怪物園 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館でお借りし、junaidaさん4冊目♪ 「の」からの続け読みでなければ☆5つでもよかったかも^^; 「モンスターズインク」を思い出すのは私だけではないですよねσ(・ω・`) 本書、何が最高かと言えば、やはりここでしょ!! 「おーふーろー」(笑) 遠くから眺めると、それはお城のようでした。けれども、屋根には目玉、窓からは、毛むくじゃらの手、蹄のついた長い足もあります。みんなはそれを怪物園と呼びました。怪物園は、たくさんの怪物たちをのせて、長い旅を続けていました。ある夜、怪物園が眠ったすきに、外の世界へと抜け出した怪物たちは、街までやって来ると、通りを行進しはじめました。『Michi』『の』のjunaidaがつむぐ、どこかのだれかの物語。 著者について junaida 1978年生まれ。画家。2010年、京都・荒神口にHedgehog Books and Galleryを立ち上げる。『HOME』(サンリード)で、ボローニャ国際絵本原画展2015入選。『Michi』(福音館書店)で、第53回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞(児童書・絵本部門)受賞。その他の作品に、『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』『LAPIS・MOTION IN THE SILENCE』(ともにHedgehog Books)、宮澤賢治の世界を描いた『IHATOVO』シリーズ(サンリード)、『の』(福音館書店)、装画・挿絵の仕事に『せなか町から、ずっと』(斉藤倫作/福音館書店)などがある。
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空想と現実の境目のない頃を思い出した作品。 どこが現実でどこが空想なのか、不思議な感覚に陥り、2回読み返しました。 怪物達の絵が可愛いです。
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[[[[━━━━━━━━━━━━]]]] [[[[ 怪物園 ]]]] [[[[━━━━━━━━━━━━]]]] 小説読む時間が作れないので、みなさんオススメのjunaidaさん作品を手にしました。 とくに、かなさんはブーム?(^^) こういう作品に感想がいるのかわかりませんが、、、絵がきれいでした。今作は文字もあり、高級な絵本のような感覚でした。 この本では、どこまでが夢なのか、どこまでが本当なのか、、、怪物が本物で、子どもたちが夢なのか、現実と、夢の世界がわからなくなっていきます。 本の中では、空に舞い上がっていくとか、水中に潜っていくとか、そんな夢のようなシーンがありますが、夢の中でも、そんなシーンには出会していないです。自分の歩んでいる世界が、平らになってきているのかな、、、と、感じます。 もっと、世界が広がっていくと、より「ワクワク」を感じられるだろうな〜と、1冊の絵本から想像を膨らませてみました。 目の前にあるもの、手が届くものに影響を受けるだけではなく、見えないものに心が動かされていく感覚は、いつまでも待ち続けていたいと感じています(*^▽^)/
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怪物園も怪物たちも、不気味だけどなんか可愛げがありますね。外出禁止中の子どもたちが遊び回る空想の世界の豊かさ! 段ボールのバスからバスタブの潜水艇(それも巨大な!)で、最後に行進する怪物たちを助けてあげる親切さ! 裏表紙の絵は、子どもたちが怪物園に一緒にたどり着いたシーンなのでし...
怪物園も怪物たちも、不気味だけどなんか可愛げがありますね。外出禁止中の子どもたちが遊び回る空想の世界の豊かさ! 段ボールのバスからバスタブの潜水艇(それも巨大な!)で、最後に行進する怪物たちを助けてあげる親切さ! 裏表紙の絵は、子どもたちが怪物園に一緒にたどり着いたシーンなのでしょうか。
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怪物たちを乗せて旅をしている怪物園から出てしまった怪物たちの行進によって外に出られなくなった人間たち。 家に籠りながらも想像力で楽しく遊び、結果怪物たちを怪物園に帰してあげるという静かで想像力のあるお話です。 子供達の明るいトーンと暗いトーンをバックに色鮮やかな怪物たちが交互に...
怪物たちを乗せて旅をしている怪物園から出てしまった怪物たちの行進によって外に出られなくなった人間たち。 家に籠りながらも想像力で楽しく遊び、結果怪物たちを怪物園に帰してあげるという静かで想像力のあるお話です。 子供達の明るいトーンと暗いトーンをバックに色鮮やかな怪物たちが交互に描かれていてとても惹き込まれます。 カラフルで意外と愛くるしく見える怪物たちです。
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目についちゃいましたよ!図書館の絵本コーナーでこの作品っ!なんとも、遠くからでも目立ちます。そして、多くの読書家さんが読まれていることもあって、私も読んでみました。 はるかいにしえの時代から 怪物園は たくさんの怪物たちをのせて 長い長い旅を続けていました。…と始まるス...
