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書きたい人のためのミステリ入門 の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2022/02/01

図書館で借りて読んだが、絶対に買った方が良い一冊だった。 ここに例として載せられている本を読むたびに、またこの本を読めば何倍も楽しめるだろう。 近いうちに買いに行こう。 今まで海外ミステリはほんの僅かしか読んだことがなかったが、エラリー・クイーンなどの有名作家以外にもまだ知らない...

図書館で借りて読んだが、絶対に買った方が良い一冊だった。 ここに例として載せられている本を読むたびに、またこの本を読めば何倍も楽しめるだろう。 近いうちに買いに行こう。 今まで海外ミステリはほんの僅かしか読んだことがなかったが、エラリー・クイーンなどの有名作家以外にもまだ知らない面白そうな作家が大勢いてわくわくした。

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2021/10/21

ミステリを書くつもりはないが、おもしろそうなので読んでみた。作家さんがどんなことに気を付けて作品を産み出しているのか、考えるきっかけになった。プロのみなさん、いつも楽しませてくれてありがとう。

Posted byブクログ

2021/09/20

小説家や海外のライティングスクールの講師が書いた創作本はいろいろありますが、編集者が書いたミステリ入門&創作本は珍しいかも。 内容としては創作の話はもちろんなのですが、前半部ではミステリの種類やトリックなど、様々な先行作品の紹介もされていて、ガイドブックとしても面白い一冊でした。...

小説家や海外のライティングスクールの講師が書いた創作本はいろいろありますが、編集者が書いたミステリ入門&創作本は珍しいかも。 内容としては創作の話はもちろんなのですが、前半部ではミステリの種類やトリックなど、様々な先行作品の紹介もされていて、ガイドブックとしても面白い一冊でした。 編集者の書いた創作本ということでいうと、小説のタイトルと作者名に関する話が、この本ならではだと感じました。 凝りすぎた作者名では検索してもらえないし、タイトルだけで物語の雰囲気やジャンルが分からない作品だと敬遠されてしまう。それが新人作家ならなおさらということで、「タイトルに気を配る」「作者名は複雑にし過ぎない」などといった話は新鮮で、編集者ってこういうところも考えているんだと感じます。 ミステリを概観してみると、推理小説の時代から、社会派ミステリに潮流が変わり、そこから新本格が勃興し、日常の謎、そしてファンタジー、SF、ホラー要素も取り込んだ昨今はやりの特殊設定ミステリなど、改めてミステリは広がり続けているのだと感じます。 そうした拡張するミステリの楽しみを、単に「読む」以外の視点から考えられる一冊です。

Posted byブクログ

2021/09/01

書きたいわけじゃないけど笑 ミステリのプロットに興味があったので まずはここで紹介されてる作品読んでいこー!

Posted byブクログ

2021/08/06

書かないことで状況を説明することの大切さがよくわかった。 是非、この本に出てくるミステリー小説を1冊づつ読んでみたい。

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2021/06/09

書籍を出版する側の人から、ミステリとはどんな構造になっているのかを解析し、ミステリ作家という職業への採用活動をしているような本。 本書は、ブックガイドとしても活用できる。ミステリにもいろんなジャンルがあり、各ジャンルの解説と、そのジャンルの代表的な作品が紹介されている。ミステリ好...

書籍を出版する側の人から、ミステリとはどんな構造になっているのかを解析し、ミステリ作家という職業への採用活動をしているような本。 本書は、ブックガイドとしても活用できる。ミステリにもいろんなジャンルがあり、各ジャンルの解説と、そのジャンルの代表的な作品が紹介されている。ミステリ好きなら、ご存知の作品が多いかもしれないが、私は知らない作品のほうが多かった。 読みたい本が増えていく。自宅の空間が本で圧迫され、財布の中身が無くなる怪奇現象?が加速しそうでとても怖い。笑

Posted byブクログ

2021/04/30

あまり縁がない分野だが読んでみた。ミステリーの定義を知るとともに、殺人が起きなくてもいいことを初めて知った。 改めて、ミステリーといわれる本を読んだと実感できたのは大きな収穫。

Posted byブクログ

2021/03/29

書きたいわけではないのですが 「ミステリ入門」のほうにひかれて 買ってみました〜。 うん、コンパクトによくわかった! 章題が「そうそう」な、ところも。  意外な犯人は、「意外」じゃない  「ふうん」な伏線じゃ驚けない そんな読者にむけて書く人は大変です。 例として挙げられてい...

書きたいわけではないのですが 「ミステリ入門」のほうにひかれて 買ってみました〜。 うん、コンパクトによくわかった! 章題が「そうそう」な、ところも。  意外な犯人は、「意外」じゃない  「ふうん」な伏線じゃ驚けない そんな読者にむけて書く人は大変です。 例として挙げられているものが ブックリストとしても使えるので 手元に置いて使うことにします。 まだまだ未読の本があって楽しみ。

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2021/03/28

タイトルに「書きたい人のための」とあるから、関係ない、と手にしないのはもったいない。ミステリ全般について、コンパクトにまとめられた見事な入門書である。 そもそもミステリというのは、妙に約束事が多いジャンルである。フェアかアンフェアか、等という議論が沸き起こるのもこのジャンルなら...

タイトルに「書きたい人のための」とあるから、関係ない、と手にしないのはもったいない。ミステリ全般について、コンパクトにまとめられた見事な入門書である。 そもそもミステリというのは、妙に約束事が多いジャンルである。フェアかアンフェアか、等という議論が沸き起こるのもこのジャンルならではのもの。ノックスの十戒やヴァン・ダインの二十則なんてものもある。逆に言えば、そのような縛りがあってこそ、ミステリの様式美が完成する。 おまけにコアなミステリ好きは、トリックの本歌取りに妙に詳しく、「ああ、このトリックは〜の〜みたいだね」なんて話で盛り上がったりする。本格、変格、広義のミステリ、雪山の山荘、クローズド・サークル、日常の謎、物理トリックに叙述トリック…独特の用語も目白押しだ。 もちろん、別に約束事を知らなくてもミステリは十分楽しめるが、知っておくとより楽しめる。ミステリの約束事は、書き手にも読み手にも、有益な情報なのだ。しかも、それを長年ミステリの新人賞を担当してきたベテラン編集者が教えてくれるのだから、これほどお得な話はない。私は小説畑の担当ではないが、編集者としても興味深く読めた。伏線に関する解説などは、なるほどと何度もうなずいた。 すべてのミステリファンにオススメの一冊。

Posted byブクログ

2021/03/27

ネタバレ一切なしの初心者向けミステリガイドブックとして極めて優秀、かつ、タイトル通り「書く人(または編集者)」にとっても非常に役立つ一冊。 また、ミステリの作法(謎を提示して伏線を張り最後にカタルシスとともに回収する)というのは、一般的なエンタメ作品にも共通する「読者・視聴者を喜...

ネタバレ一切なしの初心者向けミステリガイドブックとして極めて優秀、かつ、タイトル通り「書く人(または編集者)」にとっても非常に役立つ一冊。 また、ミステリの作法(謎を提示して伏線を張り最後にカタルシスとともに回収する)というのは、一般的なエンタメ作品にも共通する「読者・視聴者を喜ばせる構成」なので、他ジャンルの書き手でも是非一読あれ。

Posted byブクログ