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世界一ポップな国際ニュースの授業 の商品レビュー

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2024/04/27

国際政治学者の藤原氏と小説家の石田氏の対談をとおして主に現在の世界情勢を知ることができる。その分野の知見をもってすれば、世のなかで起きていることはわりと説明がつくんだなあという印象。 横暴に思えるロシアにしても中国にしても、根っこでは被害者意識に立った対外的な態度なのだというよう...

国際政治学者の藤原氏と小説家の石田氏の対談をとおして主に現在の世界情勢を知ることができる。その分野の知見をもってすれば、世のなかで起きていることはわりと説明がつくんだなあという印象。 横暴に思えるロシアにしても中国にしても、根っこでは被害者意識に立った対外的な態度なのだというような見方は目からウロコのようでいて納得いく。どこの国も、そしてたぶん人間にしたって多くが被害者意識でいるんだよね、きっと。日本だって原爆落とされたことは声高に主張するけど、朝鮮半島や満州などで何をやってきたのかと言われれば途端に頑なになるじゃない。強気じゃなくて弱気や怖れやトラウマ的なものが横暴や頑なさを招くのだろう。 何がきっかけか、藤原氏のことを私はけっこう信頼しているんだよね。新聞の真面目なコラム記事やテレビで真面目に解説する姿しか知らなかったけど、この本ではけっこうくだけた感じ。藤原氏の言葉のところに「(笑)」なんてあると、当たり前のことながら、こう言う人も笑うんだと思っちゃう。映画好きだったり少年時代をニューヨークで過ごしたということも初めて知った。石田氏については偏見だけどナンパな感じの人だと思っていて、引き続きそんな印象。

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2022/02/20

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166612666

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2021/10/04

すらすら読めた。戦争なんて起きないだろうと考えて生きてきたけど、よく考えると大戦は意外とこないだの話。世界が平和であることをただただ願う。

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2021/03/30

国際社会に中国に対する脅威論があったのと度応じに、中国内部にも国際社会の脅威論があった。冷戦が終わったら中国を封じ込めにかかるんどおえはないかという恐怖。 中国経済の衰退はコロナの前から始まっていた。コロナは党の社会統制に響きかねない甚大な危機だった。 北朝鮮にとって最優先課題は...

国際社会に中国に対する脅威論があったのと度応じに、中国内部にも国際社会の脅威論があった。冷戦が終わったら中国を封じ込めにかかるんどおえはないかという恐怖。 中国経済の衰退はコロナの前から始まっていた。コロナは党の社会統制に響きかねない甚大な危機だった。 北朝鮮にとって最優先課題は金王朝の維持。そのために核兵器を開発した。

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2021/02/06

東大の藤原教授と石田さんが対談形式で「世界のニュースを『アベンジャーズ』を一本見るくらいの気持ち」でまとめられた一冊。 帯に書いてある「2時間でゼロからわかる世界情勢」のキャッチコピーに違わぬ素敵な内容だった。 何より驚いたのはお二人の博識っぷり。学力と違ったインテリジェンスを感...

東大の藤原教授と石田さんが対談形式で「世界のニュースを『アベンジャーズ』を一本見るくらいの気持ち」でまとめられた一冊。 帯に書いてある「2時間でゼロからわかる世界情勢」のキャッチコピーに違わぬ素敵な内容だった。 何より驚いたのはお二人の博識っぷり。学力と違ったインテリジェンスを感じた。 誤解を恐れずに言えば本当に頭の良い人達ってこういう方達なんだろうな~という感想。 とても憧れます。

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