探偵は友人ではない の商品レビュー
中学生の学園ミステリー。 キャラクターがもうひとつ定まらないので、心理描写や行動に難点が見える。叙述ミステリーですべてが開示されてないので読者が推理するのはかなり至難の技
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2021/07/11 読了。 図書館から。 前の巻のが、謎が謎で好きかなー。 ミステリ感は薄めな気がする。 人間関係が少し広がったので、続きあるといいな。 柳先生、いいな。
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意味深なタイトル。中編4つが掲載されているが表題作はない。最後まで読んで、これは探偵役の鳥飼歩と依頼人役の海砂真史の関係性なんだろうと思った。そう考えると、1作目は歩の過去、2作目は歩の友人の妹からの問いかけ、3作目は歩の揺らぎ、4作目は歩と真史の葛藤。回答は出ていないが微笑まし...
意味深なタイトル。中編4つが掲載されているが表題作はない。最後まで読んで、これは探偵役の鳥飼歩と依頼人役の海砂真史の関係性なんだろうと思った。そう考えると、1作目は歩の過去、2作目は歩の友人の妹からの問いかけ、3作目は歩の揺らぎ、4作目は歩と真史の葛藤。回答は出ていないが微笑ましい。
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鮎川哲也賞受賞作家の「真史と歩シリーズ」第2作目。前にも書いたのだが、登場人物が中学生という設定は、違和感が有りすぎだ。なぜ高校生にしない。 高校生の日常ミステリー物だと思い浮かぶのは、やはり米澤穂信氏の「古典部シリーズ」。依頼人が女の子で、探偵役が男の子。そして彼らの友人た...
鮎川哲也賞受賞作家の「真史と歩シリーズ」第2作目。前にも書いたのだが、登場人物が中学生という設定は、違和感が有りすぎだ。なぜ高校生にしない。 高校生の日常ミステリー物だと思い浮かぶのは、やはり米澤穂信氏の「古典部シリーズ」。依頼人が女の子で、探偵役が男の子。そして彼らの友人たちが登場する。似すぎと言われるのを嫌ったのか、意識しすぎたのか。もう、そういうふうに言われていると思う。そんなことは気にしないで面白い話を書けばよい。
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謎解き的にはさほど面白いと思わない話だったけど、爽やかな描写と、もしかして書けなくなっちゃったの?と心配してたところの続編なので☆4にしました。一冊目が凄く良かったので、読めて良かったです。もっと色々書いてみて欲しい。 できたら小学校高学年向け位のに挑戦して欲しい作家さんなんだよ...
謎解き的にはさほど面白いと思わない話だったけど、爽やかな描写と、もしかして書けなくなっちゃったの?と心配してたところの続編なので☆4にしました。一冊目が凄く良かったので、読めて良かったです。もっと色々書いてみて欲しい。 できたら小学校高学年向け位のに挑戦して欲しい作家さんなんだよなぁ。
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謎解きよりも彼らの関係性の変化を楽しんだ。彩香の押しが強すぎて苦手キャラになる寸前。伏線ほどじゃないけど、ちょっとしたことが後の話のアイテムや行動に繋がっている流れが好き。
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今まで依頼人と探偵という関係だったから謎が絡まないとといった考えが有ったから友達同士では普通の事が難しい事や謎を気持ちを伝える手段とする所などが面白くて好きだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『探偵は教室にいない』の続編。前作よりも青春物語としての側面が強くなっている。 前作同様、4つの連作短編。 第一話 ロール・プレイ 探偵役である鳥飼の過去。安楽椅子探偵である彼が自らの扉を開く、そのきっかけとなる。謎自体は心理トリックと言うか、犯人役の動機が子供じみすぎないかという気も。 第二話 正解にはほど遠い 主人公海砂にまさかのライバル登場!?鳥飼に並ぶ強キャラ出現。謎自体はパズルですね。ただ、言外に潜まれたメッセージには唸らせられました。だが、主人公たち、中学生だぞ。わかるのか?最後の鳥飼の「a÷0」は良かった。 第三話 作者不詳 トリック?マークだが、謎自体はシンプル。ただ、中学生なら許されるが、それ以上だとちょっと怖いかも。 第四話 for you ここで鳥飼と海砂の話。お土産って誰に何買うか悩ましいよね。 以上、前作に引き続き、読みやすく面白かったです。今作は謎解きというよりも青春物語ですね。次作もありそうで今から期待です。
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図書館本。 シリーズの2作目。 洋菓子店の暗号クイズや美術室での奇妙な出来事を幼なじみの鳥飼歩に持ち込むと、話を聞くだけで解決してくれる。依頼人と探偵として繋がっている2人の距離が少し縮まった今作でした。
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「探偵は教室にいない」続編。やっぱり地味な謎と、穏やかな読み心地が印象的な連作ミステリです。 今回は二人の関係性にやや進展が……ないでもないか? 微妙な関係性に悩んでいる様子が、もどかしくも微笑ましくって。彼らの緩やかな日常の様にほっこりさせられます。 お気に入りは「作者不詳」。...
「探偵は教室にいない」続編。やっぱり地味な謎と、穏やかな読み心地が印象的な連作ミステリです。 今回は二人の関係性にやや進展が……ないでもないか? 微妙な関係性に悩んでいる様子が、もどかしくも微笑ましくって。彼らの緩やかな日常の様にほっこりさせられます。 お気に入りは「作者不詳」。最初は不審さがいっぱいに感じられてやや不安でしたが、真相にはなんだかほっとさせられました。実に優しい謎なのかも。
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