鳩護 の商品レビュー
27歳の会社員・小森椿が一人暮らしをしている部屋のベランダに、突然まっ白な鳩が飛び込んで来る。怪我をした様子の鳩の面倒を見ていたある日、謎の男に「お前は俺の次の『鳩護』になるんだ」と宣言されて…。 「鳩護」とは何なのか、白鳩が導くのは幸運か?災いか?椿に訪れるものは…?様々な...
27歳の会社員・小森椿が一人暮らしをしている部屋のベランダに、突然まっ白な鳩が飛び込んで来る。怪我をした様子の鳩の面倒を見ていたある日、謎の男に「お前は俺の次の『鳩護』になるんだ」と宣言されて…。 「鳩護」とは何なのか、白鳩が導くのは幸運か?災いか?椿に訪れるものは…?様々な要素が盛り込まれていて、意外に面白かった。
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08月-13。2.5点。 出版社で働くOL、ある日ベランダに白い鳩が住み着いて。。 ファンタジー系。何故鳩が主人公を選んだのか、主人公のラストの行動、鳩の目的、などなど不明点が多かった。
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「鳩護」(河崎秋子)を読んだ。 読む前は綿菓子のようにフワフワしたものを想像していたのだけれど、実際に読んだらとんでもない。100人乗っても大丈夫なようながっしりとした骨太の物語と颯爽とした文章が見事である。 河崎秋子恐るべし。 奇想天外なストーリーではあるのだがスーっと違和...
「鳩護」(河崎秋子)を読んだ。 読む前は綿菓子のようにフワフワしたものを想像していたのだけれど、実際に読んだらとんでもない。100人乗っても大丈夫なようながっしりとした骨太の物語と颯爽とした文章が見事である。 河崎秋子恐るべし。 奇想天外なストーリーではあるのだがスーっと違和感なく馴染んでしまう。 やはり河崎秋子恐るべし。 あー面白かった!
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歴代続く鳩護になった27歳の女子による不思議なエピソード。不思議と言えば夢だけで、白い鳩はたまたま主人公に纏わりついただけと言えなくもない。 他愛無いストーリーを作者の筆致で読ませてくれるような印象。会社の同僚、福田の顛末は祖父の死だけなのが物足りない。主人公をイライラさせるため...
歴代続く鳩護になった27歳の女子による不思議なエピソード。不思議と言えば夢だけで、白い鳩はたまたま主人公に纏わりついただけと言えなくもない。 他愛無いストーリーを作者の筆致で読ませてくれるような印象。会社の同僚、福田の顛末は祖父の死だけなのが物足りない。主人公をイライラさせるために何度も出てきた割に役割が薄い。次期鳩護も語られず、打ち切りにあったような終わり方です。
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野性味と、いかんともしがたい重荷を書き綴る秋子先生の作品とはひと味違う現代版河﨑作品で、スルスルと読み進めました。 とはいいつつ、鳩、競馬、鳩レースなど河﨑作品ならではの要素が描かれていて、河﨑作品入門版って感じでした。 鳩護の役割を終えた椿、幣巻は何を得たのだろう?どう変化した...
野性味と、いかんともしがたい重荷を書き綴る秋子先生の作品とはひと味違う現代版河﨑作品で、スルスルと読み進めました。 とはいいつつ、鳩、競馬、鳩レースなど河﨑作品ならではの要素が描かれていて、河﨑作品入門版って感じでした。 鳩護の役割を終えた椿、幣巻は何を得たのだろう?どう変化したのだろう? よくわからなかったけど、「今の私があるのは周りの皆さんのおかげです!」なんて謙虚全面で毎日過ごしてきたことに疲れて、「や〜めた!」と思った自分と、椿が男を殴ったのが重なり、椿も何かモヤモヤの毎日から抜け出すきっかけになっているのかもしれないな、と思いました。
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とにかく不思議な話。最初っから最後まで。 結局 鳩護って何やねん とか疑問は色々残ったが、鳩に対してすこし優しくなれた(気がする)。
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主人公は都内にある中規模の出版社で働く27歳の小森椿。 一人暮らしをしている部屋のベランダに突如舞い込んで来た白い鳩。 その鳩にハト子と名前を付け面倒を見始めた椿だが謎の男から「お前は俺の次の「鳩護」」との宣告を受ける。 「鳩護」って何? その宣告は一体? 椿と共に自分自身...
主人公は都内にある中規模の出版社で働く27歳の小森椿。 一人暮らしをしている部屋のベランダに突如舞い込んで来た白い鳩。 その鳩にハト子と名前を付け面倒を見始めた椿だが謎の男から「お前は俺の次の「鳩護」」との宣告を受ける。 「鳩護」って何? その宣告は一体? 椿と共に自分自身も困惑し、この奇想天外な物語がどこへ向かって行くのか非常に気になりながら読み進める。 椿の日常はリアルで共感しまくり。 片や椿が見る夢の中の世界は非現実的でありながらリアルと言う不思議なループに迷い込んでしまう。 ファンタジックで摩訶不思議な物語。
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思いがけず鳩を飼うことになった主人公。現れた謎の男による不思議な話と、夢で見るようになった不思議な記憶。興味深いプロットがちりばめられているが、ストーリーの展開が強引で登場人物の造形も荒っぽく、雑に書き飛ばした小説という印象。子ども向けのファンタジー小説として丁寧に書き直せば面白...
思いがけず鳩を飼うことになった主人公。現れた謎の男による不思議な話と、夢で見るようになった不思議な記憶。興味深いプロットがちりばめられているが、ストーリーの展開が強引で登場人物の造形も荒っぽく、雑に書き飛ばした小説という印象。子ども向けのファンタジー小説として丁寧に書き直せば面白いんじゃないかな。
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鳥好きなので、ハラハラして読んでました。(食べるのも好きだけれど) 主人公のモヤモヤが、女性としておおっぴらに言えないけれどわかる、、それでも受け入れて仕事こなしててほんと偉いと思った…。少しはいいことあってもいいけれど変化望んでなさそうだし、あれでよかったのかも。 フリーペーパ...
鳥好きなので、ハラハラして読んでました。(食べるのも好きだけれど) 主人公のモヤモヤが、女性としておおっぴらに言えないけれどわかる、、それでも受け入れて仕事こなしててほんと偉いと思った…。少しはいいことあってもいいけれど変化望んでなさそうだし、あれでよかったのかも。 フリーペーパー?でスピンオフがあったらしいですが、どこかに掲載されていないのかな?読みたかったです。福田さんにその後何があったか知りたい笑 渋めな主人公の作品しか読んでいなかったので、心躍る?ファンタジー作品も書かれてるんだ!と思って他の作品も読みたくなりました!
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『颶風の王』とか『肉弾』の重厚感とはうってかわってライトなファンタジー。 鳩に選ばれたって言われても〜 楽しく一気読みしました。
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