でしかないことを気づかせてくれた。

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2021/03/12

指導者は選手の成長を支援するファシリーテーターであるからこそ、主語は選手であるべき。に非常に納得。 You massasgeでなくI massage とよく言われるけれども、I massageを間違えると自分の思い込みで指導してしまいがちだな、と思った。

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2021/03/03

一見サッカーを例に取ったビジネス書のようだが文字通りサッカーの指導にも役に立つ。子供がサッカーをやっているような親には二重に役に立つ。学者じゃないので文章が簡略なのも良い。

Posted byブクログ

2021/03/02

サッカーの指導者のお話ですが、そのまま学校現場の教師と子どもたちとの関係に置き換えて読み進めることができます。 子どもたちと関わる教師自身の在り方を考え直さねばいけないと改めて感じました。

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2021/02/27

サッカーの指導に関わらない人が読んでも、人材育成や教育に対する考え方のヒントをたくさんもらえる本。 「フットボールは、想定していた現象が起きる可能性が圧倒的に低いスポーツであり、教え込みの指導はまったく意味を持たなくなる」 本の中にあるこの文章は、作者がなぜサッカーにおいて「...

サッカーの指導に関わらない人が読んでも、人材育成や教育に対する考え方のヒントをたくさんもらえる本。 「フットボールは、想定していた現象が起きる可能性が圧倒的に低いスポーツであり、教え込みの指導はまったく意味を持たなくなる」 本の中にあるこの文章は、作者がなぜサッカーにおいて「教えないスキル」を大切にするのか、その目的をよく表している。 よく考えると。これはサッカーだけの話ではない。 私たちが生きる人生も、「想定していた現象が起きる可能性が圧倒的に低い」。 だからこそ教え込みから脱却し、教育にも人材育成にも「教えないスキル」を活用していかなければならない。 まずは「どうして?」「どのように?」といった「オープンクエスチョン」問いかけることを意識することから始めたいと思う。

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2021/02/27

スペインのフットボールチーム「ビジャレアル(久保健英選手が移籍)」の育成組織の育成術について解説した一冊。日本のサッカー組織と比べる形で、若手選手の育成手法について解説される。タイトルに「教えないスキル」とあるように、ビジャレアルでは基本的に選手の自主性に任せる形で育成が行われて...

スペインのフットボールチーム「ビジャレアル(久保健英選手が移籍)」の育成組織の育成術について解説した一冊。日本のサッカー組織と比べる形で、若手選手の育成手法について解説される。タイトルに「教えないスキル」とあるように、ビジャレアルでは基本的に選手の自主性に任せる形で育成が行われておりかなり自由度が高い、日本の硬直的なビジネスの現場にも流用できる内容も多く勉強になった。

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2021/02/26

一方的にやり方を押し付けるような指導の仕方は今や世界的に認められなくなりつつあります。 ではその為にはどんな指導方法が必要とされているのか。 大事な事は、考える力をつけてあげること。 そして失敗を認めてもらえる信頼感を作り出すことです。 サッカーを主体にした内容ですが指導を...

一方的にやり方を押し付けるような指導の仕方は今や世界的に認められなくなりつつあります。 ではその為にはどんな指導方法が必要とされているのか。 大事な事は、考える力をつけてあげること。 そして失敗を認めてもらえる信頼感を作り出すことです。 サッカーを主体にした内容ですが指導をする上では多くのヒントが詰まっておりとても勉強になりました。 余談ですが、世界的には「サッカー」ではなく「フットボール」という言い方の方が主流のようです。 「サッカー」という言葉に慣れてしまっているので本文で何度も出てくる「フットボール」という言葉にちょっと違和感を感じてしまいます。

Posted byブクログ

2021/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 序章    持続可能な人材育成を目指して 第1章   自分の行動に意識をもつ~reflection 第2章   「問い」を投げかける~question 第3章   パフォーマンスを生む言葉を選ぶ~words 第4章   伸ばしたい相手を知る~knowing 第5章   丸テーブルに変える~equality 第6章   認知力を育てる~congnitive 終章    好きだからこそ本質を探究したい <内容> 日本人にして、スペイン1部リーグの「ビジャレアル」育成部からトップの監督として活躍した女性。現在はJリーグ常勤理事。書いてあることは、現在の教育界では当たり前。ただし日本のスポーツ界では”理想論”で片づけられるだろう。ビジャレアルの7つの育成術(①自分の言動に意識をもつ②「問い」を投げかける③パフォーマンスを生む言葉を選ぶ④伸ばしたい相手を知る⑤丸テーブルに変える⑥「教えないスキル」を磨く⑦認知力を育てる)を自分の体験談を交えながら書いてある。相手の立場に立ち、相手に考えさせる。日本の教育界も常識ながら、自分を含めて「実現」できていない。自戒をしながら読んだ。

Posted byブクログ

2021/02/23

ヨーロッパのサッカークラブで行われている育成方法についての本。 組織改革的な話も書いてあったので気になったが、時間、労力かかってそうだな…という印象。 また、「ペティコミテ(ミニ会議、派閥的な)は禁止」という話があり、これは日本人はやりがちだと思うが「チームとして機能しなくなる」...

ヨーロッパのサッカークラブで行われている育成方法についての本。 組織改革的な話も書いてあったので気になったが、時間、労力かかってそうだな…という印象。 また、「ペティコミテ(ミニ会議、派閥的な)は禁止」という話があり、これは日本人はやりがちだと思うが「チームとして機能しなくなる」とのこと。 この考えはヨーロッパでは広く浸透しているそうな。

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