目についちゃいましたよ!図書館の絵本コーナーでこの作品っ!なんとも、遠くからでも目立ちます。そして、多くの読書家さんが読まれていることもあって、私も読んでみました。 はるかいにしえの時代から 怪物園は たくさんの怪物たちをのせて 長い長い旅を続けていました。…と始まるストーリー。 怪物園を抜け出した怪物たちは、街で行進します。人間たちは出歩けなくなり、子どもたちは退屈していました…。そこで家で、電車や気球、船、潜水艇に乗って世界を旅する空想をして楽しみます。そんな中困っている怪物たちを見つけた子どもたちは…。 描かれている怪物には、それぞれ個性があってみんな違ってカラフル!なんとも愛おしい気持ちになります。子どもたちが空想の世界で見る情景もまたとってもステキです!子どもたちの空想力ってスゴイと感心したし、また優しい気持ちにもなれました♪junaidaさんの作品は初読みでしたが、これから気にしてみたいと思ってます(^-^)
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沢山の怪物を乗せて旅をする怪物園 ところがある日、玄関口を開けたまま怪物園はうとうと居眠り その間に、中にいた怪物たちはぞろぞろ外の世界へ 町に住んでいる人々は、怪物が現れ通りを行進しているので外に出られません 外へ出られない子どもたちは退屈でしょうがない そこで子どもたちは空想...
沢山の怪物を乗せて旅をする怪物園 ところがある日、玄関口を開けたまま怪物園はうとうと居眠り その間に、中にいた怪物たちはぞろぞろ外の世界へ 町に住んでいる人々は、怪物が現れ通りを行進しているので外に出られません 外へ出られない子どもたちは退屈でしょうがない そこで子どもたちは空想の旅に出ることにしました ユーモラスな怪物たちが沢山出てきます 読み聞かせ時間は5分半くらいです
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ひみつストレンジャーを見て、この作家の他の作品を見たくなり手に取った。 暗い現実(こちらも現実なのかどうか…)と明るい妄想の世界の明暗の差に魅せられました。 絵がすごく好きです。そして、作家の想像力の豊かさ、世界観が好きです。 私が今まで知らなかっただけで有名だったのでしょうか?...
ひみつストレンジャーを見て、この作家の他の作品を見たくなり手に取った。 暗い現実(こちらも現実なのかどうか…)と明るい妄想の世界の明暗の差に魅せられました。 絵がすごく好きです。そして、作家の想像力の豊かさ、世界観が好きです。 私が今まで知らなかっただけで有名だったのでしょうか? もっと早く知りたかったです。
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怪物のこわいイメージを全く感じさせないのは、junaidaの色鮮やかな可愛い絵だからだろう。 ワクワクしながらページを捲る。 怪物園のたくさんの足とどこを見ているのかわからない目は奇妙だけどそこからゾロゾロと怪物たちが抜け出す。 さて怪物たちはどこへ…。 みんなが行進を続けると...
怪物のこわいイメージを全く感じさせないのは、junaidaの色鮮やかな可愛い絵だからだろう。 ワクワクしながらページを捲る。 怪物園のたくさんの足とどこを見ているのかわからない目は奇妙だけどそこからゾロゾロと怪物たちが抜け出す。 さて怪物たちはどこへ…。 みんなが行進を続けると大人も子どもも家の中へ。 退屈した子どもたちが考えたことは、ダンボールでバスを作って出かけること。 さぁ、そこからは空想の世界へ。 いろんなところを旅する〜空へ海へ海の底へと広がっていく。 海底でさまよっている怪物たちを無事に怪物園へ送り届けるまで。 子どもたちの冒険をいっしょに楽しめる。 次はどこだろう。 どんな乗り物で行くんだろう。 そこはどんな世界なんだろう。 わくわくがとまらない。 行く場所が変わるたびに色の世界も変わる。 絵本の醍醐味を思う存分感じることができた。
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junaidaさんの描く怪物たちのなんと可愛らしいこと! ストーリーも面白く、画にとても癒された.*・゚ 今回は3歳の息子の食い付きもよかった。 表紙を見た息子は「ごわいねぇ~。」と目を三角にさせて言う。娘は「モン〇〇ーズ・イ〇クみたいだね!」と陽気に言う。 表紙の右下のちっちゃ...
junaidaさんの描く怪物たちのなんと可愛らしいこと! ストーリーも面白く、画にとても癒された.*・゚ 今回は3歳の息子の食い付きもよかった。 表紙を見た息子は「ごわいねぇ~。」と目を三角にさせて言う。娘は「モン〇〇ーズ・イ〇クみたいだね!」と陽気に言う。 表紙の右下のちっちゃな卵の怪物を指差して「これ可愛いね。」一番大きな怪物は「これ、かっこいいね!!」と表紙から盛り上がる。ちなみに私が可愛いと言った怪物は「えぇ~?」との反応だった。笑 ダンボールを被って空想の世界に行く場面では、娘は「ダンボールがなくても目をつむれば空想の世界に行けるよ~!」と。なんと逞しい想像力。 息子は「オーウーチーワーカーイーブーツーエーンー」のフレーズが気に入ったようで何度も呟いてキャッキャしていた。 やっぱりjunaidaさん作品って素敵だなぁ✩.*˚
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